大卒後3年間は新卒扱いにするべきという報告書が出るとのこと。http://www.asahi.com/national/update/0329/TKY201003290001.html
知り合いの学生に聞いても、「就活厳しいですよ」というし、気になっていた。
結局は、新卒扱いにしないと大企業には就職できないので、
3年間は新卒扱いとして認めるほうがいい、という内容だ。
でもこれ、おかしくないか?
これは私が就職活動を一切しておらず、
企業に入ったこともないことから言える意見なのかもしれないが、
どうして我が国は画一的な人をほしがるのだろうか。
友人のライター、白石あづささんは、twitterでこんなことをかいていた。
日本は新卒ブランドの国。ふと。3年間の世界一周旅行中、「留学じゃなくて、旅行しているだけだから、帰国後、再就職難しい」というと、スウェーデン人が、「うちの国では、それもキャリア。3年も見聞を広めたってことでお給料上がるんだよ」と。
司法浪人時代、よく言われたのは「受からなかったら企業には就職できないし、つぶしがきかないぞ」という言葉。
ある意味においてこれは正しい。私の収入は、同年代の正社員に比べて格段に低いのは事実である。
でももし、スウェーデンや、ほかの国のように就職に対してさまざまな考えを持つ余裕ができれば、
もっと落ち着いて就職活動ができるのではないか。
日本だけの事情を考えてみると本当に息が詰まって、出口が見えないとも思えるんだけど、
目を転じればまだまだやり方はあったりする。
その一つが農村への移住であったり、海外での仕事であったりするのだ。
白石さんが3年間の世界一周旅行をした時に出会った世界中の変なおじさんを取材した一冊がこれ。
- 作者: 白石あづさ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/05/31
- メディア: 新書
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世界にはいろんな人がいるんだなと思わされる一冊です。
一話が短いので、一回のトイレで読むのに最適という人もいました。
白石あづささんのブログです。http://www.hennaojisan.com/
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変なおじさん! ですか…。確か周辺には多かったような気が…
マジシャンとか、笹笛ミルク星人とか、ゴンとかガス屋さんのことじゃありませんよ。
でも、この方々に共通するのは、実はインテリでとても温かい、ということですね