くろ、土台作り

昨日の雨で、田んぼに少し水がたまった。
5時ころより石田さんが田うないをはじめ、
私は5時半過ぎに王国に上がって、くろの土台作りを始めた。
くろというのは田んぼの畦のことで、畔につくる堤防のことを言う。
くろぬりのためには、まずはじめに土台を作って、
翌日以降に土台の上にまた田の土を載せ、それから
田の中に入ってくろを整えてゆくという三段階の流れを踏む。
一年ぶりにやると、腰が痛い(泣)。
田づくりの時期になると毎度のように思うのだけど、
くわ使いは本当に奥深い。私がやると、鍬で田の水をはねさせてしまい、
作業着はどろどろになってしまう。
さらに、うまく土が上がらない。
まだまだ練習が必要なので、しんどい作業だけど
毎年毎年やれることのありがたさを知る思いだ。
いつか、自分の田んぼもやるだろうし、今ここで踏ん張って
しっかり技術を身につけたい。自然へのまなざしももっと深めるべきだろう。
明日は早朝から野菜収穫を行い、怒涛のくろぬり4反ツアー!
棚田は小さくて、くろばかり長いのでえらく疲れまする。

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