子犬たち

先日も書きましたが、10月29日にたなこに子犬が産まれました。
7匹ですっ!
4月の出産とあわせると12匹ですねぇ。

七匹は、それぞれ白に黒ぶちが一匹、
茶色が一匹、白に茶ぶちが2匹、
黒が3匹という具合になっています。

4月に産まれた子犬たちは、
私が初めてだったせいもあり
行き先の手配にてこずりました。

そんなこともあって、
産まれたことを知ったときは、
「あぁ、どうしよう・・・」
という思いが先にたってしまい、
誕生をあまり喜べないのが現実でした。

でも、どんな子達が生まれたのだろう?
と抱き上げて顔を見てみると、

めっちゃかわいい!!!

小さな声で、くんくん鳴いて動き回っています。
せっかく生まれてきたのだから、
優しい飼い主を見つけてやろうと決めました。

明日以降、子犬の情報を詳しく掲載してゆきます。
連絡先は、自然王国[email protected]か、
[email protected]までよろしくお願いします。

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ソラマメ定植

今年も、ソラマメを植えました。去年と同量、約220本です。
10月8日に播種をして、苗を育て約一ヶ月たった今日、
定植の日を迎えました。

苗はビニールハウスで育てました。
元肥は前作の堆肥のみです。
なす、とうがらしの後作で、ビニールマルチも
5月に張ったものをそのまま来年の初夏まで
使います。

植え方は、一畝二条で、株間は40センチを
とります。前作の畝をそのまま利用するので、
スコップで穴を掘るだけです。
したがって、半分不耕起ということになりますね。
このような形で一度作った畝をそのまま利用することは
たまにあります。

ソラマメには、思い出があります。
管理の仕方がよくわからず、芽かきをしたり、支柱を立てたり
したものの、木が繁茂してしまい、
収穫作業がとても大変だったこと。
せっかく収穫しても、出荷が追いつかず
ほとんど出荷できないまま日をすごしたこと。
種を採ろうとしたが、置いているうちに黒変してしまい、
廃棄せざるを得なかったこと。
でも、もぎたてを湯がいて食べたときの、
ソラマメの柔らかな味には、とても感動しました。

そんな思い出深いソラマメを、
今日定植しました。
これから、管理作業が始まります。
今度はどんな風に動けるか楽しみです。

画像は、和棉です。
棉の実って、本当にはじけるのですよ。
面白いです。

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ちょうさん

今、自然王国にちょうさんが来ています。
ちょうさんは8月から私たちと同じく、
T&T研究所の研究員になりました。
東京やそのほかの場所での、広報を担当してくれています。

ちょうさんに初めて会ったのは去年の八月、
私が少しだけトキコプランニングでお手伝いを
させてもらっていたときです。
あの時、ちょうさんは長野県飯山市の東京事務所の所長さんを
していました。

初めて会った時、彼は今でもそうですが、
そのときにも屈託のない笑顔で私に話しかけてくれました。
「あ〜、こんな人が王国に関係しているんだな」
と思ったことを憶えています。

ちょうさんが自然王国に関わりを持ったのは、
今月末に実施される里山帰農塾に参加したことが
きっかけだったそうです。
帰農塾修了後、ちょうさんは頻繁に王国を
訪れるようになりました。
彼が来はじめたのは、三尾さんが王国に来て
すぐくらいなので、もうそれから3年がたっているわけです。

ちょうさんの明るいキャラクターは、
人を朗らかにさせるし、実際彼は王国にたくさんの
友人を連れてきています。
また、マ○ド店長の経験を生かして、
人手の足りないところに気がつき、
さっとお手伝いをし始めるのには、
動きが鈍い私としてはとても勉強になります。

私のことも本当に気にかけてくれ、
嬉しいことがあったときはともに喜び、
私がうじうじしているときは
「しっかりせよ」と励ましてくれる、
ちょっと歳の離れた(笑)兄貴のような存在です。

これからも、一緒に仕事をさせてもらいたいです。
今日はふと、よき出会いに感謝していることを
書きたくなって、こんなことになりました。

ちょうさん、これからもよろしくお願いしますね!

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たまねぎ定植

秋の農繁期も終わりに近づき、残り最も大きな作業
としては、たまねぎ定植があります。
去年は1000個ほどやったのですが、今年は一挙に
5倍以上の4800個をやる予定です。

たまねぎには、春蒔き栽培と秋蒔き栽培があるのですが、
春蒔きは主に北海道でのことで、本州では秋蒔きが
一般的です。

まず、畝作りですが、今回は管理機を使って畝幅
120センチの畝を立てました。
たまねぎの根はあまり発達せず、根系が小さく
乾燥に弱いので、乾燥防止のため黒いビニールマルチを張ります。
乾燥してしまうと、玉の肥大が悪くなるのですが、
今回は雨が降った後だったので、
水持ちのよい粘土質の王国畑にはちょうど適した状態であったと
いえます。

たまねぎも、直播(畝を作ってそのまま種を蒔き育てること)
ではなく苗を移植するのが一般的です。
今の段階では、私たちは種苗屋から苗を購入しています。
今回は、手始めに紫たまねぎを100本、早生200本、
極早生300本を購入しました。

