田んぼの水、一旦落とします。

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昨日王国で話していて、「一度水を落として、溝を掘ってから乾かして、それからまた水を入れよう」という話になり、代表は田の水を落とし始めた。

 

私も、迷っていた。何に迷うかというと、今田の水を落とすのは、出穂前だし、その後どれだけ雨が降るかわからないからだ。天水田のため、雨が降らないと水をためることができないのだ。

 

で、どうしたかというと、水を落とす道を選んだ。

やらないよりやってみて、結果を見るほうがいいと思ったからだ。でも、自宅周辺の田んぼで水を落としている人はいないので、周りの目は少し気になるのだけど。明日、溝切り機で溝を切ってみるつもり。

 

午後からは、チーズの餌置き場の設計図を描いた。来週末から帰省するので、その間義母に世話してもらわないといけないのだけど、柵の外から餌と水をやることができれば、比較的世話がやりやすくなると思うからだ。それに、それができれば私自身にとっても管理がしやすくなる。

 

設計図を描くといっても、そもそも描き方もよくわからないし、どう作ればよいかもよくわからないのが正直なところ。実際に柵のそばに行って、木やトタン板を置いてみたりして、こんな感じならできるかな?というところまでは持っていくことができた。描くときはやはり集中するので、かなり面白い時間だ。

 

大体の設計が終わって、足りない部材を買いにいった。週末が雨らしいので、その時に一気に作ってしまおう。

 

 

 

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農作業ざんまいな1日。

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暑さにもだいぶ体が慣れてきた頃かと思うも、やはり強い日差しに参りそうになる。7時前から、もう暑いのだから。

 

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ひよこたちは、暑さに負けず元気。

今の餌は、くず米、煮干しの切断したもの、草を食べやすく切断したもの、たまにザリガニ、といった内容だ。歩き回れば回るほど、元気に育つと思っている。

チーズにも、コンテナいっぱいに草を刈って小屋に入れておいた。

 

自然王国では、午前中は草刈り、午後は大豆の土寄せ。

以前述べたように、今年は苗の定植時に畝を立てず、ひもを張って植えただけ。

だから、時間が経つとこうなる。

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写真をよくみないと大豆がどこに植わっているかわからない。きれいな列を探すとわかると思うのだけど。

これに、管理機で土寄せをしていくのだ。

土をあげすぎず、丁寧に溝を切るために管理機の速度は一番遅くしてある。

丁寧にやるのはよいのだが、やはり日差しが強くて、結構疲れた。

2時間後の状態。

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残念ながら、予定された範囲まで届かなかった。

やった範囲はある程度土が寄せられたので、よかったが。

塾の仕事があるので時間で上がらなければならないのがもどかしいが。

やれる範囲でやるしかないのだけど。

 

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やりたいことをやって生きる?

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「やりたいことをやって生きる」ことはできるのだろうか?

「これは仕事だからしょうがない」

「いまは黙っておいたほうがいい」

とかいうことは、大人になったら当たり前とされていることだ。

「お金のために、やるしかない」

というのもあり得る話。

 

でも、今の私の暮らしは、振り返ってみるとほとんど自分のやりたいことで構成されている。もちろん、全てがやりたいことだけではないのだけど、それすらも見方によればやりたいことになっているような気がする。

 

以前、以下の本を読んだことがある。

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

 

選択とストレスの関係で述べていた部分で、仕事を自分の裁量で組める人とそうでない人を比べた場合、自分の裁量で組める人の方がストレスが少なく、長生きだったという記述があった。

それは、選択できることが自分にとって自由につながるからではないだろうか。

 

たとえ、やりたいことだけやって生きられなくても、自分の選択の結果を自分で引き受けることができれば、ストレスは軽減されるのではと思う。

 

自営業は不安定で先が見えにくいのだけれども、自分次第で工夫ができるのが楽しい。会社に就職したことがない私でも、なんとか暮らしていけている。

 

ずっと以前に、王国のボスである加藤登紀子に「おもしろいことやって生きていこう」とメッセージをもらったことがあるんだけど、これが意外に今も一番心に響いている。

 

そうだ、おもしろいことやって生きていこう!

