バイオ燃料用の稲作!

本日の「クローズアップ現代」で、休耕田を利用して
バイオ燃料用の米、飼料用の米を栽培することがテーマになっていた。

減反政策の影響で増えた休耕田。
転作補助金として反当り3万〜5万円がでているが、
水田跡地で大豆を栽培してもいいものができず、
赤字続きだった。

そこで、最近のバイオ燃料ブームを受けて、
バイオ燃料に使うための米を栽培し、
またバイオ燃料用穀物の価格高騰のあおりを受けて
高くなった外国産資料に頼らずとも済むように
飼料米を栽培しようというのだ。

休耕田を復田するには、 
建設業者の重機を使うと効率がよく、
米を食わした豚はおいしくて付加価値があるそうだ。
コスト面で大変なこともあるものの、
飼料や燃料を自給するためにいいことだ、という論調だった。

前提として、米は食べるために栽培するのが大原則である。
農家も、本来ならば食用の米を栽培したいだろう。
そのために戦後必死になって米作りを守ってきたのだから。
まして、食料自給率が40%しかないわが国で、
食料でなく、燃料を生産するというのは、
本末転倒といってもおかしくはないだろう。

しかし、現状ではこういった栽培に乗り出すのも
一つの方向なのかもしれない。
休耕田を復田しておけば、いざというときに
食用米の栽培に移行するのが容易でもある。

戦後60年をかけて変化してきた日本人の食習慣を
いまさら元には戻せないけど、
資源を循環して使えるような社会体制を
本気で目指していかねばならないと、
恐ろしいことになってしまいそうだ。

私は、食用米を栽培したい。

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ししとう定植

ししとう100本定植。
画像ではわかりにくいが、一番手前の支柱を
立ててあるのがししとう。
画像の後ろのほうに、ナスの行灯が
写っている。
ししとうとナスの間に、
オクラ、丸オクラ、モロヘイヤ、エンサイ(空芯菜)の
種をまいた。
夏野菜畑が、だんだんできてきた。

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定植は続く

ナス定植をする。
こちらは100本。
肥料袋で、ナスの周りに行灯をかけてやる。
寒さよけのためだ。

きゅうり、かぼちゃを植える場所に
マルチを張った。
夏野菜たちが、どんどん後から
追いかけてくる。

考えてみれば、いつでもやることがたくさんある。
今だけが忙しいのではなくて、
ずっと忙しかった。
時間は作るものだ、ということは
頭ではわかっているけど、
意志の弱さか段取りの悪さか、
なかなか時間が作れない。

これは、克服すべき課題だ。

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鴨川朝市出店

2回目の出店です。
3月11日に出店して以来、
朝市自体が天候の影響で中止されたり、
アースデイに出店するなどで、
今回が2回目の出店となりました。

初回のにぎわいとは違い、
こじんまりとした雰囲気でした。
海に近い会場(小湊駅)なので、
風が強く、テントが飛ばされそうでした。

王国野菜の売り上げは、
非常によくありませんでした。
何が原因なのかしっかり考えねばなりませんが、
いろんな人と知り合えるのはいいのかもしれません。
王国自体、鴨川ではまだあまり知られていない、
もしくは名前しか知られていない状況の中、
工夫すれば何とか先に進めるのではないかと思うのです。

いつだって先の見えない不安があります。
やるべきことをやる、という当たり前をやり続けたい。
とにかく、具体的に動くのだ。

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夏野菜定植の始まり

ピーマンを100株定植した。
これからこつこつと夏野菜定植が始まる。
ピーマンの次は、ナス、トマト、
ししとう、きゅうり、かぼちゃ、
ズッキーニ。
種まきでは、オクラ、モロヘイヤ、
エンサイ、ツルムラサキ。
田植えもまだ残っているし、
まだまだ忙しい日々は続く。

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昭和33年

昭和33年 (ちくま新書)

昭和33年 (ちくま新書)

「昭和30年代」というと、
憧憬を持って眺められることの多い時代である。
私などは、まったく想像がつかないのだが、
映画や新聞、TVが描く世界からすれば
牧歌的であり、希望に満ちた時代であったように思っていた。

「それだけじゃないよ。
大変なこともたくさんあったのだ。」
ということをデータに基づいて、
懇切丁寧に解説してくれている。

筆者は団塊の世代
自分が育ってきた経験と、
統計を元に説得的な議論を展開する。

3畳一間に親子8人で寝ており、
乳児が圧死した事件があった。
3畳に8人?
今なら、一人で寝るのも狭い、と思うくらいの広さだ。
こういうところで暮らしている人たちがたくさんいたのだ。

高度経済成長が始まっているにもかかわらず、
経済評論家は悲観的な意見が多い。
テレビの台頭は、現代のネット革命に通じる議論がすでに
なされていた。

そういう事情の中、筆者は結局何が言いたいのかというと、
「憧憬という抽象的な感情で
判断するのではなく、具体的な事実に基づいて
判断せよ。
今の日本は大丈夫だ。明日へ向かう活力がある。」
ということだろう。

私自身、おこがましいが、まだまだこれからが
スタートだという思いでいるので、
この結論に異論はない。

当然そうだと思われるようなことも、
鵜呑みにしないで一歩はなれてみれば、
物事を冷静に見られるのかもしれない。

引用しておきたい文章がある。
「就職難も影響しているのだが、農業を志す若者が目立つ。
人口減少に悩んできた僻地の集落の魅力を若者が再発見し、
過疎地の活性化に役立っているという話も聞く。
自然と共生しながら築く生活の営みに、惹かれる若者がいる。」

こんなどんぴしゃのことを書くなんて、
筆者は、ひょっとして増刊現代農業http://www.ruralnet.or.jp/zoukan/index.html
を読んでいるのではないだろうか?

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家畑の日

昨日計画したとおり、家畑に取り組む。
今まで使っていたところだけでは
足りなくなって、その下の休耕田を
畑にするのだ。

ここには、とうもろこし、枝豆、
インゲン、加工用トマト、大豆などを
蒔く予定。

種まきまでしたかったが、マルチを張って、草を刈り
マルチの上に載せたところで
雨が降ってきた。

王国でも家でも畑だ。
ま、それでいいのだ。

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房田くろぬり

王国田んぼが終わったら、今度は房田。
ここは、自給米と、ひょっとしたら販売米を
育てるかもしれないところ。

物事に計画性がないのよ!と
女王さまからお叱りを受けてしまい、
しっかりせなあかんなぁ、などと
いまだにぼんやり思うのであった。

毎日やるべきことをやるだけで
精一杯になっていてはだめだ。
人の間で生きていたいのだから、
たやすくあきらめてはいけない。

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