主体をつくるということ

何かをやる上において、
「やりたい!」と思っても、
自分の現状では難しい時がある。
そのとき、「この人にお願いしたい」という人や、
「あの人だったらできるかも」とすぐに思える人は少ない。
隣の芝生は青く見えるもので、
先行事例を参照したりすると印象的な人物が、そこにはいたりする。

事業主体をつくることは、
従来の年功序列的、名士連合的な組織では難しい。
しかしここでは、何十年も名士的な組織で動いている。
「新しい力を」といっているわりに
「あいつはまだ若い」というような表現で、
結局はその若者もいつの間にか50歳を過ぎるのだ。

社会的事業にかかわる人には概して個性の強い人が多く、
それを嫌う人々も一定数存在する。
誰かがうまくまとめればいいな、と思うのだが、
そうはうまくいかない。

どんなに小さい組織でも人間関係が発生する。
何とかしてプロジェクト的な組織がネットワーキングしていく形をつくりたいのだが、
この地では実現は先になりそう。

今は結局、この場でもがくしかないのだろう。
でもこのもがきは、きっと明日につながっている。

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