出身県って

のっけから恐縮です。

ご存知の方はご存知でしょうが、

わたしは関西、兵庫県出身。

読んで字の如く、関西人。

関西人は、と一般化するのは他の関西人に失礼ですが。

関東に引っ越してきて早9年目。

すっかり関東に慣れたつもりでいたけど、いやぁ、まだまだ。

関西人にとっては、関東人の割り切りのよさが何とも。

わたしが求め過ぎなのか。何なのか。

出身とか、育ってきた環境とか、そんなものは関係ないと思っていたけど、

一度根付いた性というものは変えられないものなのだろうか。

でも、今のところここで生きていくことを決断したわけで。

一度した決断をそんなに簡単に変えるわけにもいかないし。

 

閑話休題。

さっき消防団の定期訓練後の飲み会で飲み過ぎて、

堺雅人の新作「リーガル・ハイ」を見ながら、

なんか感傷に浸ってしまったというわけ。

半沢直樹以来、すっかり堺雅人ファンになってしまったわたしです。

 

明日は、鶏小屋に防鳥ネットをはって、鶏たちが自由に遊べるように準備しよう。

日々のくらしのなかで、一つ一つ積み重ねていくしかあるまい。

ふ〜、すみません。

愚痴をこぼしてしまいましたよ。

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一週間やりきった!

といったって、まだ金曜日を終えただけなのだが。

今週は王国の稲刈りもあり、いつもより多く出勤し、

塾の予習にもあまり時間を割けなかったため、塾を終えて帰宅してからの準備となってしまい、慌ただしかった。

 

今日も王国の稲刈りを行った。

待ちかねた大百姓のHさんが午後からコンバインでどんどん刈ってくれた。

わたしは途中で帰ってしまったためどこまで進んだかわからないのだが、大きなコンバインだと少々のぬかるみをものともせずに進んでしまうので、圧倒されてしまう。そりゃ、コンバイン欲しくなるわな。全然作業効率が違うんだもの。

でも、高いなぁ。コンバインを買っても、今の王国の規模ではとても償却できない。

とすれば、結局持っている人にお願いするか、古い機械でぼちぼちやるかしないよな。

現状は過渡的なものにすぎないと割り切ろうか。

 

塾は、途中休憩を少し挟むものの、19時から22時前まで約3時間行っている。

英語、国語、社会を一気に。

中1なので、あまり詰め込みたくはないのだが、文系授業を担当しているのがわたししかおらず、やむなく一日で強行、というスケジュールを今日から始めた。

来週からは高3生のセンター試験対策授業が始まる。

う〜む。大丈夫か、自分。

 

22時半頃に帰ってきて、酒もインスタントラーメンも食わずにやりきれるのか。

今は大丈夫だけど、意志の弱い私、いつコンビニによってラーメンを買ってしまうかわからないぞ・・・

 

明日は久しぶりの休み。

家族写真を撮って、回転寿司に行って、歯医者に行って、

夜は消防団の定期訓練。

うん、やっぱり忙しい(笑)

 

 

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次女幼稚園運動会等、長い一日であった。

朝から次女の幼稚園運動会。

年長さんなので、最後の幼稚園の運動会になる。

他の地域の運動会のことは知らないんだけど、

うちの幼稚園はなんせ父親の参加率が高く、

さらに保護者参加の競技も多くて、

保護者も大忙し。

 

次女は、彼女なりに賢明にがんばっている姿が見えて、

いつも長女の張り切りの陰に隠れてしまっている次女の輝きが見えて、

とてもうれしかった。

(ああ、親バカですみません。)

 

わたしも、障害物競走、綱引き、親子リレーに出場。

親子リレーは、大山、吉尾、主基の3地区対抗戦として設定されたので、

俄然みんな盛り上がる。

妻に走ってもらおうと逃げていたが、やっぱり最後だし走っておこうかなと思い挑戦。

久しぶりに全力疾走したので大回りしてこけそうになってしまう。

ドタバタ走りになってしまったが、あとの走者が早かったので見事大山地区勝利!

次女も満足していたようで、いい運動会だった。

 

昼食後少し休んで、自然王国に上がり稲刈りの続き。

2時間ほど稲刈りに没頭し、帰宅。

わたし以外のスタッフは、月曜からずっと稲刈り続き。

でも、作業はやればやるほどうまくなってくるので、

ある意味仕事をしながら作業効率を高めていく、おもしろい挑戦ができているわけでもあり。

明日も稲刈りは続くのだが、明日は大きなコンバインが入る予定なので、一気に進むはず。

 

夕食後、塾。

最近忙しい日が続いていて、予習をする時間を作るのも大変なのだが、

今日は話していて左側頭後部が痛くなったりして、ひょっとして頭の先が切れるんではないか?と思ったほど。ちょっと大げさかな。

片づけを終えて、10時前に塾を出る。

 

