草刈をしつつ

夜中にひどい雷がありましたが、
今日は快晴でした。

刈払機を持って畑に到着。
エンジンのかけ方もマスターし、
残さず刈ることもできるようになりました。

雑草の役割については、
善悪どちらからも見方がありますが、
ちょうど花が咲いて、種をつける直前なので、
思い切って刈ってしまいました。
(雑草が生殖成長の段階に入っており、
子孫保存のために生きているので、
この段階で刈ると根が残っていても
雑草が再生しにくいのです)

草を刈るか、刈らないか、という
単純作業にも、いつでも
『いったいどういう農業を目指しているのだ』
『何に向かってやっていくのだ』
という問いかけが低周波のように
脳裏に響いています。

私のやりたいことが
机上の空論で終わるのか、
それとも実際に顕していけるのか。

『世の中は奇麗事ではない』
という言葉とどう闘っていくのか。

言葉より行動を。

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醗酵させる

「つけもの」は、私にとって母がつけるものでした。
買うほど好きではないし、
かといって漬けるのはめんどくさいし。

そんな私ですが、先日から漬物を始めました。
高菜の漬物です。
九州ラーメンを食べたときに、
辛子高菜が食べ放題の店がありますよね。
それがとてもおいしかったのです。

秋に懸命に植えた高菜が
春になり大きくなったのに
トウが立ち始めるまで動きませんでした。
野菜にあわせて動けないと、
農業なんてできないですよね。

そこで、遅ればせながら
何とか高菜を生かそうと思い
漬け始めた次第です。

残念ながら、インターネットでは作り方が明確に
わかりませんでした。
ですので、わかった範囲で漬け始めています。
明日以降は、浅漬けから本漬けに入ります。

今日はもう一つ、高菜キムチを作りました。
こちらは明日から食べれそうです。
塩分の分量計算を失敗してしまって
あわてて水洗いしたのですが、
さあ果たしておいしく出来上がるでしょうか?

漬物にしろ、味噌にしろ、『醗酵』という要素が
重要な位置を占めています。
もちろん、堆肥もボカシ肥も醗酵です。

『醗酵』をマスターすれば
生活にもっと面白みが出てきそうです。
微生物の働きとつきあうのは、
考えるだけでわくわくします。

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岩の上に咲く花

ガンコ山に登りました。
晴れ渡る空、眼下に広がる森の
景色はすばらしいです。
狭い山道を登って、
こんなにきれいな場所に出るなんて
なかなか想像できるものではありません。

岩の上に一輪だけ咲く花を撮影しました。
スミレかな?
乾いたコケの上に生えています。
水分は、このコケから補給しているようです。
群生せずに、一輪だけ咲いている姿も凛々しく、美しいです。

自然王国に来る人々の顔が輝いているのはなぜでしょうか?
それは、目の前に困難があることを承知の上で、
それでも自分で自分の道を切り開くということを
意識的ないしは無意識的に持っているからだと思います。

『こうしていけば安定して、安心して暮らしていけるよ』
といわれていた時代は残念ながら崩壊しつつあります。
これからは、時代に流されるだけではなく、
『自分がどう生きていくのか』
ということを思って生きていくことが必要になるはずです。

確かなものがない時代に確かなものを探し求めるのではなく、
今ここにあるもの、自分の中から発せられる直感を指針に
果敢に生きてゆくのだ。

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人とのつながり

ここ2,3日、滋賀から来た女の子が滞在しています。
先日の東京の講演会で出会って、
「遊びに来たい」といってやってきました。
一緒に仕事をしていると、楽しいです。
自然王国の今後が見えてくるような感じです。

また、今日は三尾さんの友人たちが二人訪ねてきてくれました。
二人とも、千葉と北海道で新規就農します。
地元とのつながりを大事にしていこう、というのは
私たちと似ています。

