千葉国体ボクシング開始式

先月25日から始まった千葉国体。
鴨川市は、ボクシングの会場である。
今日は東京からボスが戻ってきて、開始式に出席するので、
そのお伴で会場にお邪魔した。

開始式では、市内の幼稚園児が「チーバ君ダンス」を踊ってくれた。
140人くらいの子供たちが、会場いっぱいに広がった。
そして、私たちと向かい合う形でスタンバイ。
懸命に踊る姿がかわいかった。
そして、これを指導する先生たちはどんな工夫をしたのか、へと思いを致した。
会場にはたくさんの市役所の職員もいて、
仕事とはいえ大変なことだと思う。
一つの物事を行うのに、多くの人の見えない行動が必要だ。
そして、その結果から、どれだけ沢山の想いを受け取れるかがポイントになると思う。
自分がいろいろなイベントをやってきたことから、考えは自然と運営者サイドの視点となる。
何かに参加しているだけではなく、裏方や、運営者でやってみると、いろいろなものが見えてくる。

市民としても、行政サービスを受けるだけの人間から、少し立場を変えてみると、
一人ひとりの人の見え方が違う。
一人ひとりにそれぞれの暮らしがあって、仕事があって。
この人は今こんなことを言っているけど、家ではどうしているのかな。
いろいろなことを考えてしまう。
すこしずつ、周りのものが見えてきている気がする。
眼前の物事はてきぱき動いているんだけど、感覚的にはゆっくり動いているような気さえする。

私が見た試合は最初の2試合だけだった。
高校生の試合だったが、スピード感あふれるものだった。
この1試合にすべてをかけてきたんだな、と思うと何か純粋なものを感じてしまった。
この集中が、きっとすべてに活かされるんだろう。

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