帰宅して、明日の塾の準備。明日も稲刈りなので、今日やるしかない。

で、それはまだ終わっていないんだが、パソコンを開いて今ブログを書いている。

毎日400字を書こう、と決めてしまったがために、まだやめられない。

もうだめだ!と思うまではやっていこうと思っているんだけど。

 

今日はradikoで、荻上チキ・Session-22を聞きながら書いている。

荻上チキさんってすごく理知的でまとめ上手。

聞いてておもしろいし、勉強にもなる。

すごい人が居るもんだなぁ。

 

 

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稲刈りは続く

時は10月初旬。

本来であれば、ほとんどの農家は稲刈りを終えている時期。

しかし、自然王国ではまだ稲刈りが残っている。

 

自然王国では、会員さんと行う会員田んぼ4反と、代表の藤本博正が栽培している田んぼ約1町歩がある。会員田んぼの田植えは5月のゴールデンウィークに行い、9月の初旬に稲刈り。王国田んぼの方は、5月末植えで9月末には刈る予定にしている。

王国田んぼは、王国スタッフで刈るというよりかは、地元の大農家がもっている大きなコンバインで刈ってもらい、その周り仕事を王国スタッフで行うという流れになっていた。

 

自分でやるのも大変だが、人に頼むのも大変。

つまり、自分の都合ではなく、人の都合に合わさなければならないからだ。

さらに、それだけではなく、天気の都合に合わさねばならない。

もし自分で全てやっているとすれば、自分の都合が悪くてもてん気に会わさなければならないし、農業をやっている以上はそれは当たり前のこと。

しかし、それを人に強要することはもちろんできないわけで、作業が進まなくてやきもきすることになってしまう。

 

で、今年。

お願いしている農家との都合がなかなかつかず、せっかく乾いていた田んぼも降り続く雨のおかげでまたぬかるんでしまった。

そこで、いろいろと話し合いをしたなかで、小さい田や、コンバインが入れないようなところから王国スタッフで刈ることになった。

 

今週月曜から稲刈りを始めた。

やはり、秋の長雨のなか、田んぼは結構ぬかるんでいて、バインダーはなかなか動かしづらいし、長靴も田の中にどっぷり入ってしまう。

でも、快くお手伝いに来てくれる仲間がいるので、だいぶ進んできた。

 

明日も、稲刈り。

週末も、稲刈り。

わたしは全ての日程に参加できるわけではないのだけど、やれるときにはどんどん進めたい。

稲刈りは、続くのだ。

やるのだ。

 

 

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ギター、弾いてみませんか(鴨川近郊限定ですが)。

今年の6月から、毎月一回、地元の大山公民館で「初級ギター講座」というのをやっていた。

ギター、と書いてしまったがために、クラシックギター持参の方もおられたのだが、

(わたしは主にフォークギター弾き)なんとか今日の最終日までこぎ着けた。

年代は40台から80台まで、8人。

2回目までは全員そろっていたが、1人減り、2人減り、今日は最終日なのに2人の出席であった。

やはり、平日の昼間だということと、ギターは継続的に練習しないと弾けるようにならないのがハードルなのか。

はたまたわたしの技術が足りないのか。まぁ、足りないから上級ではなく初級で、みんなで楽しく弾きましょうというレベル設定にしたのだけど。

そもそも、わたしはプロでないし、アマチュアと言ってもそれほどうまい方でもないし、リードギターが弾けるわけでもない。

ただ、フォークギターの基本的な奏法をマスターしていること、それをどのように練習すれば弾けるようになるかの方法論を持っているにすぎない。

でも実はうれしいことに、こつこつまじめに練習される方もいて、その方はこの半年で本当に上達された。もともと弾けていたようなのだが、ウン十年ぶりにギターに触ったとのことで、再びやり始めたいと思ったようだ。

 

そこで、ご提案。

ギター、練習してみませんか?

 

10月までは公民館主催ギター講座だったのだが、5人集まれば公民館クラブとして認定されるらしい。

今いる生徒さんたちとの話し合いでは、毎月第1火曜日13時30分から15時まで。

一回1000円。ということになっている。

場所は大山公民館講堂。

もし、やりたいよ!という方がいらっしゃればぜひご連絡をお待ちしております。

全くの初心者でも、コツコツやれば弾けるようになりますよ〜。

(人が集まれば正式にスタートできます。現状ではぎりぎりです・・・)

 

以上、今日は全くの宣伝でした。

どうぞよろしくお願い致します。

 

