麹その後と、堆肥場作り

朝7時半頃に様子をみる。

中心温度42度。
いい感じで進んできている。
22時半頃に最後の切り返し。

先日から孟宗竹を切ってきて、堆肥場作りの材料を準備してきた。
支柱作りも一段落したので、ようやくとりかかれる。

近くの人が作っているのをまねして作ってみる。
竹で枠を作って、その枠に、
野積みしてあった草や野菜を入れて、
その間には馬糞を入れて踏みしめていく。
通常であれば水分量を調節するんだけど、
最後にござをかけるだけなので、今回は草が持つ水分だけでやってみる。
3時間で完成。

余裕があれば、この隣にもう一つ作って、
切り返しのときに使えるようにしたい。
全く初めて作ったので、ところどころ不満はあるのだけど、
やってみればなんとかできるもので、
やってみることでできてないことも改めてわかるものだと思う。
及び腰になっていては何にもできないな。

さて、その間に妻が明日の味噌用大豆を洗って浸水させていた。

朝6時半から火をつける予定。

くらしを作るつもりでやっているのだけど、
端から見れば定年後の隠居仕事に見えるかもしれないな、
なんて感じる日々。
今は黙って、こつこつやろう。

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みそ用麹仕込み

朝から麹仕込み。
昨日の夕方、15キロの米を洗って浸水させておいた。
朝7時から、蒸し器をガスレンジにかけて90分。

蒸し上がった米をシーツに広げ、あら熱をとる。
45度まで下げる。

その後、麹をまぶして。

毛布二枚の上に電気毛布でシーツでくるんだ麹を包む。
仕込み終わりが9時半頃。
先ほど、22時30分頃に一回目の切り返しを行う。
中心温度が約40度。
いい感じで進んでいる。
明日の朝、また切り返す予定。
明日の夕方には、大豆15キロを洗って鍋に浸水させる。
そして、日曜日にはみそ仕込み!

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支柱作り

朝は、子供たちをバス停まで送っていく。
昨日降った雪が溶け始め、田んぼの脇の方にしか雪が残っていない。
そこを楽しそうに踏みしめながら歩いてゆく娘たちを見守る。
道の途中で、佐野部落を写す。

小さいようで、なかなか広い。
車で走っていると、体感的な距離がわかりづらくなるな。

家に帰ってくると、いつもの通りヒヨドリが。

彼らも生きるためなのだが、豆類や大根葉を食べてしまうので本当に困る。

午後から、先日切り出した竹の葉を落とし、
210センチの長さに切りそろえる。
180センチで切れば数がとれるのでそうしようと思ったが、
実際切ってみると180センチではやはり短い。
そこで、やむをえず210センチで切ることにした。
一人でぼちぼち切っているのでなかなか進まないが、
夕方までになんとか約80本作ることができた。

もう少し頑張らないと、夏野菜には足りないな。
今が大事。

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しょうゆ瓶つめ,雪遊び、夜の会議

朝から醤油の瓶つめ。
雨が降っていて、天気予報では雪になるかも?ということだったが、
まぁ大丈夫だろうということで、鍋に湯を沸かして瓶の煮沸を始めた。
鴨川と言えば暖かいというイメージがあるのだが、
瓶詰めの会場となった鴨川自然王国は、
鴨川では標高が一番高くて(といっても300メートルほどですが)、
雪になってしまうとノーマルタイヤではおりられないほどなのだ。
先週の火入れから一週間休ませると、
おりが沈殿するので、上澄みから丁寧に瓶詰めをするのです。

で、これができた一升瓶。

火入れした醤油だけで、一升瓶30本。
一家族10本当てになった。
お昼ご飯を食べていたら、雨がみぞれになり、
みぞれが雪になってきた。
おやおや、これではたまらないということで、
片付けをして散開。

1時頃に帰宅すると、家の周辺でもだんだん雪が積もってくる。
幼稚園に行っている子供たちも、帰れるかどうか不安になってきたので、
少し早めに迎えにいった。
帰ってくると、「雪だるま作っていい?」と。
どうぞどうぞ。
よくけんかをする二人だけど、一緒に遊ぶのがやはり好きらしい。

