王国で、あわのわコミュニティカフェ&マーケットが開催されています。
今午前10時20分です。
スタートが11時なので、時間に少し余裕があるのでその合間に書いています。
ちょうど今リハーサルの最中。今日はアイリッシュバンド(日本人ですが)も出ます。
アイリッシュの響きは大好きな響きです。
いつかアイルランドに行くぞ!とまた思いを新たにしています。
パブに行ってギネスをのみたい。
Yaeちゃんはワールドミュージックを歌うことも多く、今回もセッションがあります。
王国からは、野菜と本を出展します。
王国は会場でもあるので、販売というよりは駐車場係をしたりなど周り仕事が多いのです。
会場を見渡せば、いつもの王国とは違った雰囲気です。
南房総の移住者を中心に、独特な世界が形成されています。
どんなイベントになるのか、楽しみです。
今回のメインゲストは「太陽電力」という、フジロックなどでソーラーエネルギーでPAをやってしまうグループです。さらに、ミニFMということで、あわのわ限定発信のFMも行います。
すごい!
詳しくはまた明日!って書く時間があるのか若干不安ですが・・・
芋掘りイベントです!
さつまいも掘りの予定なのですが、今、小雨が降っています。
朝一には降ってなかったので、軽く自宅の草刈りをしてきたのですが、あがってきてしばらく経つと降ってきました。
予報では昼から晴れるとのことなので楽観的ですが。
さつまいもの畑を見ていてふと思ったことは、農業は息の長い仕事だなぁということです。
それに伴う王国会員の活動も、息の長いものです。
このさつまいもは、6月、雨が降る寒い日の朝にみんなで植えたものです。それから土寄せをして、草取りをして今日の収穫を迎えるわけです。4ヶ月間、約120日の時間です。苗から作るともっとかかっているのですが、苗は購入しているので4ヶ月です。
農業は、誰にでもできる仕事ではないと思います。
天気を見ながら、半年先を描いて作付けをする。輪作を考えると数年前から数年先まで読んでいないとうまくいきません。
私には、ちょっと荷が重いかなとすら思います。
みんなでやっているからなんとかやれているだけなのだな。
私は、私のできることを着実にやってゆくだけです。
脱穀だ、天気には逆らえない!
昨日は一日脱穀。
王国田んぼ4反歩を、午前中5人で3、5時間、午後5人で4時間。
きれいな秋晴れでした。
脱穀機とこれまで書いてきましたが、機械の名前としてはハーベスターといいます。
脱穀機のほうがレトロですかね。
みなさんが刈って、束ねて干してくれた稲をどんどん脱穀機に入れていきます。
稲を運ぶ人、その後のわらを縛る人、はざかけを壊していく人。
それぞれの役割に別れて、たんたんと進めます。
いつもは事務仕事の石井さんも手伝ってくれました!
王国スタッフ総出です。
夕方6時前にやっと終了。近くの農家さんのところに運びます。
もみの段階で70袋弱あったので、今年は収量が期待できそうです。
そして今日。
明日からしばらく雨の予報で、急遽帰農塾で稲刈りした田んぼと、
種まき大作戦「棚田チャレンジ」の田んぼも脱穀することになりました。
棚田チャレンジのみなさま、脱穀したかったかもしれませんが申し訳ありませんでした。
天気には逆らえません。
6日間だけ干せましたが、きれいに乾燥しています。
こんな感じで稲束を入れていきます。
前から見たところ。
アップです。
脱穀したあとです。
果たして収量は?
もみで9袋ありましたから、うまくいけば4俵取れるかも。
もみすりをしないと、正確な収量は分かりません。
来週には発表できると思います。
その後は、縛ったわらを片付けました。
これは来年まで保管します。
その間に、わらマルチに使ったり、その前はしめ飾りを作ったりといろんなことに使います。
コンバインで稲を刈るのが当たり前の時代に、長いわらが保管できるのはなかなか貴重です。
昔ながらのものを残すのは、本当に手間がかかります。
わらのほこりで鼻は真っ黒になるし、気管の弱い私は少し息があがってしまいます。
それでも、この脱穀、わらの片付けが終われば長かった稲の作業もようやく一段落です。
あとはみなさんの元にお届けするだけです。
おつかれさまでした!
