最近、故あって格差社会に関する
本を読んでいる。
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「格差社会」へのアプローチ、
解決法がそれぞれ示されている。
共感できるのは、格差が発生するのはやむを得ないが、
その格差を何とか是正する方策を採るべき、という点だ。
人々が希望を持って働ける政策を採るべきなのは
もっともな意見である。
上記の本は、性質上社会提言を目的としているので、
社会政策に言及しているのは当然だ。
でも、私が社会政策に言及するのは、ちと的はずれな
気がする。
彼らの出した提言を「こんなんやっても状況は
かわらへんって」と切り捨てるのは簡単なことだ。
ここで問題となるのが、
「じゃ、あなたの思案は?」という問いだ。
私に何ができるかといえば、
今やっている現場からの提言だと考える。
この格差社会の中でどう生きていくのか?
という問いは私にとって切実なものだからだ。
とはいうものの、実はまだ提言といえるものがないのだ。
(ずっこけてしまいました。)
なんせ、未だ確固たるものがない。
今の生活がいつまで続くかもわからない。
でも、そんな中で一つだけあるものがある。
それは、「希望」だ。
この場で何かをやり遂げよう、
もっともっとがんばってみよう、
と思えるのは希望を感じているからだ。
「希望格差社会」の中で、私が今
希望を持てているのは、とても幸せなことだ。
この思いが単に主観的にすぎないのか、
それとも一定程度他の人に受け入れられるものなのか、
それを探求していきたい。
画像は、阪神電車の急行電車です。
これに乗って、何度も甲子園〜梅田間を
往復したことか。
当たり前だった生活が懐かしく思える日が
くるのですね。