真夏日と草刈りと

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暑いとは聞いていたが。

本当に暑かった。

朝から、草刈り。

ここは王国で新規事業を行う予定の場所。

全体の輪郭を出したいということで、代表夫妻とともに草刈り。

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9時頃から始めて1時間ほどで、体温が上がってくるのがわかる。休憩を挟んだけれど、かなり疲れた。

 

午後からは田んぼに鶏糞追肥

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相変わらず日差しは強かったものの、1.5時間ほど作業した後は少し休憩を入れた。

自然王国ではもちろん、外仕事の方が多い。やらないといけないことも当然多いんだけど、必ず休憩を入れることで、長く動けるように考えられている。

しっかり休めるからこそ、持続的に動いていけるのではないかと思うのだ。

 

もちろん、やるべきときはずんずん詰め込んで一気にやってしまう時もあるけど、調整できるときは体調と相談しながら作業を進める。

 

実際、休みながら作業していても、夕方頃には軽く熱中症的な症状が出てきて、少しくらっとしてしまった。夜の仕事の前に少し横になっていたので、無事やり遂げられたが…

 

今週1週間は日差しが強い予報。やることもいっぱいあって焦るけど、ぼちぼち進めていこうか。

 

 

 

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水利組合と王国と千葉大学と。

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今日は3つの仕事が重なった。

午前中は水利組合の溝掃除。

午後は王国。

そして夜は千葉大学学生の受け入れ。

 

水利組合では、例年この時期に水路掃除を行う。小雨が降る中、溝に溜まった泥をすくったり、邪魔になる草を刈ったりする作業。

田んぼをやめる人も増えてきて、組合から抜ける人もだんだん増えてきている。コツコツ取り組んで、維持していきたい。

 

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午後からは王国。

なんと、午前中に他の草取りが終わってしまったらしく、昼からは大豆の定植を行なった。雨が結構降っていたので、みんなカッパを着ての作業。1時間くらい作業をした後は、お待ちかねのサウナ!私にとっても久しぶりで、本格サウナを堪能できた。

 

夜は千葉大学生の受け入れ。

今年、彼らは年間を通してこの地に通ってくることになっている。学生と対話することで、自分が新たに気づくこともできるし、とても楽しい。

彼らとなんらかの結果を生み出すことが目的ではなく、過程を積み重ねることで彼らが何か学べるのではないかと考えている。その過程を、共に歩んでいきたいと思うのだ。

 

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草刈りとウグイと

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今日の王国では、野菜出荷を終えた後、週末のイベント準備をしてから、山小屋周りの草刈りへ。この時期は、どんどん草が伸びてくるので伸び放題になる前に刈ってしまわないといけない。

午前中は山小屋まわり、午後からはカフェ周辺の草刈り。ほぼ1日草刈りだった。流石に1日やると疲れてしまう。でも、草刈りの後はまた風景が変わるので、その変わった風景を見るのも好き。

 

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王国では、ホタルブクロが群生している。その名の通り、蛍を花の中に入れるとかすかに光ってとても美しいのだ。雨に濡れた植物も趣深い。

 

夜、塾講師の仕事から帰宅して、いつものように水槽を覗くと、ウグイが腹を上向きにして沈んでいる。あれ?今朝まで元気だったのに?

改めて水槽を見ると、エアポンプのから泡が出ていないことに気づく。エアポンプのコンセントが抜けていたのだった。

 

おそらく、酸素欠乏に陥り死んでしまったのだろう。とてもショックだった。

 

このウグイは次女が川遊び体験に行ったとき捕まえてきたもので、それからずっと生きていて、体もようやく12センチは越えたかというところまで来ていて、狭い水槽の中、金魚に混じって悠々と泳いでいたのだ。

 

自分の愛していたものが突然去ってしまうことは、それが魚であってもショックを受けるものだ。なくなってしまった命が戻るわけではないが、せめて今日くらいは弔いの祈りを捧げたい。

 

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田んぼの管理作業!