夜ご飯を食べて、子供たちを急いで寝かせてから、
Skype会議。
事業申請をどう行うか、
私たちは今後何をするべきか、
どこを優先するのかについて話しあった。

肝心なことは、話しあったことを
少しでも具体的な形に残していく、
表現することだと思う。
お互い自立して暮らしていこうとする人々なので、
具現化することを意識して取り組んでゆきたい。

蛇足。

Skypeは、一対一ならビデオ通話ができるのだが、
3人以上になると、お金を払わないとビデオ通話ができない。
ということで、音声だけで通話をした。
もちろん、音声だけでも会話は成り立つんだけど、
可能であればビデオ通話ができればな、と思う。
グループで無料でビデオ通話ができるようなサービスはないのかなぁ。

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少しずつ広げる。

さっきまで、Skypeで東京の仲間と話していた。
Skype(笑)。
視線をスクリーンにあわせると、
なんだか下を見ながら話しているような画像になるのが笑えるけど、
なんら違和感なく、普通に話ができる。
もっと早くやればよかった・・・

それはそうと。
今日の話題は、今後の活動について。
先日からお知らせしているように、
里山わらじランラン(どうやらランを重ねるようなのだ)は、
耕作放棄地を解消すると同時に、
里山の古道整備を行うということで、
山村資源利用の一つの形だと言える。

これをコツコツとやっていくのもありなんだけど、
行政との関わりを持ちながらやる方向はどうかと思っている。
行政におもねるのではなく、
住民の自発的な意志で始まった行動を
うまく行政にのせていけないか、と思っているのだ。

私の目的は、
地域で自活していける地域を作ってゆくこと。
それには、自活している住民の活動を行政が支援する体制をとらなければならない。
全国のあちこちで始まっている活動を、
ここ鴨川市でもやってみたいと思っているのだ。

手始めに、ある事業に継続申請をしてみようと思っている。
たくさん資料を書いて、行政用語をマスターしたい。
それもまた、一つの仕事になる可能性を秘めている。

よし、寝よう。
いや、よし、やろう(笑)

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やれば、わかる。

朝からチェーンソーを引っ張りだす。
堆肥場作りのために切り出した孟宗竹を玉切りにするのだ。
100センチと、110センチの竹を8本ずつ切る。
これを今度は半分に割るのだが、明日また雨が降るとのことで、
支柱用の竹切りに出かけることにした。
じゃじゃーん。

薮である。
忙しさもあって、ずっと放置し続け。
結婚する前からずっと放置しているらしく、ただの薮。
実はこの奥には田んぼがあって、そこはよその土地なので、
どうやら日当りでずいぶんと迷惑をかけているようなのだ。
そこで、竹の支柱を切るのと同時並行的に、
間伐をして、継続的に育てていく方針をとろうと思った。
しかし。
なんせ、薮。
しかも、ゆっくりとりくむ時間もない。
どうやったら効率が良いかを考えていたときに、
竹林の整備のときはまず5メートルくらいの帯状間伐を行い、
運び出しを容易にするという記事を思い出した。
そこで、これは篠竹という細い竹なので、
1メートルほど刈ればよいかなと思い、刈り始めた。
最初は、枯れた竹と元気な竹が混在していて、
切る前に片付けなければならず、手間取った。
午前中の上がりの様子。

昼食を食べて、
少し昼寝をして、再会。
なんせ、明日雨が降る。
その日やれることをなるべくやっておかねば。

こんな感じで、チェーンソーで切ってゆく。
今までは一人で作業することが少なかったのだけど、
これからはしばらく一人。
一人で黙々と作業を進めた。
やっていくなかで、チェーンソーの使い方にも段々なれてきたし、
この時間でどこまでやれるのか?と思っていたが、
案ずるより産むが易し、
なんとか帯状に刈って、開通させることができた。

