昨晩から、雪が降っていました。
というものの、やはり大田代限定。
山小屋近辺は、一日雪が残っています。
冬、本格的到来です。
寒い寒いと言っていると、
ちょうさんに「飯山はこんなもんじゃないよ」
と言われてしまいました。
体感温度はすごく低いような気がしているんですけど。

でも、冬は身体の芯から冷えるので
身も心も引き締りますね。

画像は、事務所前のもみじに少し残った
雪の写真です。

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ネギの種まきをしました.
この時期では、遅すぎるという意見もありますが、
ビニールトンネルをかけてやれば
何とかなるのでは?と思いやっています.

今年は会員のkさんがお手伝いしてくださったこともあり、
わらがたくさん保存してあります.
わらを畑に敷くのは、昔ながらのやりかたなので、
どんな結果が出るか楽しみです.

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ただの料理本に非ず

三尾さんから、面白い本を紹介してもらいました。
借りるだけでは満足できず、昨日東京で購入してきました。
それは・・・
百姓 赤峰勝人の野菜ごはん (オレンジページムック―心地いい暮らしがしたい)「百姓 赤峰勝人の野菜ごはん」(オレンジページ刊)
という本です。

赤峰さんは25年かけて「循環農法」という
独自の農法を編み出したそうです。
農法にもとても興味があり、いずれ本を
買うつもりですが、今日のテーマは食事です。

彼の料理は、すべてシンプル。
野菜も、ぬめりやアクとりもせず、皮もむかず、
すべてをそのままいただきます。
前から、野菜をおいしく食べる料理法はないかな、
と思っていましたが、どんぴしゃのタイミングでした。

「循環農法だからできるんだ」
という内容ですが、
無農薬有機栽培といえば、
わが鴨川自然王国もそれに準ずるはず。

実際に試してみないとなんともいえないのですが、
作り方、写真を見ていると、
「絶対おいしいはず」と思えてきます。

実は今日、キャベツを初収穫しました。
そこで明日の朝は、キャベツのおひたしを作ってみます。
うまくいけば、王国料理に一大変革のときが
訪れるやも知れません。

この本、少しでも気になった方はぜひ購入ですよ。
食に対して新しい目を開かされそうです。

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誠意を役立てる

休みを利用して、妻と東京に買い物に行きました。
月に一度くらいは東京に出るのですが、昼前について
夜は7時くらいにバスに乗るので、計画していた
用事を済ますだけで時間が過ぎてしまいます。
東京にはたくさんの会員さんもいるのに、
お会いできなくていつも残念に思っています。

久々の東京。
やっぱり、月に一度はこないと、と再確認しました。
なんせ、スピードが違います。
如何に鴨川でのんびり過ごしているか痛感させられます。

新宿の百貨店で買い物をしたのですが、
サービスの丁寧さに今更ながらに驚きました。

仕事力

仕事力

の中に、ワコールの
塚本社長の話を思い出しました。

「人はなぜ仕事をするのかといえば、
報酬を得るためだけではなく、
自分の誠意を役立てるため
私は本気でそう思っています。
それはきれいごとだと笑うようなら、
あなたはまだ、あなたの仕事に出合っていない。
本当ですよ。」

「お客さんやねんからご機嫌とるのは当たり前やろ。」
と言われてしまえばそのとおりかもしれませんが、
それでも今日の店員さんの応対は、
買い物に行ったどの階でも好印象を持てるものでした。
私に商品知識がないため、いろいろと質問をしたところ、
実に的確な説明を受け、安心して購入することができました。

私は、自然王国の仕事に誠意を尽くし、誠意を役立てているだろうか?
振り返ってみれば、やはり足りないところが多いです。
人の受け入れにしても、事務的な資料の作成、そのほか犬の世話など、
まだやれます。

自分で自分に限界をつけることほど情けないことはないです。
とすれば、やることはただ一つ。
本気で集中して仕事に取り組むことです。

ほめられるといい気になる私ですが、
自分をしっかり振り返って価値ある生き方をしてゆきたいです。

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ゆるやかな暮らし

12月3日に、ブラウンズ・フィールドBrown's Field|ブラウンズフィールドを見学してきました。
王国に遊びに来てくださるたくさんの人たちから、
「あそこはいいよ〜」とずっと言われていたのです。

今回は、11月12日のプレハブヘンプ内装ワークショップに
来ていた方がブラウンズ・フィールドを紹介してくだったことが
きっかけで、訪れることができました。

途中、三尾さんに「サンドラ跡」などの
サーフィンスポットを教えてもらいながら、
車で2時間弱走り、到着しました。
国道から10分ほど走ったところにあるのですが、
周囲を林に囲まれた、とても静かな場所にあります。

