今夜はT&T研究所の新年会。
T&T研究所というのは、歌手の加藤登紀子の主宰する研究所で、私はそこの一員である。
一品持ち寄りだったので、鳥もも肉とネギとシメジの炒め物を作って持っていった。
メンバーそれぞれが報告と今年の展望を述べ合う。
私は、今年から始める予定の拠点運営についてと、子ども達の学習支援事業の可能性について述べた。
塾の講師業を通じていろいろな子どもと接していると、自分で課題を発見、例えば学習においては自分のわからないところ、などをみつけて自分で解決しようとしてみる、という行動が苦手な子が多いことに気づく。早いうちに問題解決能力を身に付けることが必要だと思っているのだけど、その習慣づけはなかなか難しいものだ。
「教育っていうのは、生きる力を身につけるためにあるのよ」と加藤が言う。
まさにその通り。一介の塾講師であろうとも、教育の一部分に関わっている以上、生きる力を身につけてほしいと思っている。
科目の勉強であっても、トライアンドエラーをくりかえしてくという考えと方法を身につけることはできるのではないかと思い、日々接しているのだけど。何か方法を考えなければならないな。
他の研究員の人との話の中で、彼が携わっている生活支援についての話がとても印象に残った。私はここで、地域で活動していこうとしているけど、都市部ではこちらとはまた別の社会問題が非常に多くあることに気づかされた。
結局、必要なことというのは、やりたいことをやるだけでなく、やる必要がある、つまり課題があるところに対してどのような方法で活動していくかということなのではないか。
たくさんある課題の中から、やるべきことをやっていくことが大切だと思った。
明日田んぼ作業をやりながら考えよう。
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