以前のブログを読む里山帰農塾三日目
帰農塾が、終了しました。
初日の夜は台風に見舞われたものの、二日目は晴れ渡り、
三日目も解散までは雨が降りませんでした。
結果的に天気に恵まれました。
今、眠い頭に呼びかけながらこれを書いていますが、
初日の顔と、帰る間際のみなさんの顔の変化がとても印象的だったことを思い出します。
無論、初めて来る場所での緊張もあるのでしょうが、3日間だけで人の表情ってこんなに変わるのか、と思いました。
参加者の中で将来王国のような場所を作りたいという方がいて、「運営の方法、今後の展望はどんな感じですか?」と聞かれました。
そのとき、一言で出てきたのは、「現場に居続けることかな」という言葉です。
不思議なことに、今までこんな表現を使ったことはありませんでした。
でも、この「現場に居続ける」という表現が今の私にぴったりです。
5年前に王国に来て、いろいろの体験を屁て、5年前と核になる考え方は変わっていませんが、その考えをどのように表現し行動していくかということについてはずいぶんの変化がありました。
多くの人、稲や野菜たちとつきあう中で、自分が変わっていったのだと思います。
昔何気なく読み流していた本も、今読み直すと全然違う、とても深い印象を抱きます。
これはきっと、自然王国の持つ時間と空間の威力ではないでしょうか。
ふと見つめ直した自分の4年間が、意外に長い時間であることに気づきました。
自分も、この場所に生かされている。
この場所に生かされている自分が何かを発信している。
不思議ですし、ありがたいことです。
とりとめもない思いを書いてしまいました。
また、参加者の感想で、「稲刈りをして体中が痛いのだけど嫌な痛みではない」というのがありました。
そういえば私も寝不足で、疲れているのだけど、嫌な疲れではないです。
少しずつ、自分に物事に対する感受性が育ってきているような気がします。
明日からまた、日常生活が始まります。
ペースの調整をして、熱いながら静かな思いで暮らしてゆきたいです。
里山帰農塾二日目
心配していた台風、確かに夜中はすごかったです。
3時ころ目を覚まし、風の強さにおののいて雨戸を閉めまくりました。
妻と娘二人は爆睡でしたが・・・
朝起きてみると、小雨になっており、
心配していた王国のはざかけもひとつも倒れていませんでした!
ほっとしました。
低く立てたはざかけは重さで若干沈んでいたので、小原さんと竹本さんが
修理してくれました。
ですので皆さん、ご安心ください!
稲は無事お届けできそうです。
さて、元に戻ります。
畑は、育苗ハウスで苗の植え替え。
そのあとはいよいよ、鶏解体です。
指導用と合わせて6羽解体しました。
参加者の感想は、「きつかったです。」「食べ物を食べる、ということを知りました」などでした。
調理師学校で解体をやったことのある人も、それは毛をむしられて、内臓も抜かれた後の
鶏を解体していたとの事で、最初から最後までやるのは初めてだったそうです。
昼からは稲刈りでした。
5月に田植えをしたところを刈ったのですが、これが昨日の台風で水浸し。
ひざまで使っての稲刈りをする場面もありました。
もっと詳しく書きたいのですが、実はまだ交流会中なのです。
また明日でも、追記します。
おやすみなさい。
里山帰農塾一日目
台風が来ているというのに、決行することになりました。
現在午前6時ですが、本日は午後遅くから雨が降るようです。
延期しようか中止しようか、迷うところです。
2泊3日の日程、季節的なものを考えるといかんともなしがたく
今回は決行することにしました。
外での実習は無理かもしれません。
今回15人が参加する、大きなイベントになりそうです。
人数的には参加者それぞれの顔が見えていい感じです。
稲刈り、鶏解体、畑作業ができればいいですが。
昨日から来た住み込み人の忘れ物は無事発見されました。
早朝に鴨川営業所まで行ってきました。
さすがに4時半ころはほとんど車の通行がなく、
15キロの距離の中で2台にしかすれ違いませんでした。
でも、駅やバス停はもう動き出しているし、
こんな田舎でもコンビニは煌々と明かりを照らし出しているし、
早朝ドライブもなかなかおつでした。
さぁそれでは、本日も元気にやってきます。
第一印象が大事ですからね!(笑)
野菜宅配と新住込人来る
台風が近づく中、今日は野菜宅配です。
かっぱを着て収穫。そんなに雨は強くありませんが、
2時間ほど作業すると、服はびしょぬれです。
宅配件数は、いつもより少なく19件。
これでも、以前に比べると多い方ですが。
昼からは、新しい住込人がやってきました。
Kさんという20代の女性です。
明日からの帰農塾、準スタッフという形で参加してもらう予定です。
大阪からわざわざやってきてくれました。
もちろん、大阪といっても広いので、特に私と関係があったわけではありません。
旅が好きで、将来は自給自足の生活を送りたいそうです。
9月末までの滞在予定ですが、どんな展開があるか楽しみです。
うっかりさんと自認するだけあって、さっそくバスに忘れ物をしたようです。
現在追跡中。
対応の悪い日○バスさんですが、なんとか探してほしいものです。
彼女には車の免許がないので、誰かが取りにゆかねばなりませんが・・・
ま、それもよいでしょう。
稲刈り続き。
王国にいるスタッフ3〜5人で稲刈りをやりました。
午前中は、石井さんも参戦!
