梅雨の晴れ間には

昨日の雨は、朝まで残らずに、今朝はいい天気。この時期は、週末には田んぼ化畑に出ている。朝から、仲間とやっているお米作り集団「佐野山賊会」の田んぼに追肥をして、草刈りを行う。

先日、お国からもらった「定額給付金」で、念願の26㏄タイプの草刈り機を購入したので、すいすい刈れてしまう。もっと早く買えばよかったと思うけど、安い機械ではないので、この際買えてよかったなと思うのであった。

午前中は山賊会の草刈り、午後からは我が家の田んぼの草刈り。妻と二人で同時に草刈りを進める。夕方までやって、全体の4分の1くらい終了。明日も、空き時間にちょっとやらないとな。

夕食は、中2の娘が作ってくれた豚の生姜焼き。初めて作ったらしいのだが、とても美味であった。親バカである。

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溝掘り、溝掘り。

今日は朝から、田んぼの溝掘りだ。と言っても、私が掘るのではない。

山賊会の親方が時間を作ってくれて、ユンボで掘ってくれる。私はその補佐で、鍬やスコップで溝や土手を整形していく。

今までは、田んぼに溝を掘ることなど考えたこともなかったけど、今年山賊会で一緒に作業を進める中で、ちゃんと溝を掘ることがいかに田んぼを乾かす上で重要かということを学んだ。

で、今は時間があれば剣スコで溝を掘っている。とりあえず、形だけ作っておくだけでも、少しずつ田んぼが乾いていっているので、もう少しがんばろうと思っている。

ユンボで掘ってもらっているところは、我が家の田んぼの中でもっとも乾きづらくて、深い田んぼ。今日は1日かけて掘ってもらい、パイプまで埋めることができた。

夜になって、雨が結構降ってきた。明日の朝どんな状況になっているかみに行くのが楽しみだ。

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仕事終わりのミス

朝からはりきってハンマーナイフモアで田の二番穂刈りを始めた。昨日刈払機で畔と土手を刈っておいたので、今日は田の中に入ることにしたのだ。

2反歩強の田を刈っていくのだが、注意しないといけないところがある。田に水がたまっているところはぬかるんでいるので、モアを入れるときに、はまらないようにすることだ。もちろん、何度も使っているのでそれほど重大な問題ではない。危ないところは避けながら機械を動かしていた。

12時近くなった頃、残る田は1枚となっていた。しかも、その田は一番小さな田んぼ。あと少しやって終わらせれば午後から別の仕事ができるなと思ってとりかかった。

田の奥の方まで入っていくと、モアがだんだん沈み始めた。あ、ヤバイなと思うと、時すでに遅し。キャタピラが滑って、前にも後ろにも動けなくなってしまった。重いので、1人で動かすのは無理だ。

そこで、お隣のMさんに電話する。トラクターで引っ張ってもらおうと考えたのだ。田にはまったときはいつもMさんに電話してしまう。彼もこちらに引っ越してきた人で、農家となって野菜の出荷もしている人だ。ありがたいことに、トラクターで助けに来てくれた。

ワイヤーをかけてモアを引っ張ると、うまく出すことができた。おかげで機械も無事だったし、残りの草刈りも終えることができたのだが、やはり作業は落ち着いてやることだと改めて思った。

事故は、仕事始めや終わり、休憩後に起こったりするから気をつけろとはよく言われることだが、今日も同じことをやってしまったのだった。助けてくれる人がいたからよかったけど、そうでなければ大変だった。

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たまの農作業

朝はヤギの爪切りをしようと子どもたちと勇んだが、小屋まで行くとこのところの雨で地面周りがぬかるんでおり、チーズの足も汚れているので、晴れが続いたときにやることにする。ついでにもみ殻を地面にまいておいた。

本当は玉ねぎと豆の畑をつくりたいのだが、雨でぬれてしまっており作業ができない。そこで、田んぼの草刈りに行った。わが家の田んぼは集落のメインストリート!に位置しているので、草を放置していると、本当に目立ってしまう。景観を維持するためにも、できるだけきれいにしたいと思っているのだけど、思っているだけになってしまっている現状。

