ここが、暮らしの場となる未来を

先週から引き続いて、炭材の木寄せ。

先週運びきれなかったものを運ぶ日だ。

今日は林さんと2人で作業。

前回ほとんど運んでいたので、軽トラ3往復で運び終わる。

並べられた炭材。

これを、明日は炭窯に入れられるよう木割りを行う。

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今回切ったところは距離にすると15メートルくらいか。これから、時間をかけてきれいにしていくことになるだろう。

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炭焼きは、楽しいし、やっていて意義深い。

しかし、これで対価を得ているわけではないので、いかんせん、忙しくしている中の隙間仕事にならざるを得ない。

仲間の時間がなければ、何とかやりくりして行うしかない。

やりたいこと、やるべきことがあっても、それをうまく実践できていない。

 

そんな中、何気なく手にとった本。 

 

いつか、すべての子供たちに――「ティーチ・フォー・アメリカ」とそこで私が学んだこと

いつか、すべての子供たちに――「ティーチ・フォー・アメリカ」とそこで私が学んだこと

 

 

“Teach For America”というNPOを作った女性の本だ。この団体は、学生が大学を卒業してからの2年間を、全国の小中学校に派遣され先生となるという事業を展開している。最貧困地域では教育が不十分であり、これを解決することがアメリカを発展させるというビジョンをもって取り組んでいるのだ。

現在も活動は継続していて、アメリカで目覚ましい成果を上げ、日本でも似たような取り組みがあるそうだ。

教育については、私も塾講師をしていても常に問題を感じていて、なんとか解決したいと思っているのだけど、今日書きたいことはそのことではない。

 

著者のウェンディ・コップは、この本の中でビジョンを語ることに加えて、自分がいかに資金獲得に奔走したかについて語っている。

ほとんど寝ずに、仕事していることもしばしば。

「アメリカは寄付文化が根付いているから、寄付だけでやっていける」ということがよく語られるが、それほど甘いものではなさそうだ。

寄付をもらうことは、それに対して自分の事業をどう説明するか、共感を得て寄付を得るか、その道筋が語られている。

 

自分に引きつけて考えてみると、今の生活を維持することに汲々としていると言われても仕方のない現状。「それをやることは難しい」などと理屈をつけて、実行に移していないだけのような気がする。

 

どのようにして共に働く仲間を見つけるか。

どのようにしてビジョンを実現するのか。

それが、取り組むべき問題だ。

 

 

 

 

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