朝6時に豆の鍋に火をつける。
今日は我が家の味噌仕込み。
数えてみれば、今年で9回目。
だんだんと、年中行事として定着してきた。
この間は、すべて手前味噌で過ごしてきたことになる。
王国で学んだことを、完全に自分のものにできたように思う。
豆がだいぶ煮えてきた。
この大きな羽釜は、自然王国から借りてきたもの。年に一回しか使わないので、借りられるとありがたい。
焦げ付かないように鍋底から混ぜて。
煮上がった豆を冷まして。
冷めた豆にできあがった麹と塩をよく混ぜたものを味噌すり機にかける。
それを樽に詰めていくのだ。
小さかった子供達も、味噌作りの一役をきちんと果たせるようになり、今年はずいぶん助けられた。
義母が義祖母の介護でなかなか作業には入れなくても、子供達がいれば結構回っていた。
生まれた頃からずっとやっていると、体に染みつくものなのかもしれない。
私が、12年前に初めて味噌仕込みをやってみて、家でもできると思い、始めたことが我が家の仕事として定着したのが面白い。
暮らしの中の風景として、続けていきたい作業だ。
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