- 作者: 越川禮子,林田明大
- 出版社/メーカー: 三五館
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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あるサイトで紹介されていたので、買ってみた。
印象に残った話を1つ。
江戸時代の長屋では、
一軒が蕎麦屋さんを始めると、
隣は粉をひいて、こねて、
もう一軒はだし汁を作って、
さらにもう一軒は薬味専門店で、
という感じで営業していたそうな。
ご飯は、交代で作って、
一か所に集まって食べていたという。
共食(きょうしょく、共食いではないよ)という
名前がつけられていた。
みんなで助け合って、お店も生活もやっていたんだな。
そして、こんな言葉もあった。
「江戸の長屋は狭いけれど、江戸の空は限りなく広い」
これを、
「鴨川の街は狭いけれど、鴨川の空は限りなく広い」
として、地産地消の流れを進めていければな、
と思う。