新米をいただく

昨日稲刈りを終わらせておいて、よかった。
昨夜から鴨川でも大雨が降り出し、もし昨日やっていなければ、
どんなにどんよりした気分になっていただろうか。
O師匠のお声かけがなければ、あきらめてやっていなかったかもしれない。
助けてくれる人がいて、本当によかった。

今朝は、籾摺り。
大きな乾燥機からベルトコンベアーでもみすり機にもみが運ばれる。
地元の営農組合に復帰できて助かった。
こんな機械、個人で入れるような考えも余裕もない。

どんどん玄米が米袋に入ってゆく。
ここで収量をいうのは恥ずかしいのだが、
2反強で13俵半。
反収5俵ほど。
草を生やしてしまい、米ぬかを100キロほどしか入れなかったのもあってやむを得ないのだが、
やはり収量が少ないと、残念な気がする。
つまり、もっととれる田なのに、自分の管理がよくないせいで収量が減ってしまったと思うのだ。
これは来年以降の課題としよう。

夜は、新米をいただいた。
初めて自分がメインで関わってとれたお米。
亡くなった義祖父が田をやめて以来、10数年ぶりに我が家で稲作を行ったのだ。
「復田」というほどかっこいいものではないが、
自分でやり始めたということは自分にとって納得できること。

そんな思いを抱きながら、お米を口に入れると、
ほのかに甘さを感じ、来年も頑張ろうと思いを新たにしたのだ。
少しだけですが、お分けするお米もあります。
玄米でも白米でも、お送りできますよ。

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