雨足強く

台風14号が九州に上陸しています。
今回は、鴨川までは台風の影響はなさそうですが、
テレビで見る限り九州は大変そうです。
農業者も多くいるだろうし、他人事ではありません。

ここ鴨川でも昨夜は雨がひどかったです。
せっかく乾きかけたたんぼも水浸しです。
今週末の稲刈り、持っている方は足袋を持参されたほうが
よいかもしれません。
かなり足を取られることと思います。
(現在降り続く雨により更に水が溜まりそうです・・・)

午前中に、作業をできる時間が少しだけあったので
マルチ張りをしました。
ちょうど雨が降った翌日で土は適度に湿っており、
水分を補給した畝にマルチングすることが出来て
嬉しかったです。

昨日撒布した粘土団子の画像をアップしました。
この雨でずいぶんと団子が削れそうです。
はたして今回はうまくいくのでしょうか?
時期的にも、混ぜた種の種類からも
きっと成功すると思います。

何にせよ、挑戦することは面白いですね。

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地域興しへの取り組み

昼から、新潟県は十日町の地域興し実行委員会の
方々が来られました。
自然王国の取り組みを地域興しのヒントに出来ないか、
と訪ねてくださったのです。

目的がはっきりしているだけあって、
皆さんも積極的にお話をしてくれ、
私もそれに乗って話をする、という
よい対話の循環が生まれました。

十日町は、昨年の新潟地震で大きな被害を受け、
いまだ完全復興したとはいえない状態です。
でも、海外緊急支援を中心としたNPO
十日町の地域おこしにも関わっていくそうで、
「一緒に作ってゆく」という面では
NPOの得意とする分野であり、今後の活動に
とても興味がもてます。

私なりに関わっていけることに、積極的に
活動していきたい、と思いました。
何かを目指してやっている人の目は輝いていて、
そんな人に会えると嬉しくなります。

素晴らしい出会いに感謝します。

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2回目の挑戦

秋の畑作りが本格化しています。
今日は休みを利用して、自然農畑に
新しく粘土団子を撒きました。

写真にも写っているSさんが強く
「またやろうよ」
と言ってくださったおかげで、
再び粘土団子を蒔くことにしました。

今回の改善点は3つです。
? 王国産の粘土に砂を混ぜて、固さを調整したこと
? 草を刈り、畑の上に並べ、草抑え対策をした。
? 適期に団子を撒いたこと(先回は若干遅かった)

蒔いた種は、ホウレンソウ、はつか大根、山東菜などです。

綺麗に溝も掘りました。
後は観察するだけです。

会員さんとともに育っていく自然農畑と
宮田でありました。

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響け、音!

Yaeさんの伴奏をしてきました!

「市原平和の集いコンサート」に
Yaeさんが出演されるので、私、伴奏に行ってまいりました。
昨年12月のチャリティーコンサート
http://d.hatena.ne.jp/shizenoukoku/20041223
以来、一緒にやらせてもらうのは5回目くらいになります。

演奏にも慣れてきて、楽曲の中に入っていけるように
なってきました。
未熟な技術ですが、決めるところは決めれるように
なってきたように思います。

お客さんはあまり多くなかったのですが、
Yaeさんの歌声に新鮮な驚きを覚えた方も
多かったようで、即席サイン会もなかなか盛況でしたよ。
帰り道では、毎月一回くらい鴨川のどこかでライブをしたいね、
という話で盛り上がりました。

自然王国にいながら、こんなに密に音楽に関われて
とても幸せです。
日々の暮らしもさることながら、ギターの練習も
続けてゆきます。

楽しいことが一杯だ。

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身体で考える

秋に向けての畑作りの真っ最中です。
耕運機で耕し、管理機で溝を掘ります。
管理機だけでは深い溝が掘れないので、
その後スコップで土をすくいとって
深溝を掘り、高い畝を作ります。

残暑厳しき日中、ひさびさのハードワークでした。
二溝掘ったら、暑いので
ペットボトルに入れて凍らした水を飲みに行きます。
少し休んでまた再開。

午後からは、マルチ張りを行ないました。
王国畑の土は固く、手を使ってマルチをはるより
他にありません。
一本一本丁寧に張りました。

作業中に三尾さんと話していたことは、
「今後自然王国をどんな風にしたいか?」
ということです。

別に私達に替える権限があるわけではありませんが、
自分達の目指す方向を考えておこう、
というわけです。
ゴチャゴチャ机の前で考えるより、
汗を流しながら、途切れ途切れでも
対話を行なうほうが地に足がついた考えが
出てきそうです。

