- 作者: エルバートハバード,Elbert Hubbard,ハイブロー武蔵
- 出版社/メーカー: 総合法令出版
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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図書館で借りた一冊。
日露戦争あたりから、第一次世界大戦くらいの時代にかけて読まれた本だ。
簡単に言うと、米西戦争http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E8%A5%BF%E6%88%A6%E4%BA%89
において、キューバにいた反スペインのリーダーであったガルシア将軍に、ローワンという将校が
マッキンレー大統領の手紙を届けた、という話である。
ただ届けただけの話ではなく、ガルシア将軍はキューバのどこにいるかわからず、電報も電話も届かないところにいるのに、
ローワンは、「ガルシアはどこにいるのですか」と大統領に聞かずに、
黙って手紙を受け取り任務を遂行した、というのだ。
で、これはいわゆる自己啓発本なので、教訓がいろいろ詰まっているのだけど、
ポイントは、目の前の物事に対して、『自分がやる』という気持ちを持つということだ。
自分でやる。他人の力をあてにしない。他人のせいにしない。
言い訳なんか考えない。
仕事をする上で、生きていくうえでこんなことは当たり前のことだけど、
省みれば、結構他人をあてにし、他人のせいにし、言い訳を考えている。
そんなことを考えながら、人間関係がどうのこうの言ったって状況は何一つ変わらない。
自分を振り返るきっかけを与えてくれる本だった。
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