今日は燃えました。
先週までは土台作り。
今日はいよいよレンガ積み。
バランスをとりながら積むのは
なかなかむずかしく、
1時から始めて7時ころまでレンガ積みをしていました。
写真は、石窯作りを指導してくださっている
Nさんと、金曜まで王国で農業研修をしている
Hさんがレンガの間に粘土を詰めているところです。
農家民泊で田舎体験
今日は燃えました。
先週までは土台作り。
今日はいよいよレンガ積み。
バランスをとりながら積むのは
なかなかむずかしく、
1時から始めて7時ころまでレンガ積みをしていました。
写真は、石窯作りを指導してくださっている
Nさんと、金曜まで王国で農業研修をしている
Hさんがレンガの間に粘土を詰めているところです。
一事が万事。
これは、そのとおりでしょう。
ひとつのことをずっとやり続ける。
これも、名人といわれる人々がよく
いう言葉です。
真実の言葉だと思います。
でも、時として、言葉の解釈しだいでは、
途中で挫折した者を苦しめる言葉でもあります。
ひとつところにとどまれなければ、
持続力がない、と思われてしまうのがまだまだ実情です。
司法試験を受験しているとき、
『この試験は合格するか、あきらめるかのどちらかだ』
という言葉をよく聞きました。
もちろん、そのときは合格だけを考えていたため、
あきらめる、というのは敗者の選択としか思えませんでした。
結局試験をあきらめることになったときも、
これ以上がんばる気力がない、あきらめるしかない、
という状況に陥ったため、あきらめる結果となりました。
つまり、合格するまで試験勉強、という一つのことを
やり続けられなかったわけです。
私は、自らが思っていた敗者になってしまいました。
でも、今は敗者だとは思っていません。
なぜなら、やりたいことが見つかったからです。
鴨川自然王国を、もっと楽しい場所にしたいのです。
ひとつのことをやり続けるということは、
ひとつの人生を生ききることだと思います。
若干30歳。いつまでも夢ばかり見ていられませんが、
『夢があるからこそ何でもやる気で取り組める』のです。
いつかこの言葉を胸をはって言える日が
必ず来るでしょう。
写真は、山小屋に上がる道で見た
ミヤマカラスアゲハです。
こちらのWebsitehttp://www.h2.dion.ne.jp/~lev.1000/miyamakarasua1.htm
で詳しい情報が見られます。
このブログを読んでくださっている方は、
自然王国近辺が強い粘土質の土地であることを
ご存知でしょう。
房総半島の中でも嶺岡山系だけがめずらしい
地質を持っているそうです。蛇紋岩が風化した地質です。
食堂には、王国近辺で出た粘土で焼いた
湯飲みがあるのですが、
その粘土がどこから出ているのか
調べていませんでした。
ところが今回、石窯の製作のため
粘土が必要になったので、小原さんに聞くことにしました。
いつもの口調で、
『あぁ、あそこにある。だけど道は壊さないで!!!』
といわれました(笑)。
で、その場所が今回掲載した写真です。
全体的に粘土なのですが、
ある一部分は完全に白く、きめ細やかな粘土です。
雨の中粘土を掘り、ロバ小屋から
保管していた木材を引っ張り出しました。
こちらは石窯の屋根に使います。
後は、トタン屋根と足りない部分のレンガを買ってくれば
準備万端です。
石窯作りも4週目を迎え、佳境にさしかかっています。
実施は水曜日です。
藤本さんの四回忌をやりました。
美亜子さん、八恵さん、美穂さんの三姉妹も勢ぞろい。
美穂さんの二人の子供も、沖縄から来ています。
今朝、みんなと一緒に畑に野菜を採りに行きました。
トマトを丸かじりしているときの二人の表情は
何を見るよりかわいいものでした。
お母さんを探して走り回る姿を見て、
かわいいな、と思う私は
そろそろおっさんになってきたようです。
いろんな人に、
『王国はだんだん変わってきたね』
と言ってもらいました。
藤本さんはなくなってしまったけれども、
藤本さんが生涯かけたこの場所で
今暮らせている幸福を再確認しました。
ゆったり過ごした日曜日は終わりました。
