実験農場の草刈をしました。
写真は、バジルの下に刈った草を敷いているところです。
この畑は草を肥料化するところまでやってみたいので
抜いた草は土を払って畝の上においていたのですが、
予想通り再び根付いてしまいました。
そこで採用したのが、刈敷という方法です。
なんてことはない、ただ草を根元から刈って敷くだけです。
イネ科の草など、根が広く這っていくので
引き抜くとごっそり穴が開いてしまいますが、
この方法なら大丈夫。
また、根がついていないので、葉はそのまま枯れてしまいます。
やがてこの刈草に沢山の微生物がいついてくれることでしょう。
ただひとつ問題は、根はそのまま土中に残っているので、
またすぐ草が生えてくるということです。
そうすれば、また草を刈らねばなりません。
結局、手を抜くことはできません。
一つ一つ、何をどうすればよいのか考えることが
勉強になり、仕事になるのですね。
バジルは、大きく育っています。
とれたての香りは最高ですよ。
明日の野菜出荷の一品にしよう。