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今日は王国の日。

朝から、田んぼの追肥で鶏糞をまく作業。

王国の散布機は調子があまりよくないので、2人がかりで作業するのが動きやすい。

1人が散布している間に、もう1人は鶏糞をふるいでふるって、計量しておく。

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撒くのがミツヲ代表、計るのが私。

午前中2時間ほどで終了。

そのあとは、水をチェックしに行く。

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王国は天水田なのだが、借りている田んぼは雨が降った後などは水路から引っ張ることができるので、塩ビパイプを設置してある。1つひとつ確認していかなければならない。

 

その後は、草刈り作業だ。夏が近づくと草の生える勢いもすごく、どんどん草刈りを進めていくのだ。

月末に大豆を植えたら、それからは夏野菜の管理作業と草刈りとがひたすら続く。

そう、夏がやってくるのだ。

毎年同じようなことをしているけれど、農業は同じようなことを同じようにやれることが幸せなのかもしれない。

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思わぬ見つけもの

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予報通り、今日は雨。思ったよりは降らなかったが、それでも1日雨が降っていた。月曜日は王国の日なんだけど、さすがに外での作業はできないので、午前中は先日収穫したジャガイモの選別と保管、午後からは事務所の整理作業を行なった。

 

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事務所の整理を行っている時、古い王国農園だよりが出てきた。2009年9月頃の発行だ。今から9年前。ここには、私が衆議院議員秘書となって王国を離れることが記してあった。この時から3年3ヶ月、衆議院議員秘書として勤務することになるのだが、この時点では、自分が何をするのかまだ全くわかっていない時期だった。

他にも、今はいないスタッフの記事があったりして、9年前の王国と自分に思いを馳せた。

あれから9年経って、ずいぶんと状況は変わった。昔を懐かしむというより、あの時も懸命にやっていたな、と思うのだ。

9年前はフルタイムで王国に勤務していたけど、今は週2日とイベント時だけの勤務。それ以外は民泊受け入れ、塾講師で生計を立てている。

今幸せなのは、自分が何をやるべきか、様々な観点で見つめながら実行できること。やりたいこと、やるべきことがなかなかバランスが取れないけど、着実に歴史を刻んできているような気がする。

 

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お手伝いというより、一緒にやっている人なのです。

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天気予報によれば、水曜日が雨でそのあと入梅ということになっている。

そこで、王国では今日はジャガイモ収穫をすることになった。

真ん中にいるのは、国王夫妻の長女。一緒にジャガイモ収穫をやってくれた。

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小さいながらも、一生懸命、ジャガイモを掘っていた。午前と午後、一日中一緒に畑にいたので、なかなかの持続力である。

 

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午前中終わりの写真だが、午後の作業終了の際には予定通りすべてのジャガイモを収穫することができた。品種は、キタアカリ、メークイン、男爵の三種類。大きな芋が収穫できて、食べるのが楽しみだな。

 

王国を終えて帰宅すると、いつもの通りザリガニの罠の確認。夕方に田んぼを回るときは、お隣の4歳になる少年が私の姿を見ると駆け寄って来て、「ザリガニ、やろう!」というのだ。

 

私がザリガニを入れるバケツを持って、彼が餌にする煮干しを持って1つずつ罠を確認し、ザリガニをバケツに移した後、彼が煮干しを罠に入れてくれる、という流れ。

お手伝いしてえらいね、という人が多いんだけど、実は私にとっては彼は、大げさにいうと、同志である。

なぜなら、ここ1週間以上彼はずっと夕方私と一緒にザリガニとりをしているのだ。

ザリガニを取りながら、幼稚園の話をしたり、ザリガニの様子について話をしたり、話題は尽きない。

懸命に作業をする様子は微笑ましいし、とても楽しい。そして、今日も一緒に作業することができた。

 

ザリガニがいることで、苗は切られるし、みっともないと周囲の評判は悪いし、自分自身も切ないんだけど、彼と一緒に動いたり、娘たちとも一緒に作業ができたり、共に過ごせる時間と空間があるのはとても嬉しいことだ。ザリガニ被害と同列に語れることではないのだけど。

 

H君、明日もザリガニとろうね!

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草刈りと腰と。

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木曜は王国勤務の日。野菜宅配作業を終えたあとは、田んぼの草刈りへ。草取りイベントの前に畔などの歩くところは刈ってあるので、今日は土手の部分を刈る。

 

棚田が平地の田んぼと最も違うところは、土手部分が多いということ。土手だから、当然斜めになっているので足場も不安定だし、土手の下の方の草は、なるべく田に落とさないようにするため、土手側に向けて刈り上げなければならない。

もうすでに慢性痛となってしまった腰をかばうために、ときどき草刈機の回転速度を落として、腰を伸ばすようにしている。昔なら何も気にしていなかったのだけど、身体にも気をつけないと、と思う年齢になってしまったのだな。この痛さとも、うまくつきあっていかないといけない。

 

なんか、すっかりジジくさい話になってしまった。いろいろ書きたいこともあるのだけど、なんかうまく言葉にできないので、今日はこの辺で終わりにしておこう。

 

 

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野にあるものは

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王国では、今季第1回目の草刈りを進めている。

今日は第1農場の草刈り。

第1農場では、ほら!