これで、この後は枯れた竹を片付けながら、
間伐していこうと思っている。
2月の新月頃の竹は水分が少なくて長持ちしやすいという。
もう新月をすぎて満月に向かっているのだが(笑)、
たんたんと準備を進めよう。
あれこれ思い悩まず、やってみればやり方も段々見えてくるものなのだな。
焦らずにゆこう。

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里山わらじラン、始動。

一段と寒かった今日、東京神奈川埼玉から人々が集まってきた。
目的は、里山わらじランラン・ウォーク2013のため。
17人の参加者を得て、まずはオリエンテーション。

NPOうずで去年からやっている新・里山の教科書の鴨川地球生活楽校 Kamogawa Earth Schoolの参加者と、
裸足ランニングクラブのみなさん。
この里山わらじランというのは、ごく簡単に言うと、
使われていない山の古道を整備するとともに、
30年以上耕作されていない元田んぼを開墾し、
稲を育てて収穫した後、その稲わらでわらじをあんで、
山道を走ろう!というものなのだ。

林さんから声をかけてもらって、
裸足ランとまではいかなくてもたまに地下足袋で走っている私としては
放っておく訳にもいかず、支援スタッフとして参加することに。

で、ここが開墾する田んぼ。

何が何やらわかりません。

気合い一発。
17人の猛者たちが、一斉に作業開始。
ススキを刈り、篠竹をのこぎりで切り、
切ったものは集めていく。

私は刈り払い機(草刈機)を持って行っていたので、
昔の畦の跡を探して、一段目と二段目の境を刈って行った。
すすきと言っても、群生に近いので、
相当力を入れないとうまく刈れない。
直径3センチほどの木もたくさん生えており、
酷使している草刈機の調子が少し心配になるほど。

午前中遅く始めたのだが、1時間ほどで、ここまでいきました。

一番上の写真と比べてもらうために、もう一枚。

画面左の木の位置に焦点を合わせてもらうと、
だいぶ刈られたのがわかるかと思います。

右に移っているのは鳥獣防護柵。
そのなかを、昼食を食べに帰る猛者たちです。
残念ながら私は午後からは参加できなかったので、
どこまで進んでいるかわかりませんが、わかり次第また投稿するようにします。

この里山わらじラン企画は、地球生活楽校をやっている間に、
参加者のなかからアイディアが出て、林さんがやる気になったとのこと。
ただ単にイベントとしても、トレイルランがはやっているけれど、
自分たちで開墾と古道整備までやって走るトレイルランはそうそうないだろう。

農水省なんかが言う、山村資源利用交付金なんかが使えるんでないか?とも妄想するが、
それはぼちぼちすすめるとして、このような企画をこれからもいろんな形でやっていければと思う。
それが、御大が常に言っていた、「体制の変革は運動を通じて行う」ということなのだろう。

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不耕起栽培用の畑、完成!

明日また雨が降るという予報もあり。
ずるずるとのばしてもいけないという思いもあり。

朝一で馬糞を入れてもらっていたコンテナを馬森牧場に返却にいく。
帰ってきて、すぐに畑へ。
前も掲載したけども、同じ作業工程を再掲。

奥の草が生えている畝をきれいにする。

まずは鍬で表土をはぐ。
腰が痛くて、休み休み。

わかりにくいけど、奥まで溝を掘って畝をたてた状態。
かなり個人的なんだけど、不耕起畑の全景。

今は土を畝の上に乗っけているだけなのだが、
植える少し前に土を崩して、畝を整える予定。
不耕起と言っても、最初は表面を軽く耕して行うつもり。
どんな風になってゆくのか、楽しみだ。

昼からは、山巡り。
家の山には、5年前以来入っていないことに今日気づき、
思い立って入ってきた。
孟宗竹だらけになっていた。
これ、きれいにするの大変だな、と思いつつも、
きれいになったら楽しいだろうな、と改めて思う。

竹で堆肥場を作ってみようと思い、
野菜の支柱を切る作業を途中で切り上げ、
孟宗竹を切り始める。
チェーンソーを整備していなかったため、
竹切り用ののこぎりでしこしこ行う。

せっかく切り倒した竹が別の木に引っかかってしまい、
木から外すのに一苦労。
材料を今日中に揃えて堆肥場作りにかかりたかったのだが、
要領が悪く、今日は断念。
山道が邪魔にならないように、竹を脇によけておいた。

一文にもならない仕事だけど、
自分にとっては大切な仕事。
毎日、やるべきことを積み重ねて行こう。
工夫を積み重ねよう。

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馬糞登場!