新たな旅だちをともに祝いました。
話していると、以下に自分が甘いところで
日々を過ごしているかを痛感させられます。

地元学の『あるもの探し』というのは
奥が深いものですね。
王国の豊かな自然を、
加工食品にして広めていきたいです。

やる前から「無理だ」と決めてしまいがちですが、
挑戦してみるべきですね。
木曜日につけた高菜は、そろそろ一度上げてみる時間です。

自分で自分の人生を創っていこうとする人たちが
幸せなことに私の周りにはたくさんいます。
あきらめてしまいそうなときは、
そんな周りの人々を思い出しながら、
再びがんばっていきます。

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Z船に乗る

自然王国の愛車Z(ゼット)で
江ノ島まで行ってきました。
平成18年から完全施行される
食品リサイクル法をうけて、現在食品残渣を
堆肥化する活動が進められています。

その活動をすすめているNPOが主催する講演に
行ってきました。
食品残渣の堆肥化はまだ始まったばかりの技術といってもよく
油分や塩分の含有量が比較的多かったりします。

しかし、年間2億8千万トンもの食品残渣が燃やされている現状に
鑑みれば、勇を鼓して処理方法を考えるべきでしょう。
自然王国でも使ってみたいと考えています。

ところで、子犬たちは元気に過ごしているようです。
たなこがえさを食べる量は格段に増えました。
貰い手探しを展開せねば・・・

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母の顔

とうとうたなこが出産しました。
朝起きると、たなこが昔のように軽やかに走ってくる!
おかしい?昨日までぼてぼてだったのに。

小屋を見てみると、何もいない?
あれ?とおもってジローの小屋まで行くと、
産んでいました。

白、黒、黒にちょっと白、茶、ぶちと計五匹。
白と黒、ぶちがメスで、残りがオスです。
まだ、目も開けていません。

様子を見ようと抱き上げると、
たなは不安そうに私の顔を見ます。
お乳を上げていたり、
おなかをなめてやったりしているところは
母の顔だな、とかわいく思います。

それにしても今日は、かわいい、という思いとあわせ、
『あら、どうしよう、どうしよう?』と
わけもなく狼狽してしまいました。
子が産まれた父親ってこんなんだろうか?
などと思いながら(苦笑)。

今インターネットで調べたところによると、
5週間くらいで離乳期が始まり、8週間で完全離乳するようです。
いつくらいから子犬をもらってもらえばよいのでしょうかね。

今日から、子犬を飼ってくださる方を大募集いたします!
現在1頭の予約が入っています。
もう少ししたらお見合い写真を掲載しますので、
どうぞご連絡をお待ちしております。

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季節とのつきあい

苗を作ってもらっている
Kさんのハウスで、トマト、かぼちゃ、ピーマンの苗の
移植を行いました。
あと2週間で、畑に定植します。
夏野菜の定植がいよいよ始まります。
うまくいったら、夏は毎日収穫で大忙しでしょう。

『春ですよ、春!』
といっていた頃はとっくに過ぎて、もう夏の準備が始まっています。
いよいよ農繁期。

時はあっという間に過ぎていきます。
農業は時間のスパンが長いので、一回一回を大切にしないと
次の挑戦まで時間がかかってしまいます。

自分ばかり優先しないで、
自分の位置をどこに持っていくのか、それが問題だ。

(写真は、トマトの苗です。)

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雨のち曇り

3月の王国イベントで植えつけたジャガイモの芽が大きくなっています。
5月には、土寄せ、芽欠き、追肥を行う予定です。
土、日に作業を設定する予定なので、ぜひ一緒にやりましょう。

王国田んぼですが、雨の日を利用して、石田さんがうなっていました。
田植えまであと3週間。
時は刻々と過ぎていきます。

たなこの腹は限界かと思うほど大きくなっています。
あと2,3日で生まれそうです。
どうしようか?

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雨の中

事務所前の山桜がきれいに咲いています。
山小屋前の桜は葉が出てきて、
葉と花のバランスがとてもきれいです。

ジャスコに行って、水筒を買ってきました。
これからの季節、ペットボトルを使わずに、
まめに水筒で水分補給をするつもりです。

田んぼにとっては恵みの雨です。
雨の中、石田さんは田んぼをうなっていました。
畑は何もできないので
今日は部屋に閉じこもって文献調査を行いました。

ああ、調査だけではなく実際に動きたい!

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