午後からは、にらファイトを仕込んでお米の発送。今年の発送ももう終わりだな。あとは、年間契約してくれた方に毎月きちんと発送していくこと。

夕方には山賊会の草刈りをしようと思ったが、5時過ぎにはかなり暗くなってしまったので、あきらめて帰ってきた。もう、冬だな。

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発送と仕込みと。

昨日、コメの注文をいただいたので、今日は朝からそれの準備をした。精米に行った後、ホームセンターで米袋とコメ用の箱を買う。コメの発送用の箱というのが売っているのだ。5キロ、10キロ、15キロ、20キロなどの区切りで米袋が入るようになっている。

精米から帰ってきてからは、コメを冷ます。精米してすぐは熱を持っているので、放熱させる必要があるのだ。その間に、スマホで宛名登録を行う。今年からゆうパックのスマホ割というアプリを使って発送することにした。それでやると、ちょっと安くなるのだ。一軒ずつ登録して、クレジットカードで支払い手続きをする。

それから、お米の袋つめ。一袋に5キロずつ計って詰めて、縛る。数が10個以上になると、結構時間がかかってしまう。袋に詰めたら箱に入れて、チラシを入れればできあがり。

雨の中、郵便局まで持っていった。郵便局では、このアプリを使っての大量発送に慣れていなかったらしく、職員さんが3人がかりで手続きしてくれた。そもそもこのアプリを紹介してくれたのもこの郵便局なのだけれど。送料が一万円以上したので、現金を持っていかなくて済むのはありがたい。

帰宅後は、にらファイトの仕込み。直売所に出荷するものの他に、直に依頼してくださる方もいるので、3日おきくらいに仕込んでいる。週末は晴れるようなので、売上が上がるといいな。

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お米、第一陣発送!

先日ご案内した、お米の販売状況であるが。https://bit.ly/2RmI4zm

今日ようやく、第一陣を発送することができた。おかげさまで、ぼちぼち注文をいただいている。そんなにたくさん量があるわけではないので、できるだけ早くご注文ください。

にらファイトは、販売を始めてから40日ほどが過ぎ、少しずつ地元の人にも知られるようになってきている。イベントなどでも直販すると、ありがたいお言葉をいただくことが多い。週末に注文をいただいたので、新しく仕込んだ。商品を育てていくことも、面白いことだな。

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め、目まぐるしい。

朝方頃、天気予報にはなかった雨が降ってきた。しかも、結構激しく。

雨合羽を着て動物の餌やりをする。当たり前だが、雨でも餌やりはしなければならない。

王国では、野菜出荷作業をした後、イベントの反省会を行い、あげせんのシール貼り。今日はたくさん手伝ってくれる人がいたので、140個余りのあげせんの表裏にシールを貼ることができた。

午前中で王国を上がり、昼食後少し休んで営農組合でもみすり作業のオペレーション。ありがたいことに、私に頼んでくれる人がいるのだ。もみすりは機械の運転も気が抜けないし、きちんともみを外すためにはそれなりの集中力が必要になる。こちらも、無事終了。

夕方は、台湾から女子中学生9人の受け入れ。彼女たちは今日来日して、そのまま鴨川に来て、宿泊だけして朝すぐに出発してしまう。そこで、6時過ぎから動物の餌やりやらない?と提案してみた。ちゃんと起きれるかな?中学生でもちゃんと英語を話していて、すごいと思った。私ももっと勉強したい。

夜は学習指導を里山オフィスで行った。いつもは家でやっているのだけど、今日は民泊の参加者が多かったので、オフィスでやらせてもらったのだ。ひさしぶりにオフィスにいると、やっぱり落ち着く。

シェアしているメンバーも、それほどうまく使えているわけではないのだけど、なんとかうまいやり方を見つけていければと思う。

朝から晩まで、雨は降ったりやんだりだし、やることもたくさんあって、目まぐるしい1日であった。

早稲田大学の天野太一君にとってもらった、酔っ払った私の写真を最後につけておこう。

ナルシシスト…

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稲の向こうに、虹。

朝は王国で、イベント受け入れの2日目。朝食をたべてから、お昼用の野菜を採りに行く。

空芯菜、ナス、甘長とうがらしや生姜を収穫。帰ったら即昼食準備だ。カフェスタッフの戸村さんをリーダーに、3人の参加者と私で準備する。昼ごはんまで1時間半くらいしかないので大忙し。それぞれで役割を決めてテキパキと仕事は進む。そして、昼食のスパイスカレーが完成!とても美味しくできたし、みんな喜んでくれた。参加者たちが楽しんでいる姿が見れて、私もとても嬉しかった。社会人参加者を送り出した後、学生たちをバス停まで送り、急いで帰宅。