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これもご縁だから。

一日、王国で稲刈り。

とっくの昔に終わっていなければならないのだが、

稲刈りを請け負ってくれている人と作業段取りがうまく行かず、

結局、できるだけ王国で進めてくれ、ということになったのだ。

バインダーを友人に借りに行き、2台で刈り始める。

乾いていた田んぼも、雨が何度も降ってしまい、ぬかるんでいるところもある。

とにかく、ひたすら刈り進める。

今週一週間でなんとか終わらせないと。

普段は週2回しか王国に行かないのだが、今週は何度か通って稲刈りをする予定。

 

王国のあとは、塾。

今までは中学生を教えてきた。大分なれてきた部分もあって、ペースをつかみかけていたのだが、今月から高三受験生を教えることになった。

う〜む。さすがにいきなりは辛いとも思ったが、受験生にももう時間がない。

話をしてみると、なんとか成績を上げたいという熱意も伝わってくる。

ここまで来てしまったら、受けるしかないだろう。

どこまでやれるかわからないけど、なんとか第一志望に合格できるよう、わたしも時間を段取りして、取り組んでみよう。

目の前に降ってきたことに関しては、なるべく断らずなんとか実現したいと思っている。

よし、やろう。

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「里山資本主義」・・・里山革命家という人々

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 ちまたで話題になっていたので、遅まきながら手に取った。

 アメリカ型の「マネー資本主義」に対置されるもの、

補完されるものとしての「里山資本主義」について書かれた本。

 

具体例として、岡山県真庭市で、製材工場から出るチップ、製材くず等をペレット化し、木質バイオマス発電をすることで、化石燃料への依存を減らしている人々があげられている。

おお、すごい。

これまでいろんなところで見聞きしてきたけど、その内容が新書になって、それがさらに10万部を突破しているところがすごい。

 

また、新鮮な驚きを得たのはオーストリアの事例。

 

今日、偶然にもオーストリアのウィーン大学で日本学を研究し、今年一年日本の高齢化社会について研究プロジェクトをおこなう女性研究者たちが我が家を訪れていたのだが、その後読み始めたこの本に、オーストリアの事例が載っていて、なおさら驚いた。

本論とは関係ないのだが。

 

オーストリアは内陸国で、日本同様低資源の国で、その上石炭も産出されず、ロシアから天然ガスの輸出停止をちらつかされたりすることも多く、エネルギーの安定供給をどのようにはかるかが国家的課題であった。

木材を製材したあとの副産物であるチップをペレット化し、さらにペレットボイラーの研究を進めることで燃焼効率の高いストーブを開発し、ロシアからの天然ガス依存、隣国からの原発で発電された電気を買わずにすむようにしたそうだ。

憲法に、原発で作られた電気は使わない!と明記しているそうで、しぶすぎる。

 

オーストリアは北海道ほどの大きさで、そのうち森林面積は国土の15%ほどなので、資源を使いすぎると資源の枯渇を招く危険性がある。それを守るために国が厳密に資源調査を行い、どこを伐るか、どのように利用するかについて厳格な資格要件をクリアした森林官、森林管理者がきちんと管理しているとのことだった。

 

この方式がそのまま我が国に移植できるわけではないのだろうが、国のあり方、地方のあり方を住民全員で話しあって決めるというスタイルがとても気に入った。

 

さらに、日本の事例では、各地域で里山資源を利用しながら地域で仕事を作り出したり、大学や企業と研究実践を進めている人々の事例がたくさん取り上げられていた。

本書は、そのような人々のことを「里山革命家」と名付けていた。

う〜ん、これいいな。

 

革命って、政権を転覆することのように思われ、危険きわまりない人間のように思われているが、この里山革命家たちは、別に政治家を目指すわけでもなく、大企業経営者になるわけでもなく、日本各地、世界各地の人々とつながって、どうすれば楽しく暮らせるか、資源になるべく負荷をかけずに利用できるかを考え実践しているだけ。

そして、それこそが政治や行政に頼らない新しい集団、コミュニティを生み出すことにつながるんだと思う。

うん、里山革命家、いい響きだ。

 

 

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ここにもこんな縁が。

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今日は懐かしい仲間たちとのバーベキュー。

昨年の衆院選をともに戦って、久しぶりに集まれた。

10月に入って、だんだん寒くなり、小雨模様であったし、

どうなるかなと思ったけど、なんとか強行できた。

秘書時代は、結構人の顔色をうかがって過ごしていたのが事実なんだが、

今日集まった人たちは本当に気の置けない関係になれて、集まるのが楽しみだった。

久しぶりに会うと、つもる話もあって、

それぞれに大きな変化もあって、出会えたことの喜びも感じる。

楽しいお酒と、おいしいお肉を食べてすっかりいい気分になってしまい、

今は我が家に宿泊する若い秘書と話している途中。

すっかり政界からは足を洗ってしまったんだが、

こんな関係が続くだけでもいいのかなと思った。

縁からさらに生まれる縁があるのだろう。

それも楽しみ。

 