定植時期は、平均気温が8〜10℃のころに行うので、
大体今ぐらいから11月の末くらいまでが
適期といえます。

東京の農書センターで購入した、
「野菜栽培の基礎」(農文協刊)によると、
一畝につき、株間10〜12センチ、条間20〜25センチの
2〜4条植えで定植する、となっています。

でも、今回は今年の春に和歌山から来てくれた農家さんの示唆により、
株間12センチ、条間15センチで、一畝6条から7条植えで
やってみました。
一畝にたくさん植えることになるので、600本が一畝で植え終わってしまいました。

一度植えてしまうと、
玉の肥大中期ころまでに除草するだけで、
ほとんど作業はありません。

収穫時期は5月半ばから6月初めです。
たまねぎ定植はまだ始まったばかりで、
これからどんどんやってゆく予定です。

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チベット祭

今年も、チベット祭が行われました。
自然王国は、鴨川のチベット(!)と呼ばれるくらい
奥まったところにあり、藤本さんとのかかわりも
深かったニチャン・リンポチェ師によってチベット式護摩供養が
行われます。
今年で10回目か11回目を迎えるそうで、
ずいぶん歴史があります。

護摩焚きの中心には、切ったばかりの杉の丸太を組み、
ヒノキの枝、ヨモギの葉でそれをおおいます。
毎年ヒノキの確保がなかなか難しいのですが、
地元との縁が深い小原さんがいつも手配してくださいます。

チベット式仏教の修行者がたくさん来られて、
この日ばかりは自然王国も神聖な宗教空間となります。
もちろんこの式典はすべてのものの供養のために行うものなのですが、
実は祭壇の煙にかかると良縁に恵まれる、という効果もあるそうです。

そういえば最近自然王国では、三尾さんの結婚、たなこの出産と
めでたいこと続きです(あ、私もですね) 。
会員さんの中でも、カップルが誕生したりするのでしょうか?

「自然王国でファームウェディングをやりたまえ!」
という声がだんだん近いものになってきました。
この前の結婚式を踏まえて、より自然王国手作り、
大田代部落全体を巻き込んだようなイベントができれば
面白いし、幸せですね。

煙にいぶされながら、近いうちに行われるであろう
ファームウェディングの姿を想像してみました。

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研究会

会員のsさんにお招きいただいて、
青果物流通研究会という会に出席させてもらいました。
この会は、なくなるまで藤本さんが会長を務めていた
団体です。

全国の市場関係の方達が20人くらい
集まっておられました。
今私が自然王国にいるからこそ出会える方達であり、
貴重な出会いでした。

流通会社だけではなく、
自分で農業生産法人を作られ、実践されている方がいたり、
日本の青果流通の中心で仕事をしている方ばかりでした。

何も知らない私ですが、
自然王国という現場でふんばっているものとして、
これから積極的に活動していきたいと思いました。

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里山帰農塾のご案内

里山帰農塾「里山くらしま専科」が11月19日から11月23日まで開催されます。
4泊5日の間、杉の間伐をしたり、竹から道具を作ったりと、
農的生活の「暮らし」の部分に直結した内容となっています。

また、豊かな里山に囲まれた鴨川自然王国の秋を体験することができます。
以下のアドレスから、今回の帰農塾のカリキュラムをご覧になれます。
http://sv38.bestsystems.net/~daxpy000/kinojuku/05kinoujyuku-senka-2.pdf
過去に自然王国活動に参加された方も、
まだの方にもご満足いただけるよう準備しています。
ぜひご参加ください。

今回で、今年最後の開催になります。
5月、7月、8月の入門コースでは、多方面からの参加がありました。
定年帰農者だけではなく、帰農をメインには考えていないが、
農的生活を考えている若者が増えてきました。
これは、自然王国会員活動にも共通している状況です。

最近の現代農業増刊号のテーマは、
2005年5月増刊号「グリーンライフが始まった!」
〜教育が、若者が、地域が変わる〜
2005年8月増刊号「若者はなぜ、農山村に向かうのか」
2005年11月増刊号「田園・里山ハローワーク
〜希望のニート・フリーター〜
となっています。

まだまだ小さい光ですが、
団塊の世代大量定年退職、2007年問題の影に
確かに光り始めています。

日本全国各地で、様々な取り組みで自立、自活していこう
とする動きが始まっています。
緩やかではあるものの確実な時代の流れとなってきています。

そういう時代の流れの中で、鴨川自然王国活動も
発展、実体化させていきたいです。
そのためにも、今回の里山帰農塾をぜひ成功させたい。
みなさまも、お知り合いの方にお声かけをよろしくお願いします。

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わた

あまり記事にしてきませんでしたが、
王国では今年から和棉を栽培しています。
会員の方が種子を提供してくださり、それを
何人かで育てています。
今月はじめころから、綿がはじけ始めました。
自分の心が立ち止まっているようなときでも、
自然界はずっと動いているのですね。
ふと、こんなことを思った今日の一日でした。

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