マ○ドの味や!

昨日の夕食のポテトサラダ。

マヨネーズソースの中に、緑色の葉が混じっている。

なんだろう?と思い食べてみると強烈な香り。

うん?

これ、マ○ドの味やん!

実は私、小さなころはマ○ドのピクルスがとても好きだったのです。

あのピクルスの香り、マ○ドでしか食べたことがありませんでした。

成人しても、そのなぞを解こうとせず、そのままにしておりました。

外食などできゅうりのピクルスを食べると、

「あ、マ○ドの味や」と、一人ごちていたものでした。

ある人から、「あれはホニャララを使ってるんだよ」

と教えてもらい、今年の春、その種をまきました。

それは、言わずもがなのこと、ディルです。

ディル、まいてもほとんど発芽せず、4株だけ生長しています。

草取りをしたりすると、強烈な香りを発していたので、どんな味がするかと

楽しみにしていました。

そして、昨日の予期せぬ出会い。

ディル、最高。

家にいながらマ○ドの味やわ。

まぁ、あんまりマ○ドマ○ドっていうとよほど好きかと思われるけど、

ピクルスの印象があまりにも強かったのでやむを得ません。

今、庭にはきゅうりも育っています。

このディルを大切に育てて、きゅうりのピクルスにも挑戦してみたい。

考えるだけで、頭の中にきゅうりのピクルスの香りが広がりました。

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人間の実体は、関係の総和である。

昨日は、kaiさんからお話をいただいて、
東京で内山節さんの勉強会に出席してきました。

内山さんは、20年来群馬県上野村と東京を
往復する生活をされています。

「自己紹介で、どんなことを話せば自己を紹介したことになりますか?」
という問いかけがありました。
私はどこの所属で、何をしています。という答えで、自分を紹介したことになるだろうか?
では、『私がどういう関係を生きているか』という考えで自己紹介をすれば、どうなるでしょうか。
内山さんの場合は、上野村での自然との関係、東京での自然との関係を生きているとのこと、
東京でも野の雀との関係をちゃんと持っているそうです!
その雀はどんな雀か、というディティールは本当におもしろくて、
東京で雀と過ごす内山さんがどんな感じかイメージできるほどでした。

なるほど、何かと、誰かとこのような関係を結んでいます、と紹介すると
自分の輪郭が浮かび上がってくるような気がします。

「自分を変えたいと思えば、それは周りの関係をよくしていくことが
自分を変えることであるということだといえます。」
自分を変えることは、自分の内面にずうっと潜っていくことだと思っていたけど、
それだけではないのだな。外との関係もあるのだな。

「つまり、「人間の実体は、関係の総和である。」と私は、このように認識しています』
なんかいい言葉だ。自分も関係づくりが重要だと思って、王国でも、これまでも
ずっと活動してきたけど、ここら辺に肝があるのかもしれないな。
でも、関係をつくるのが難しくなっているのが現代だと思うのだけど、
そこら辺はどのようにつくってゆけばよいのだろう?
で、質問してみました。

「うん。それは行動だね。関係をつくるためには行動を起こすしかないんだ。
そんなに簡単に関係がつくれるわけではないからね。」
この言葉には、自分もうなづけるものがあります。行動を起こさないと、何も変わらないし、
関係もつくっていけません。
例えば今回、内山さんに質問するのは、結構不安でしたが、、
なんとか糸口をつくらないと自分を認識してもらえないし、と思って思い切って質問してよかった。
ちょっとした関係がつくれたかもしれません。

最後に、「関係の作り方ですが、そこら辺には「作法」が必要かもしれません。」と言われました。
これは、技術ではなく、作法なんだと思います。
これをこれから考えてゆかねばならないな、と思いました。

実は今回、帰農塾同窓会に内山さんを御呼びしたいという下心があって参加したのですが、
残念、既にスケジュールが入っていました。
ただ、内山さんの話はすごく興味深く、これはぜひとも帰農塾生のみなさんには聴いて頂きたいと
思いました。来年御呼びしよう!

帰りは、土砂降りの雨の中、八重洲ブックセンターによって、

日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)

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を購入しました。読んだらまたご報告します。

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王国カレーセットいかがですか?