 

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一度やり始めたら。

来年度の動きについて、またまたミーティング。

去年開墾した田んぼを、今年もう少し増やし、

元果樹園だったところも、きれいに草刈り、伐木しようと言う話になっている。

「ところでみなさん、きれいにしたあとの管理はどうしましょうか?」

 

う〜む。

開墾については、これが一番大きな問題になってくる。

部屋の掃除を考えたらわかりやすいと思うんだけど、

いくら部屋を掃除しても使っているうちに乱れてきて、

日々掃除をくりかえしてきれいな状況を維持しなければならない。

開墾した場合、開墾はだいたい冬に行うことが多いので、

そのときは草も木も刈られてとても美しい状態で、見ているだけですっきりする。

しかし、すぐ春が来て、夏が来る。

秋になるまで、草は生え放題。

せっかく開墾してきれいにしても、あっという間に草で覆われてしまう。

それを防ぐためには、どんなに少なくても年に2〜3回は草を刈らねばならない。

それでも2〜3回では、草がある程度生えている状態になってしまう。

 

それを、さらに面積を増やすのか?

自分の土地でさえままならないのに、さらに増やすのか?(苦笑)

「いや、これは耕作放棄地を住民の力で再生維持するためのモデルになるよ」と私も発言したが、言うは易し行うは難し。

 

では、草刈りをしたくなるために、果樹を植えようよ。

レモン、ユズ、梅なんかどう?

それも、植えたら管理しなきゃならないよ。

 

う〜ん。そうか、だから耕作放棄地になってしまうのか。

語るに落ちた。

 

しかし、この少子高齢化時代に、あえて耕作放棄地を解消して、

みんなが集える場所を作ろうと画策しているのだ。

集うために、アイディアと工夫を考えようではないか。

そのために、やれることはなんだってやるさ。

全国的に問題になっていることを、各地の取り組みでなんとか解消しようとしているわけだし、われわれも行動すればなんとか道が見えるかもしれない。

 

一度やり始めたら、とことんまでやらなければならない。

その意気でやらなくてはならない。

そうでなくても、「だからよそ者は」「やっぱりよそ者は」と言われているのだから。

別に勝負するわけではないけど、持続できる方法は、結局自分自身で編み出すしかないのだろう。

 

(ミーティングのあとはいっつも燃え上がって文章量が多くなってしまう。)

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田舎で暮らしたからと言って

夕食時、何気なく新聞を読んでいると、週刊誌の広告のなかに、

「こんなに大変な田舎暮らし!」というようなタイトルで、

田舎暮らしでいかに失敗したかの小見出しがついていた。

中身を読んでいないのでよくわからないが、田舎暮らし失敗談としては

ありふれている見出しだったので、つらつらと思うことを書いてみたい。

 

わたしは、「田舎暮らしがしたい!」とか「自給自足のくらしがしたい!」という思いがあって鴨川に引っ越してきたわけではない。

鴨川自然王国で働いてみたい、というただそれだけで来てしまった。

(もっとよく考えろよ、という心の叫びあり?)

都市農村交流を行う現場作りがしたかったことが一番の原因と言ってもいいだろう。

だから、田舎で暮らしたいという人たちの話を聞くのがある意味新鮮である。

どんなところに魅力を感じているのかをざっとあげると、

・自給自足したい

・都会の喧噪を離れてくらせる

・新規就農したい

・第2の人生を送りたい

・自然環境がいい

・子供を自然と関わらせて育てたい

などなど・・・

これ、田舎で暮らせばほとんど実現できる。

 

でも、知っておいてほしいのは、田舎暮らしはユートピア、

理想社会で暮らすこととは違うということ。

 

田舎にだって、人は住んでるし、

つきあいはあるし、さらに干渉される場合もあるし、

つまらないと思えるしきたりはあるし、

人の目は常にあるし、言ってみれば、

誰もが細かいところに不満や生きづらさを抱えている。

 

それでもわたしが田舎というか、この地で暮らしているのは、

”田舎”で暮らしたいからではなく、”この地”で暮らしたいからだ。

 

縁あって鴨川に引っ越してきて、たくさんの人と出会って、

たくさんのことを経験して、ここで暮らすことが本当に楽しいからだ。

不便なことはたくさんあるけど、おもしろいこともたくさんあるし、

腹の底から笑えることもある。

収入が少なくってげんなりしている日もあるけど、

がんばって仕事を作ろうとする気にさせてくれるこの地の雰囲気もある。

 

だから、自分の描いた理想の”田舎”で暮らすのではなく、

そこが自分の住みやすい”住処”にしてくれればいいなと思っている。

できることなら、わたしもそのお手伝いがしたい。

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