ニンニクを食べ過ぎた、という話ではありません。
今日はミツヲ氏も、片岡さんも午前中休みだったので私一人で農園作業でした。今の時期、実は若干時期遅れですがニンニクを植えています。
このブログでは何度も述べていますが、このニンニクは地元でずっと育てられてきた種で、私たちは勝手に「房州にんにく」と呼んでいます。
会員さんを含め、何人かの人に種を渡して、関東一円に広める計画です。
このニンニク、小さくて調理がしづらいのですが、野性味にあふれています。みずみずしいし、香りもよく、保存も利きます。
さらに一番いいのは、栽培しやすいのです。元肥を入れて、草をとってやり、半ばで一度追肥をしてやると大体の大きさに育ちます。
多品目栽培をしている王国農園としてはまことに扱いやすい作物です。
しかも、ちょうど端境期には葉ニンニクとして出荷も可能です。柔らかい時期の葉ニンニクはにらよりも芳醇な味わいです。
で、そのニンニクを一人で植えたわけです。
小さなニンニクを手で割って、その中で大きいものを選んで穴を掘り、土を3センチほどかぶせます。そのうえにもみがらを振って終了です。
結局、一人で300個以上を植えました。粘土質なので植えにくいのは承知のうえでございます。
だんだん植えていると、無心になってきて、ランナーズハイにたとえると、ニンニク・ハイといった状況になってしまいました。
収穫は、来年の6月です。
息の長いことだ。