なんと、初めての稲刈りだそうで。
実家ではコンバインで刈ってしまうので出番がないのだとか。
Yaeちゃんも次男をあやしながらの参戦。
王国イベントのときよりはるかに少ない人数、これでもいつもよりは多いのですが、
この人数で稲刈りを進めました。
実は、この少人数でやる稲刈りも結構面白いのです。
何も考えずに集中して稲を刈ることができます。
没頭するのが好きなのです。
一番上の狭い田は、上から常に水が流れ込んでくるので
田が乾かず、踏み入れると抜くのに苦労するほどでした。
でも、これが終われば脱穀です。
そうすれば、皆様に新米をお届けすることができます!
それはそうと、台風13号の進路が非常に心配です。
明後日から帰農塾なのに、ちょうど雨が降りそうです。
速度も遅いし、風速は17日現在毎秒23メートル。
稲刈りできるんでしょうか?
関東上陸までに台風の勢力が弱くなることを祈ります。
稲刈り実習は少雨決行です!
稲刈りイベント終了しました。
電機連合から3日連続の稲刈りイベント、終了しました。
王国の田んぼは、昨日、今日で残りは三枚になりました。
昨日の進捗状況が芳しくなかったので、
どうなることかと思っていましたが、さすが王国会員。
もくもくと作業、作業です。
もはや、体験ではありません。
これでいいんでしょうか?
いいと思いたい。
皆さんの思いが結集していると思いたい。
稲刈りは、孤独な作業です。
目の前の稲をザッザと刈って、束ねる。
それの繰り返しです。
その稲を刈る音は心地よく、胸の奥まで伝わってきます。
すがい縄でしばるとき、ぎゅっと縛る感覚があります。
半そでで作業すると、稲の葉で肌が傷つきます。
後々少し痛痒くなります。
孤独な作業ですが、周りでは大勢の人が同じ作業をしています。
もくもくとした作業に、人々の思いがこめられているようで
静かながら、嬉しさがこみ上げてきます。
残りは、水曜日に刈る予定です。
こちらは3人から5人での作業。
もっと黙々とした作業になるんだろう・・・(笑)
稲刈りイベント中です。
昨日は電機連合の稲刈り。
100人ほどの人が稲刈りをしました。
研修中のS木君もかなりがんばって働いていました。
疲れが出なければいいけど・・・
電機連合のイベントには、自分が5年前に王国に来て以来の
お付き合いで、思い入れがありました。
今年で6回目になりますが、そのうち5回に携わったことになります。
毎年会う人も増えて、イベントとしても面白いものだったのですが、
組織上の理由で今年が最後になるかもしれません。
電機連合という大きな労働組合組織が、第一次産業の生産現場で
汗を流すことの重大さを先覚的に感じて始めたのだなと思っていたので
最後であることがものすごく残念です。
100人という規模が大きすぎるのが問題なのは、大組織であるゆえの
困難さですが、それだけ多くの人が触れられるということでもあったはずです。
とはいっても、電機連合のお米プロジェクトがたとえなくなるとしても
自然王国や大山千枚田がなくなるわけでもなく、来年もお米作りを続けるわけです。
そう、5年前に感じていた通り、私がいつでも現場にいるから、
皆さんいつでも遊びに来てください、という姿勢はまったく変わっていません。
というわけで、今日も元気に稲刈りをやってきます。
延期した王国イベントと、大隈塾社会人リーダーシップ論のみなさんとの
合同イベントです。
雨よ、降ってくれるな!