画像は、ブラウンズ・フィールドの畑のものです。
畑、田んぼの面積はそれほど広くありませんが、
古民家を改造し、ツリーハウス、ゲストハウスなども
建設してあり、とても落ち着いた空間でした。

ご主人のエバレットさん、奥さんのデコさんは、
うわさどおりオープンハートな方たちでした。
初めて訪れたように、豊かな笑顔で私たちを
出迎えてくれ、エバレットさんは丁寧に私たちを
案内してくれました。
人を案内するとは、こういうことを言うのだな、
こんな案内をしてもらえば、雰囲気もわかるし、
案内してもらうほうまで豊かな気持ちになれるな、
と感激しきりでした。
ここの農場は、404 Not Foundに登録し、
ウーファーをかなり受け入れているのですが、
広く人気があるのもむべなるかな、という感じでした。

食事は、石窯で焼いてくれたピザと、
マクロビオテック理論に基づいた、
動物性のものを使わずに調理した料理を振舞ってくれました。

鴨川の友人たちは、ベジタリアンが多いのですが、
私はそれほど野菜志向でもありません。
「いったいどんな味だろう?薄味なのかな」
と思っていただいたら、びっくりです!
きびはとても濃厚だし、煮物もとても芳醇な味わい。
肉を使わずにこれだけの味が出せるんや!
と新鮮な驚きでした。
なるべくなら、自然王国で取れたものだけで
料理をつくりたいと思っています。
こういう料理も学んでいきたくなりました。

ブラウンズ・フィールドは、肩肘を張ったとんがった空間ではなく、
多くの人を家族のように受け入れていこうとする空間でした。
規模は小さくても、そこここにあるような場所ではなく、
えもいわれぬいい空気が流れている場所でした。
そこには、豊かな暮らしがありました。

普段行かない場所に行き、新しい人に会い、
学び感じる。「縁」の面白さですね。
自然王国も、暖かく人を受け入れることのできる空間でありたいです。
ブラウンズ・フィールドの皆さん、本当にありがとうございました!

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緊急告知です!

冬といえば、焼き芋です!
自然王国では、さつまいもが今年も豊作でした。
現在、まだ少し在庫が残っています。

そこで今日から、さつまいも販売の申し込みを受け付けます。
内容量は3.5キログラム、500円です(送料別途500円)。
量に限りがあるので、第一次締め切りを12月11日(日)と
させていただきます。

普段の野菜宅配は会員さん中心ですが、
今回は会員さんでなくとも受け付けます。
申し込んでくださる方は、メールで
お名前、ご住所、お電話番号を
[email protected]までお知らせください。
12月12日以降に順次発送いたします。

ご連絡お待ちしております!

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たまねぎ定植作業の中で

午後から、二人で1000本植えました。
今日で予定していたたまねぎ定植が、
全部終了しました。最終的に約5000本定植しました。
今年たまねぎの出来がよかったのに気をよくして、
4倍以上に増やしてみました。

これらは王国でのイベント、宅配、直売所そして
自給用に消費されます。
今年は、王国の野菜をずいぶんイベントで
使うことができました。

王国の野菜は、私たちだけで育てたのではなく、
多くの会員さんの思いがこもっています。
春先の種まき、夏野菜定植に来てくれた方、
毎週水曜日に草取りに来てくれた方、
本当にたくさんの人のかかわりの中で
野菜が育っています。

自然王国は、生産性としては
あまり効率的とはいえませんが、
少しでも農に携わっていたいと考える人たちには
有益な場といえるのではないでしょうか。

普通に生活している人が、
ふっと立ち寄ることのできる場所、
自然王国がそういう場所であってほしいです。

そんな場所作りをやらせてもらっていて
とても幸せです。

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今日から

師走に入りました。
気温はいっそう低くなり、ここ数日の暖かい日は
どこかへ行ってしまいました。
いよいよ冬です。

この時期になると、畑作業としては晩生のたまねぎを植えること、
トンネルをかけて葉物の種を蒔くことくらいになり、
後は畑を耕したり、籾殻や落ち葉を取りに行ったりするくらいになります。
また、王国のイベントも17,18日の忘年収穫祭を控えるのみとなり、
ギターの練習もせねばならんな、と思う日々です。
皆さんにも何か一芸をやってもらいたいなぁ。

農閑期を迎え、少し時間ができると、
考えの種を蒔く作業に入ります。
たとえば、今年から導入した自然王国会員制度、
3年目を終えた里山帰農塾、まだまだ改善点がありそうです。

自然王国の時間と空間を、どうすればもっと楽しく使えるか?
それが検討課題です。
ともすればせっかく与えられた機会を見逃しているかもしれません。
もっと着目すべき点があるはずです。

そんな中、できることを考えればわくわくしてくるのです。
このわくわく感こそが、私が自然王国でやっていく原動力なのです。
矢のように過ぎていく一瞬を大切にしてゆきます。

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