昨日の朝、鴨川を出発するときは、土砂降りといってもおかしくないほどだった。
だから、野菜は玉ねぎ、じゃがいも、人参の3種類にしぼった。
あれ?
よく見れば、これでカレーが作れるではないですか!
じゃ、3種まとめてカレーセットとして販売しよう!
ここで石井さんが、
「肉じゃがも作れます。」
ぼそっとつぶやく。
あ、せやね。
肉を食べない人には、ポテトサラダをすすめようよ。と付け足してみる。
まばらにお客さんが通るたびに、
「王国カレーセットいかがですか?」
と声をかけると、何人かが
「おもしろいね」
と言って買ってくれた。
でも、意外にも
「重いからね。」
という人も多かった。なるほど、考えて見れば3種まとめて約二キロか…
自分たちから考えたらなんてことない重さだが、
手荷物と考えたらおもいかな…
というわけで、重いという方には半分にしたり、玉ねぎだけにしたりしました。
なんや、いつもと一緒やん。
ひょっとして、野菜を減らして5百円ワンコインにすればもっと買いやすかったのかな。売り方を考えるのはおもしろい。
次回のチャンスを活かそう。

今日の夕方まで、哲学者の内山節さんの勉強会に出席していました。
ご報告は日を改めて。
今また、雨が激しく降っています。

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移動中に

突然車が止まった。
場所は、君津のとんこつラーメン屋前。
朝の出発時にはなんの異常もなかったのに、
だんだんエンジン音が不安定になってきて、
「おかしいな、大丈夫かな」と思い始めた。
信号で止まると、もう発進できずエンスト。
ちょうどそこがラーメン屋の駐車場横で、
手押しで駐車場に入れる。
みんなには先に行ってもらって車屋を待つ。エンジニアに聞いてみると、
「水ですかね。このタイプは大雨の時エンジンに水入っちゃうんですよね。まあ、修理代はびっくりするほどは高くありませんから。」
え?
水に弱い?
なんやって?そんなん知らんかったわ。
といっても後の祭り。
車は壊れました。
はあ。

バスに乗り、今芝公園に向かっています。
今日はキャンドルナイトの出展なのです。

慌てていて、東京の街を作業着と長靴で歩いてしまいました。

事故にならなかったのだ不幸中の幸いでした。
芝公園に遊びに来てくださいね。

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つまり、行動を起こせ。

赤めだか

赤めだか

立川談志の弟子、立川談春が真打になるまでの自伝的エッセイです。
評判だったので、思わず購入しました。
エッセイの内容もとても面白く、ドラマチックなのですが、印象に残ったのは、
師匠である立川談志の言葉です。

「いいか芸人に限らず、現状を改善するには行動を起こすんだ」

「時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方がない。
現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。
そこにはきっと、なぜそうなったかという原因があるんだ。
現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。
その行動を起こせないやつを俺の基準で馬鹿という。」

まるで、自分に語ってくれているかのようでした。
現状を改善するには行動を起こすしかない。
今の自分を振り返ってみて、今のままではいけない、自分を変えたいと思っています。
とすれば、自分を変えるためにはどうすればよいか。

現状を認識して把握し、処理することですね。
生活の時間帯も、早寝早起きでリズムが作れるようになっています。
この生活時間帯の中で、できるだけのことをしてゆこう。

「修行とは、矛盾に耐えることだ」。
ただいま、人生修行中。
それも、本番をやりながらの。

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セミナーを終えて

6月12日、東京に行って参りました。
ふるさと回帰支援センターは、歌舞伎座の隣のビルにあります。

つい先日、夕方のテレビで歌舞伎座一階にある”塩ヌードル”の店が特集されており、
腹ごしらえに鴨川市ふるさと回帰支援センターのみなさまと入ってみました。

う〜ん。テレビで見た時の印象と、自分が食べたときの印象はやはり違いました。
年を取ったのか、油が少し多かったのと、塩ラーメンですから当たり前ですが、
塩が多かったような気がしました。
でも、東京でラーメン!完全にお上りさんですが、ちょっとしたネタにはなりました。

ふるさと回帰支援センターは、普段は展示会場、相談所として
使われているので、セミナーをするときには机を移動させて椅子を並べます。
セッティングすると、約20人くらいがやっと入れるスペースが完成します。
意外に狭い・・・

定刻前には!皆さんほとんど集合されて、セミナーを始めました。
今回は、私が初めて皆さんの前で話させてもらいました。

お客さんが入るとこんな感じです。

いつもはビッグネームにお世話になりっぱなしなので、本当にしゃべれるのか?
という不安もありましたが・・・

間の悪いことに、風邪を引いてしまい鼻が詰まってしゃべりにくかったです。
自分もさることながら、お客様にはもっと聞き苦しくて申し訳なかったと思います。

テーマは、「農的生活、くらしを豊かにするもの」と題して行いました。
5月の帰農塾の写真をお見せしながら、内容を紹介しました。
今回一番伝えたいと思ったのは、まぁこれは増刊現代農業からのインスパイアですが、
「食と暮らしを自分に取り戻す」ということです。
そのために、

1 シンプルな暮らし
2 自分のものは自分でつくる
3 都市から離れてみる

この3つを提案しました。
しばらくこれについて考えてみたいと思っています。

セミナーは、そのあと鴨川市ふるさと回帰支援センターの説明があり、質疑応答を受けました。
王国のメールマガジンを見てくれている方が多く、びっくりしながら嬉しかったです。
現在購読者数230名ほどですが、精進すべしと思った次第です。

