来年度の動きについて、またまたミーティング。
去年開墾した田んぼを、今年もう少し増やし、
元果樹園だったところも、きれいに草刈り、伐木しようと言う話になっている。
「ところでみなさん、きれいにしたあとの管理はどうしましょうか?」
う〜む。
開墾については、これが一番大きな問題になってくる。
部屋の掃除を考えたらわかりやすいと思うんだけど、
いくら部屋を掃除しても使っているうちに乱れてきて、
日々掃除をくりかえしてきれいな状況を維持しなければならない。
開墾した場合、開墾はだいたい冬に行うことが多いので、
そのときは草も木も刈られてとても美しい状態で、見ているだけですっきりする。
しかし、すぐ春が来て、夏が来る。
秋になるまで、草は生え放題。
せっかく開墾してきれいにしても、あっという間に草で覆われてしまう。
それを防ぐためには、どんなに少なくても年に2〜3回は草を刈らねばならない。
それでも2〜3回では、草がある程度生えている状態になってしまう。
それを、さらに面積を増やすのか?
自分の土地でさえままならないのに、さらに増やすのか?(苦笑)
「いや、これは耕作放棄地を住民の力で再生維持するためのモデルになるよ」と私も発言したが、言うは易し行うは難し。
では、草刈りをしたくなるために、果樹を植えようよ。
レモン、ユズ、梅なんかどう?
それも、植えたら管理しなきゃならないよ。
う〜ん。そうか、だから耕作放棄地になってしまうのか。
語るに落ちた。
しかし、この少子高齢化時代に、あえて耕作放棄地を解消して、
みんなが集える場所を作ろうと画策しているのだ。
集うために、アイディアと工夫を考えようではないか。
そのために、やれることはなんだってやるさ。
全国的に問題になっていることを、各地の取り組みでなんとか解消しようとしているわけだし、われわれも行動すればなんとか道が見えるかもしれない。
一度やり始めたら、とことんまでやらなければならない。
その意気でやらなくてはならない。
そうでなくても、「だからよそ者は」「やっぱりよそ者は」と言われているのだから。
別に勝負するわけではないけど、持続できる方法は、結局自分自身で編み出すしかないのだろう。
(ミーティングのあとはいっつも燃え上がって文章量が多くなってしまう。)
以前のブログを読む
Facebookにもコメント入れましたが、ちょっとした案が湧きましたのでこちらに。
昨日、awanovaで知り合った江見の酪農家さんとヨーグルトをいただきながら立ち話をしたのですが、酪農家の皆さん、今経営が大変らしいです。(もっとも、このご時世、楽してる人なんていませんけど)
その原因の一つが高騰している飼料代。原材料はほぼ輸入しているので、最近の円安傾向は打撃的だそうです。かつ、売値は小売業者に「牛耳られ」値上げもできない、いやモー音を上げるしかないとか。
くだらないダジャレはさておき、なら、飼料を現地生産すればいいんじゃね?とこちらの投稿を見て思いつきました。市内で作れば流通コストは抑えられますし、酪農家・農家、双方にとってメリットも多いはず。
牛さんたちが食べる量をまかないきれるのか、飼料植物を育てるノウハウを鴨川の農家の方がお持ちか、など、課題はありますが、素人の浅はかな考えかもしれませんが、ご参考になれば。
コメントありがとうございます。この地域では酪農がさかんなので、実は昔から飼料作物を育てている方はおられます。しかし、残念なながらコスト高の面から輸入飼料に押されて、栽培する方も少なくなっているのが現状です。なかなか難しい問題ですね・・・