夏野菜は元気に育ち、私たちが収穫するのを待っています。
さ、明日からまた日常が始まる。
大田代の道刈りがありました。
来週7日には、この地域の夏祭りがあるので、
それに向けて総出で道の草刈をします。
私は、ここに来て初めて
村の行事に参加したことになります。
草刈機の使い手は多いので、
今日は刈った後の草集めをやりました。
おばあちゃんと一緒にやっていると、
いろいろと話ができて楽しいものです。
まだまだ村の人に名を知られていない私なので、
今日作業に参加させてもらったことは
とてもよかったです。
草刈後に慰労会を行い、
その席では、村の人と少し話ができました。
昔は、朝にご飯を炊いたら、
その日の晩まで炊かなかったそうです。
おひつに入れて布にくるんだりして保温していたそうな。
戦後に新しくできた道の話とか、
普段通っていて気づかないところも
話をするといろいろ発見があります。
村の二人の若者ともすこし顔見知りになりました。
田舎に入るのは難しいというけれど、
これからぼちぼち溶け込んでいきたいです。
年に2回、このようにして村の共同作業があります。
高齢化しているのは事実ですが、
皆さんとても楽しんで作業をやっています。
意外と農村の未来は明るい。
以前のブログを読む
自然王国で初体験の夏です。
最近、一日が終わるとくたくたになります。
心地よい疲れはあるのですが。
夏が暑いことを実感しています。
関西で暮らしているときもずっと夏を迎えすごしてきましたが、
いくら暑くてもクーラーがあったし、
職場は室内だったし、本当は何も
体験していないのと同じでした。
もちろん、いろいろなところに旅行もしたし、
暑い中韓国でワークキャンプもやってきました。
でも、日がな一日外で過ごす、
これが日常になったのは高校時代以来
久しぶりのことです。
先日見た映画『タイマグラばあちゃん』のなかで、
『寒さが来ないとばあに仕事をさせねえ。』
という言葉がありましたが、
四季がはっきりしていることで
生まれる暮らしがあるのですね。
暑い夏、夏しかできないことをやろう。
写真は、綿です。
溝は管理機を走らせ、きれいにしました。
来週には畝の上の草取りを行います。
現代農業増刊号最新号に、
O2ファームhttp://www.aso.ne.jp/~reisi/
の大津さんと吉田さんの記事が載っています。
甲斐さんの授業でもとりあげられていましたが、
今日はじめてブログを見ました。
百笑生活、とは言い得て妙です。
私のやっていることにも
たくさんの笑いがあるな、と実感させられました。
笑いがある仕事は最高です。
面白いので、皆さんもぜひ見てくださいね。
『トラックバック』なるものもやってみました。
「焼けるような」という形容がふさわしいこの二日間です。
今日は、農業指導をしてくださっている
川名さんの家のお手伝いです。
来年から大豆畑を増やす予定らしく、
今日は耕作放棄地の草、竹刈です。
セイタカアワダチソウは1,7メートルを超えています。
竹は、畑の端からずんずんと侵入してきています。
草刈機はうなりを上げて草を刈ります。
太陽は、9時過ぎからもうかんかんに照っています。
きりがついた後、竹刈りに移りました。
『竹引き』という、竹を切る専門ののこぎりがあります。
日本人は、ひとつの道具を汎用的に利用するのではなく、
目的に適した道具をそれぞれ開発してきた、
という話を聞いたことがありますが、この『竹引き』はまさに
それを思わせてくれました。
刃渡りは約30センチ。目は細目です。
竹を倒したい方向にそらしながら、
刃の長さ全部を使って切るようにすると
面白いほど簡単に切れます。
仕事はどんどん進みました。
しかし、参ったのが蚊です。
当然のように、竹やぶには蚊が多い。
携帯用蚊取り線香を持っていない私は
服から露出している部分、腕と顔を
すき放題刺されたのでした。
痒い・・・
ハウスは無事でした。
しかし、ピーマンは何本か折れています。
実が重かったようです。
きゅうりは、ネットを張ったアーチから、ずるりとずり落ちています。
修復作業が必要です。