昨夜から、馬森(まもり)牧場 | 千葉県南房総市 | お馬とふれあえる愉快な体験牧場に友人たちと泊まっていた。
先日紹介されて訪れて、昨日は二回目の訪問。
この牧場は、山林を切り開かれて作られており、
8頭のポニーがいるのだ。
オーナーは、とても面白い女性で、チェーンソーでばんばん竹を刈り、
ユンボで道をならして、馬たちを調教している。
宿泊施設も用意されており、昨夜はそこに泊まらせてもらった。

そして、今日はお土産に、これをいただいた。

馬糞、である。
ここら辺ではなかなか手に入らないのだが、
私が新しく農業を始めることを伝えると、快くいただいたのだった。

夕方から雨が降ると聞いていたので、
急いで帰って、さっそく馬糞を撒き始める。

植えて7年目のゆず。
ここに撒いてあるのはかなり乾燥した馬糞。

こちらは、4年前に植えた、2年生のレモン。
まったく剪定をしていないので、枝が伸び放題になっていて、
ちょっとかわいそうな状況。
なんとかしなければ。

それからブルーベリー、みかん、かき、プラム、
タマネギ、空豆、ニンニクにも追肥を行う。
これで、果樹や野菜たちにも十分な栄養を与えることができた。
これから、我が農園には馬糞たちが活躍してくれるだろうと思う。

馬糞散布を終えてから、相変わらず畑の畝立て。
機械を入れずに、手作業で不耕起の畑を作ろうとしているので、
なかなか進まないが、なんとか来週中には完成させたいものだ。
しっかり溝を掘っているので、きっと何年か使えるはず。

後3畝作れば、一段落だなぁ。

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5回目のしょうゆしぼり

5年前から、醤油を仲間と作っている。
種麹は信州から購入しているが、
例年4月に仕込んでから、何度かかき混ぜて、
翌年の2月にみんなでしぼっている。

この3年、なかなか時間が取れずに中途半端な関わりしかできなかったのだけど、
今年になってようやく最初の準備から片付けまでやることができた。


これは、醤油を袋に入れて、舟に並べているところ。

寝かせた醤油はこんな感じ。

まずこれに、お湯を入れて薄める。

お湯も沸かします。

我らが醤油職人の今西さん。

はじめはみんな素人だっただが、
「安房しょうゆの会」という会を立ち上げて、
そのなかから舟を作って自分たちでしぼろうという動きが出て、
今は絞りの中心人物として今西さんが動いている。
20年以上前に鴨川に引っ越してきた人。

最初はちょろちょろと醤油が出てくる。

この後万力で締め上げて、しぼりきるのだ。

一年間熟成させた醤油は塩味が甘く、うまみを感じるほど。
実は私たちがやっていた樽は今年は少し水分が飛びすぎて、
若干熟成が弱かったのだが、
もう一方の樽はとてもいい状態で、うまみ十分の醤油ができた。

火入れをしない生醤油を4合瓶で3本持って帰ってきた。
これでお刺身食べたら美味だろうな。
残りは、火入れをして、今は休ませてある。
一週間後に瓶詰めをして、今年一年間使う醤油を確保することになる。

手作り醤油はやっぱりおいしい。
そして、意外と安い。
仲間でやってるからもあるけど、1升瓶が20本弱とれて、
合計2万円くらいかかっているので、
一升瓶あたり1000円くらい。

鴨川自然王国の天然山水、こだわりの岩塩、手作りの種麹とあわせれば、
完全自然食品と言っても過言ではない?

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