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麦が黄色くなって来た。

週末には、コンバインで刈りとる予定。

刈った麦は、埼玉の方でうどんにしてもらう。

乾麺にすると保存が効くので、食べるのがかなり楽しみ。

そのほかにも、いろいろ用途を考えている。

大麦もあるので、麦茶を作ることもできるな。

 

草刈りをするときは、音楽を聴きながら刈るときもあるのだけど、今日はイヤマフだけをして騒音をカットして作業を進めた。イヤマフをすると疲労度がかなり違うので、今では欠かせない道具になっている。暑い季節にはかえって暑さを感じてしまうのが玉に瑕だが、それほど長時間やるわけでもないので問題ない。

 

草刈りをしている最中に、土手に桑の実があるのを発見!暑くて疲れて来たので、3〜4個つまんで食べると、柔らかな甘みが口の中に広がって、疲れが少し取れるような気がする。この時期、農村で暮らす仲間たちのSNSには、結構な頻度で桑の実の話題が出てくる。野にあるものは野で食べると、本当に味わい深いな。

毎日の暮らしの中で、ふと感じることがあって、それを書き留める場を持てるのは幸せなことだ。

 

 

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王国、田の草取りイベント!

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田植え後1ヶ月くらいで、第一回目の草取りを行う。自然王国では除草剤を使わない栽培をしているので、サポーターみんなで手で草をとる。2回計画されていて、今日はその1回目。

 

初参加者の人もきてくれて、早速作業開始。

15人くらいきてくれたので、早い早い。

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手を熊手のようにして、田の土をかき混ぜて行く。

こうすることで、稲の根を切り、さらに小さな草を水面に浮かせてしまうのだ。稲の根が切れると、さらに根を伸ばすので根張りのいい稲になる。

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実は、今年は自然王国でもザリガニの被害がひどい。稲の苗を少し譲ってもらったので、それで補植を行なった。稲が切られているところは何もなくなるので、本当に切ない。

 

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補植の後は、クズ大豆を田んぼにまく。大豆が腐敗することで、次の草の発生を抑制する効果があるそうだ。

 

最後に、自然王国自然農田んぼの会によって、とよさとという品種のコメの苗代作りを行った。サポーターの1人が、ぜひやりたいと行って持ち込んでくれた企画。100gほどのもみだけど、このモミが育って広がって行ってくれることを願う。

 

夜は、王国で今たくさんキャベツが取れているので、それを使ったお好み焼きをやった。かなりの枚数を鉄板で焼いた。さらに、我が家でたくさん獲れているザリガニを調理する。

塩茹でしただけのものと、殻をむいて炒めたものを出した。これがザリガニ?と思うほどエビに近くて、なかなか妙味がある。

100匹ほどのザリガニを1匹残らず食べてしまった。一矢報いた、というわけでもないけどただ殺すよりは食べたほうがまだマシかなあ。

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塾での勉強から。

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朝から、サポーターのTさんとSさんが王国に来てくれた。週末の草取りイベントに参加できないので、あらかじめやっておきたいとありがたいお申し出があったのだ。

午前と午後で4時間近くやってくれて、ずいぶん草取りが進んだ。週末のイベントでは、大きな田んぼをみんなでやれば大丈夫という状況になった。ありがとうございました。

 

夜の塾は、中2の英社の授業。英語では、be going to~を勉強した。「〜する予定だ、〜するつもりだ」という意味で使われるけど、教科書の例文に加えて、今度6月にテストを受ける予定だ、という文章と友達と木更津に映画を見に行くつもりだ、というのを英語にして提示すると、少し生徒たちが関心を持ってくれたみたいだった。私の英語はまだまだなのだけど、教科書に加えて身近な例文を作れば、もしかしたら英語が楽しくなるかも、と思う。

 

社会では、ちょうどイギリス名誉革命〜アメリカ独立宣言〜フランス革命という近代民主主義の萌芽について学んだ。時間がなさすぎるので、駆け足で事項のみの説明になってしまうのだけど、民主主義ってなんだろう?という根本的なところを少しだけ話すことができた。

 

この地に暮らすことは、ただ生活を営むだけでなく、どんな社会で暮らして行きたいか、自分の考えをどう社会に反映させるか、などを話してみた。

 

学校で授業を終え、部活で体を動かして、その上9時半近くまで塾で勉強で、中学生は本当に大変。テスト対策で塾にきている子が多いのだけど、テストに出ることに少しアレンジを加えて話してみるのも、たまにはいいかもしれない。

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