ばあちゃんのつけもの

「おはよう」と、母屋から義祖母がやってきた。
手に持っているのは、大根葉の漬物。
ぬか漬けにしたものだ。

私は、これが大好きだ。
今年の初めに、早稲田の米プロジェクトの結城登美雄ゼミの時にも、
「自慢の一品」として、この漬物を持参したほどだ。
(実際にはお店ですでに売りだされているものを見せ合う場だったのだが)

この漬物は、本当にシンプルで、塩をして、ぬかにつけるだけだ。
でも、不思議なほどに、酸味と塩分と、大根葉のしゃきしゃき感が調和している。
口に含み咀嚼し始めると、口中に酸味がほのかに広がってくる。
塩味もあるので、醤油などを加えなくてもいい。

「漬物大好き!」というほど好きではないのだが、
義祖母のこの大根葉のぬか漬けと、キュウリの古漬け(かくや)は最高である。
少しご飯に載せて食べる、ただそのことだけで幸福感を得られてしまう。

シンプルなものほどおいしいというが、シンプルなものほど奥が深いのだ。
私の仕事も、シンプルで味わい深いものになればよいのだが。

まぁ、つべこべ考えても仕方がない。
明日の朝も、ばあちゃんの漬物で出発しよう。

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“ばあちゃんのつけもの” への2件の返信

  1. いいですね、ぬか漬け。
    私の母もいつもとても美味しいぬか漬けを食べさせてくれました。
    白菜漬けも。
    もうそれらを食べることができないのは、悲しいことです。

  2. そうですね。私の母はまだ存命ですが、大阪に住んでいるためなかなか会うことがありません。親孝行しないとね…
    ちなみに、私も白菜漬け、好きです。ご飯に巻いて食べるのが好き。

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