 

 

 

 

 

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なんでもない日。

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昨日の梅雨明けに引き続き、今日もいい天気。それどころか、大変な暑さ。朝7時の段階で相当暑く、外に出しているひなが直射日光に当たりすぎて死んでしまうのではと心配になり、1時間半くらい日陰に置いてすぐに家の中に入れた。なんらかの理由で右足がうまく動かず、まっすぐ歩いたり、直立姿勢を長く保つことができない。ほかのひなは毎日元気に小屋の中を走り回っているので、成長が全く違う。

 

午前中は出かける予定もなかったので、余裕を持って動物たちの世話を行う。今のところ鶏もヤギも元気なので、それだけで嬉しい。

急いでやっても1時間くらいかかるのだけど、今日は観察しながらゆっくりやってみた。毎日の世話が結構あるので、なかなか大変なのだけど、餌をやると一気に寄って来たり、小屋の床一心不乱についばむ様子は本当に可愛い。ヤギのチーズとは、もっと遊んでやりたいのだが、時間が取れないので、ザリガニの罠を確認しに行く30分くらいだけ一緒に散歩している。

 

こう書くとなんだか遊んでいて、仕事を全然していないような感じだけど、そうなんです。

今日はろくな仕事もせず、動物の世話をして、植木の世話をしてくれている人の手伝いをして、前から読んでいた「維新史再考」(三谷博)を読了し、消防団の定期訓練の買い出しに行き、訓練を終えて帰って来たところです。

 

何も前向きな1日ではなかったが、明日もやりたいことがあるのは嬉しいことだ。

 

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消防団の詰所まで歩いているときにあまりに空が綺麗だったので撮影。

景色が綺麗だ、と思えるほどにはまだ心に余裕があるようだ。

 

 

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ネットワークから生まれるもの

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今朝は一年に一回の健康診断の日。

市でやっているものなので、時間が合うときは受診するようにしている。おかげさまで、今年も健康であったようだ。去年より2キロほど痩せたので、それもよかったみたい。

掲示してある健康法が面白かったので転載させてもらおう。

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何個かはやってみようと思っている。

 

帰宅してからは、

みんなみの里 | 無印良品

でのミーティングに参加。

多目的室がとてもいい雰囲気なのだ。

鴨川市では、

鴨川移住・定住応援サイト 「かも住」 – 鴨川市ふるさと回帰支援センター

があって、帰農者セミナーというのをやっている。

 

話を聞いてみると、最近は20代の参加者もいたり、ファミリーでの参加もあったりするらしく、以前とはだいぶ様変わりしているようだった。

自分たちの周りだけの活動だけだと見えないことも、市や他の団体とも意見を交換すると、見えてくるものがある。

 

新しいことにトライすることで、刺激を受けることができる。自分がこれまでやって来たことと、新しいこととをうまく組み合わせていきたい。

 

形になったら、広報しますのでお楽しみに!

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飽きずに続けること

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今年の自然王国の大豆定植のやり方は、以前も紹介したが、70センチ間隔に紐を張り、30センチごとに苗を植えて行くやり方。生長が進んだ後に、管理機で畝間を走って土を寄せながら畝を立てる方式だ。是非、これがうまく行くことを願っている。

 

農に関わる事業は、飽きずに続けることが肝要と思っている。すぐに結果が出なかったり、思ったようにいかなかったりするのが普通だ。事業に対するコストパフォーマンスを考えたら、決して効率のいいものにはならないだろう。

 

それでもなぜ飽きずに続けられるかというと、それは日々の作業に充実感があり、それを積み重ねて行く喜びがあるからだ。

自分が働きかけることで環境が少しでも変わって行く姿を体感できれば、その変化を楽しめる余裕が出てくる。

 

決して多くは稼げなくても、最低限日々を暮らして行くことができれば、また同じことを続けられる。

農業は拡大再生産ではなく、持続できることが最も素晴らしいときいたことがある。

 

なんだかしょぼいなとも思うが、本来的に考えれば、生計を維持することができることが、つまり生命維持できることなのだ。

生命が維持できれば、工夫できる余地も生まれるし、余裕が出てくる。

 

自嘲的に、「暮らしはカツカツですわ。」ということがあるのだけど、それでも日々食べるものがあり、最低限の生活ができることに感謝している。

 

飽きずに続けていけば、きっとその先に持続していける道が見える、ということが少しずつわかってきた気がする。

 

私はメインストリームに躍り出ることができないかもしれない。

それでも、自分の確信する道をコツコツ歩いて行こうと思っている。

 

 

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ザリガニの行き先!

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6時から、鶏の世話へ。

まず小屋を移動させて、それからくず米をやる。

ひなの方には煮干しを細かく刻んだものも与えて、雑草をこれまた細かく刻んで与える。

水が古くなっていたら水も変える。

時間に余裕があったので、ザリガニの罠確認へ。

何度か書いたけど、いまは孵化時期らしく、5ミリから3センチくらいまでの幼体がたくさん罠にかかる。たくさんとは言っても、10匹強なのだが。

今まではこれを成体の中に入れておくと、共食いして自然にいなくなっていたのだけど、今日は、ひなのところに入れてみた。

すると!