いつも我が家を手伝ってくれるお隣さんの稲刈りだ。乾いていた田んぼが最近の雨でぬかるんでしまい、バインダーが4分の1くらいしか入れられず、あとは全て手刈り。

私も午後から参加となったわけだ。

4人でやって、4時半過ぎに無事終了!

いつもお世話になっているので、少しは助けになっただろうか。

作業の終わり際、雨が降ってきて、上がった後。

田の先に見える虹が、きれいだった。

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祭りだ!

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今日はいつもより早く作業を始めた。

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5時頃は、さすがに涼しく、身体も動かしやすい。

日の出がきれいだ。

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山賊会でやっている田んぼも穂が揃ってきた。

去年の今頃から計画を練り始めたこの活動も、今月末には収穫を迎える。みんなでやっているから、お互いの意思を合わせなければならないけど、最初のこの時期はできるだけ議論を積み重ねる必要があると思うのだ。

 

朝一の作業を終えてから、草刈りを行う。

餌やりをしてからの作業になるので、始めたのは午前10時前。この時間になると、立っているだけで汗が吹き出してくるほど。やろうと決意して始めるも、今日は30分草刈りをすると休憩を取ることにした。わずか30分だけでも、脈拍が早くなってしまい、体力回復にも時間がかかる。結局、午前中で39分を2回しかやれなかった。まあ、やらないよりましだが。

 

午後は、明日のために子供神輿の組み立て。1年に1回しかやらないので、みんなであれこれ確認しながら組み立てる。

 

そして、佐野地区のお祭り!

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みんなで囃し立てる。

人がすくなくなってきているけど、まだみんなで集まってお祭りをできるのは幸せなことだ。

地域の中でどのように暮らしていくのか、今日は村の人といろんな話をすることができた。

あとは、実現に向けて動いていくだけだ。

明日は大山地区の合同祭典!

やりきります!

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そこに、希望を見出せるまで身悶えしているか?

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自然王国のカフェから駐車場方面を撮影。雑草が生えているだけなのだけど、夏らしい茂みが素敵だった。午前中は草刈りをしていたんだけど、やはりこの暑さで参ってしまった。熱中症の手前まで毎日来ているような気がする。幸い、夜には回復するのだけど。

 

帰宅してからは、集落の中山間地活性化協議会の会議に出席。

「コメを作っていても希望はない」「どうやっても人件費を出すことはできない」「耕作者がいなくなる」なんて意見が噴出し、私とお隣さんには、「若い人に頑張ってもらわないと」と意見を求められる。いや、私ももう40過ぎで若くないんですけど、と思うがほとんどが70歳を越える人々の間では説得力もあるまい。

 

小農として暮らしていくことは可能だとは思っているが、大規模にやることに私自身もあまり希望を感じてはいない。でも、「コメ作りに希望はない」と言われてしまうと、その発言者の事情もわかりつつも、それを認めることはできない自分がいる。

 

正答のない問題に解答を出すことが人生であると思っている。わたしは、あきらめたくないのだ。あきらめないために、自然王国で働いたり、農家民泊をやったり、山賊会という共同水稲栽培グループをやったり、NPO法人うずで活動しているのだから。

 

今の私には、残念ながらこの絶望に答えを示せるだけの実力がない。一人だけでは、正答を出せないような気がする。でも、希望を見出せるほど身悶えして考えていきたい。

 

大げさな話と思われるかもしれないが、コメ作りが儲からないのは事実だし、私の住む地域があと3年後にこの中山間地活性の事業に取り組むかどうかすらわからない。

こんな実態の中で、日々考えて考えて考えて、これに方向性を示せれば、そんな暮らしは最高ではないか。

 

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