炭焼きから繋がるもの

炭焼き3日目。

3日目の作業は結構気を使う。

「焚き込み」という作業だ。

一昨日から、小さな火で燃やし続けていた。今日はどんどん焚き口に薪をくべて、温度を上げる日。

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火が強くて、かなり熱い。

そして、所定の温度まで達すると、焚き口をベトと呼ばれる土を水で溶いたものでふさぐ。

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今回から組合の仲間に入ってくれたwさん。

きれいに焚き口をふさいでくれた。

 

途中で、市役所の人が作業の様子を見にきてくれた。昨年度から2年続けて市の補助金を得ているので、いろいろと気にかけてくれているのだ。

鴨川市でも、地域活性化の動きや、さまざまな地道な取り組みがなされているのだが、どうにもそれぞれにスポットライトがあたらず、インパクトがあまりない状態なのが率直な印象。

今考えていることは、それぞれがやっていることを、うまく行政とつなげていくことで、インパクトのあることができないかということ。

全ての活動は、鍵になる人ががんばっている間は継続できるけれど、その人がやめてしまうとしぼんでしまいそうな状況。

せっかく、それぞれが知恵をしぼって取り組んでいるだから、それに光が当たるようにしたいと思うのだ。 

 

炭焼きをやることは、資源循環の1つの活動だから、あらゆることにつながっていく。「里山での暮らし」を営むことが静かだが着実な事実を積み重ねていくことになる。そして、それが結果を生み出すはずだ。

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