13羽のひながいっせいにザリガニに襲いかかり、すぐに食べてしまった。

ひなとはいえ、だいぶ大きくなってきたので、それくらいの力はあるようだ。

とすれば、と思い7センチくらいのザリガニを入れてみることに。さすがにハサミがあったら難しいかと思い、ハサミだけはちぎってから鶏舎に入れてみる。やはり、これも先を争って食べる。

 

これで、ようやくザリガニの行き先が決まった。

ザリガニを毎日とっても、行き先がなかなかなくて、人間が食べると言ってもそれほど食べられないので困っていたのだが、これだけ鶏がいるとちゃんとした餌になりそう。そして、食べてくれる存在があればザリガニをとる意欲も湧いてくるというものだ。

 

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ザリガニを取りに行くときは、チーズをお供にしている。なかなか外に放してやれる時間がないので、30分くらいだけだけど、自由にしてやる。田んぼの周りにからむしや桑が生えているところがあるので、そこにくると本当に勢いよく食べる。

名前を呼んだり、私の姿が見えなくなると走ってついてくるのが可愛い。

 

動物にとも、人間にとってもすみやすい環境を作っていければいいな。

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試行錯誤の中で

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先日作った移動式鶏小屋だが、タイヤ分の高さを加えると地面からすこし隙間が空いていたため、さっそく鶏が脱走してしまった。とは言っても畑の周りで草をついばんでいるだけなのだが。

私が不在の時に外に出るとトンビやカラスに狙われるのでできれば小屋の中にいてほしいと思っている。

そこで、杉の野地板を小屋の下部にはりつけて、隙間を埋めた。

彼女にはかわいそうだが、なるべく草のあるところに小屋を持っていくのでその中で暮らしてほしい。

小屋が完成した!と思っても木工にうとく、鶏の特徴をつかめていないため、あれこれやり直さなければならない作業が出てきてしまう。

どこかに学びに行きたいと思うも、なかなか時間もとれないので、物を作りながら学んでいくしかないだろう。

でも、そんな試行錯誤が私の人生なのかもしれないな。

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真夏日と草刈りと

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暑いとは聞いていたが。

本当に暑かった。

朝から、草刈り。

ここは王国で新規事業を行う予定の場所。

全体の輪郭を出したいということで、代表夫妻とともに草刈り。

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9時頃から始めて1時間ほどで、体温が上がってくるのがわかる。休憩を挟んだけれど、かなり疲れた。

 

午後からは田んぼに鶏糞追肥

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相変わらず日差しは強かったものの、1.5時間ほど作業した後は少し休憩を入れた。

自然王国ではもちろん、外仕事の方が多い。やらないといけないことも当然多いんだけど、必ず休憩を入れることで、長く動けるように考えられている。

しっかり休めるからこそ、持続的に動いていけるのではないかと思うのだ。

 

もちろん、やるべきときはずんずん詰め込んで一気にやってしまう時もあるけど、調整できるときは体調と相談しながら作業を進める。

 

実際、休みながら作業していても、夕方頃には軽く熱中症的な症状が出てきて、少しくらっとしてしまった。夜の仕事の前に少し横になっていたので、無事やり遂げられたが…

 

今週1週間は日差しが強い予報。やることもいっぱいあって焦るけど、ぼちぼち進めていこうか。

 

 

 

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千葉大学と鶏小屋と。

千葉大学野外実習2日目。

田の草取りの予定だったが、朝は結構大雨が降っていたのでひとまず稲刈り時に使うスガイ縄を編んでいた。同じようにやっても、それぞれのできが違って面白い。今回はすごくうまい学生がいて、掛け値無しに驚いた。なかなかできない仕上がりだったのだ。

 

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しばらくすると、雨もやんできたので、満を持して出陣。草取りのタイミングが少し遅れていたので、かなりたくさん草が生えていた。

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初めてやることだったのだけど、みんなでわいわい5月に田植えした田んぼの草取りを行なった。

このタイミングでできなければまた違う日を再設定しようかと話していたけど、今日なんとかやれて本当にほっとした。

里山オフィスにて里山デザインファクトリーのメンバーのクリスさんのプレゼンテーションを聞いて、学生たちと感想を出し合った。

今回も学びがあったようで、今後どんなふうになっていくか、楽しみだ。

 

学生たちを送り出してからは、鶏小屋の仕上げに。

ようやく完成!

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しばらくビニールハウスに入れられっぱなしだったのだが、これで少し環境を整えてやることができる。

古机を元にした移動式鶏小屋。

下に車輪をつけたので、朝、草の多いところに小屋を置いておくと、鶏がほじったりつついたりしてくれるという仕組み。鶏にとっても草や虫を食べられるので少しストレス解消になるだろうか?

 

今までやろうとしてできなかったことも、いざ始めてみると、試行錯誤しながらも描いたように仕上がるものだ。

1つできると、また1つ取り組みたくなってくる。

次は1間×2間の鶏小屋を作ろう。

その前に、ひよこたちの止まり木を作らないとな。

 

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