感想の中に、「農的生活はすばらしいものなのでしょうが、現実には難しいです。」
というものがありました。
え?私の生活は現実じゃないのか?
というのが第一印象です。
考えれば、仕事があって、都会に暮らして、ということから
現実には難しいという感想が出たのだと思います。
それ自身はやむを得ませんが、だからこそ王国などの活動に参加しながら、
「暮らしに農を取り入れる」ことをしていきましょう、という呼びかけなのです。

これを伝えるのは難しいのかもしれません。
私の説明を録音したMDを聞いてみると、
早口なところもあり、聞き取りづらいところもたくさんありました。
自分で一生懸命やったつもりでも、客観的に残ってしまうとあらが見えます。
でも、一回やらせてもらったので、次が見えてきました。
次回は8月に行います。

セミナーの準備もさることながら、基本はやはり現場です。
ますます暮らしが楽しみになってきます。

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里山帰農塾セミナー開催します。

たまに書けば宣伝ばかり。
すみません。
毎日書く時間がとれておりません。

6月12日(木)夕方6時から8時まで、
東京銀座でふるさと暮らしセミナーがおこなわれます。
王国は、里山帰農塾セミナーと題して
5月の帰農塾の様子を伝え、ご案内をすることになりました。


帰農塾での田植えの様子です。

直前ですが、ぜひいらしてください!
お申し込みは鴨川自然王国[email protected]まで。

以下引用です。

田舎で暮らしてみたい。

自分で食べるくらい、野菜を育ててみたい。

ちょっと『農的生活』について考えてみませんか?

南房総は鴨川の、豊かな里山の中で繰り広げられる座学と実習。

「農的生活」とは何か、その先に見えるものは?

2008年5月に行われる里山帰農塾春コースの写真を見ながらともに考えてゆきます。

●開催日:2008年6月12日(木)18:00〜20:00
●参加費:無料
●定員:30名(要事前申込み)
●会場:ふるさと暮らし情報センター
 中央区銀座4-14-11 七十七ビル3階

TEL:03-3543-0333 
 地下鉄日比谷線東銀座駅5番出口 階段を上がった前のビルです
 

◆お申し込み・お問い合わせ
農事組合法人 鴨川自然王国

〒296-0237 千葉県鴨川市大山平塚乙2−732−2

TEL:04-7099-9011
FAX:04-7098-1560

E-mail:[email protected]
URL:http://www.k-sizenohkoku.com/index_top.html
◆主催:鴨川自然王国鴨川市ふるさと回帰支援センター

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野菜宅配

月曜日は鴨川市内への宅配を行っています。
今日の野菜たち。

サニーレタス
ブロッコリー
タマネギ
紫タマネギ
空豆
間引き人参
スティックセニョール
ラディッシュ

以上の8種類です。

サニーレタスは、夏野菜へのつなぎとなりそうです。
苦みが少しあるからか、虫もほとんどつきません。
ブロッコリーは、気温が高くなることから、花が咲きやすくなっています。
これはやむをえません。宅配パックをあけると花が咲いていたりすると、
ブルーだろうな・・・
タマネギ、紫タマネギはこれからどんどん出せそうです。
空豆も最盛期を迎えています。
人参も間引きを終えてからは大きいものが出せそうです。
スティックセニョールは初めて成功しました。
今年は夏まきに挑戦して、2月3月にお届けできるようにしたいです。
ラディッシュ。困ったときのラディッシュ。
まだまだおいしく食べられます。

これからも王国野菜をよろしくお願いいたします。

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雨ですね。

今年の春は、雨が多いです。
昨日九州では入梅したようなので、こちらでももうすぐ梅雨かな。
里山帰農塾も楽しく終了し、王国スタッフも毎日元気で活動しています。
いろいろと伝えたいことがあるのですが、ちょっとばたばたしておりなかなか
このブログを書くことができません。

今日は帰農塾レポートを書き上げました。数日のうちにホームページに掲載される予定です。
今回はNPO法人ふるさと回帰支援センターのホームページにも短縮版が掲載されます。
ってそれを今まさに書いているのですが。

明後日には、大山千枚田を舞台に行われる棚田環境大学主催の「どろんこバレー」の学生諸君の利用と、
種まき大作戦「棚田チャレンジ」の人々が草取りにやってくる日です。
「棚田チャレンジ」、面白いことになりそうです。
少人数でスタートしたので、今年が肝心。

日々元気にやっています。
風邪は治りましたが、咳が少し出るくらいです。

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明日から帰農塾

そんなわけで、昼からは帰農塾の準備ができなかった。
明日急いでやらなければ。
今年初めての帰農塾です。

参加者も16名で、多い方です。
天気は、残念ながら二日目の昼から雨。
三日目の畑作業はできないかもしれない。

その場合は、記念館で何か代替的な講義をやる予定です。
帰農塾もこれだけやってきてるんだから、
参加者の皆さんにとことん楽しく学んでもらいたいです。

さ、元気にやろう。

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