いつかやりたいことの一つでも、
この場所でやれれば最高です。
9月に入り、稲の収穫を迎えた今、
私の思考も徐々に固まって来ているようです。

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石窯番外編

昨日記したように、
今朝は朝から窯焚きを行ないました。
今作っている石窯は煙突がない型なので、
焚くのにも工夫が要ります。

まず、入口のほうで火を焚きます。
薪に火が燃え移ると、その火が空気の対流を
起こし、風を自然に取り入れ、窯の上方から
窯の中の空気が出て行く、という流れになります。

教わったとおりやってみると、
時間がたつにつれて大きな火が窯の中で燃え上がりました。
先回よりも大きな火です。
そのものにはそのものなりの使い方があるのだな、と
改めて感じました。

調子よく火は燃え上がっていたのですが、
ここで一つの失敗を犯しました。

木のことをほとんど知らない私は、
「木なら何でも燃えるだろう」と思い
勢いよく燃えている窯の中にある種類の
木を入れました。
そしたら、火は今までの勢いを失い、
消えそうになってしまいました。

何という木なのかはまだ調べていませんが、
この木が燃えにくい、ということは私の中に
しっかり刻み込まれました。

この地で暮らしていくためには、
この地で暮らしていくだけの知恵が必要ですね。

これまでの人生をぶつ切りにして、切り捨てるのではなく、
先へとつなげていく生き方をしよう。

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石窯7週目

とうとう屋根をはりました。
にわか大工はおぼつかない手つきで
作業を進めました。

来週までには、
蒸気の漏れ穴を防ぎ、
粘土が変質するほどの高温で
窯を焚くことの2回の作業が必要です。

そろそろ仕上がりが見えてきました。

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関係性

いつでもどこでもなにをしていても、
結局問題になるのは人間関係なのかもしれません。
ずっと付きまとう問題ならば、
できればそれとうまく付き合ってゆく方法を
見つけるべきではないでしょうか。

口で言うほど簡単ではないけど、
逃げずに向き合っていきたい。

今日心に残った言葉

Just call my name, I’ll be there.

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どんなことからも

学ぶというのが私の姿勢の基本です。
そして、何かに取り組む時には全力でやります。
私の先生は、
「全力を尽くせるようになるためには、
いついかなる時でも全力を尽くすのだ」
と諭してくれました。

日常の暮らしでは自分に甘くなってしまうばかりだけど、
こんな風に一日を振り返る機会を与えられている時は、
自分は本当に今日に全力を尽くせたか、
と思い返すようにしています。

今あることに感謝することを忘れて、
もっと願望をかなえたいと思うこともあり、
まずは毎日生きてあることに感謝しよう、
と単純に思った一日でした。

ふと心に去来した言葉

義を見て為ざるは勇なきなり

               (論語 為政篇)

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時の流れ

昨日は鴨川に帰らずに
東京の友人夫婦の家に遊びに行きました。
ヤマギシ会時代の友人なので、
話は自然とその時の話になります。

懐古的な話もしますが、
それが話題の中心ではなく、
「あの時何をし、何を考えていたか」
というものが主題でした。

あの時感じた思いを、今の自分の気持ちで整理してみると、
物事の優先順位付けができず、
自分勝手な判断をしていたなぁ、と思います。

あの時の自分の気持ちを否定しているのではなくて、
「あのときのことはこうも考えられるな」
という視点の幅をもてたことに気付いたのです。

ヤマギシ会を離れてから12年が経ちます。
今やっていること、抱えていることで一杯一杯になっているけど、
たまに昔の話をすることで、いろんなことに
取り組み乗り越えてきたことに気づけ、また
頑張ろう、今を頑張ろうと思うことが出来るのですね。

私の癖として、
「地べたからしか始まれず、先を見据えることが出来ない」
ことがありますが、それでは
「いきあたりばったり」でしかないですね。

そうではなくて、時間軸も世界軸も持った自分の価値観、
原則を確立したいものだ、と思うのです。
そうして、大きな視点を持ちたいものです。

鴨川まで送ってくれた友人は
自然王国をとても気に入ってくれたみたいです。
畑で収穫した野菜で作った晩御飯は
シンプルでとても美味でした。

穏やかな休日を過ごさせていただいたことに感謝します。

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