- 作者: 立川談春
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: ハードカバー
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立川談志の弟子、立川談春が真打になるまでの自伝的エッセイです。
評判だったので、思わず購入しました。
エッセイの内容もとても面白く、ドラマチックなのですが、印象に残ったのは、
師匠である立川談志の言葉です。
「いいか芸人に限らず、現状を改善するには行動を起こすんだ」
「時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方がない。
現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。
そこにはきっと、なぜそうなったかという原因があるんだ。
現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。
その行動を起こせないやつを俺の基準で馬鹿という。」
まるで、自分に語ってくれているかのようでした。
現状を改善するには行動を起こすしかない。
今の自分を振り返ってみて、今のままではいけない、自分を変えたいと思っています。
とすれば、自分を変えるためにはどうすればよいか。
現状を認識して把握し、処理することですね。
生活の時間帯も、早寝早起きでリズムが作れるようになっています。
この生活時間帯の中で、できるだけのことをしてゆこう。
「修行とは、矛盾に耐えることだ」。
ただいま、人生修行中。
それも、本番をやりながらの。