地域再生の罠2

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか? (ちくま新書)

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか? (ちくま新書)

引き続き。

地域活性化をなぜ行わなければならないのか?
という問いに対しては、
俗に答えると、人にたくさん来てもらって、お金を落としてもらって、
雇傭を生みましょう、という背景がある。

これ、間違えてないと思っている。
地域で働く場所がなければ、やはり外に出ざるを得ないから。
農村部の場合、思い切り稼がなくても
田畑や山があるので、なんとか暮らしてゆける現状はあるものの、
それだけでは足りないからだ。

何より私が大切にしたいのは、ある程度集落に近いところで仕事をすることで、
昼時には自宅に帰れたり、夜はみんなで集まったりという
ある種の共同体意識である。

これがないと、なんか物足りない、ものさみしい。
それをつくるために、本を読んだり、人に会ったり、イベントをしたり。
そんなことをしている。

まだ、先は見えないのだけど。
日々己を振り返ることができるだけでも良しとするしかないんだけどね。

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