今日は、地元の長狭小学校に行ってきた。
写真は、釜沼木炭生産組合の仲間たち。
組合員の、下郷さとみさんが撮ってくれた写真。
地元の小学校3年生に、体験授業をしてきた。
「昔の暮らしを学ぶ」〜七輪でお餅を焼こう〜というテーマで。
社会科の授業の一環として、時間をいただいたもの。
木炭組合では、昨年から地元の小学生に、木炭を使う面白さ、この地域の豊かさを伝えようとしていて、今年は実際に炭で火を起こしてみよう!というアイディアだった。
七輪を用意して、マッチをする練習をし、それから4〜5人で6班作って火おこしを始めた。
マッチを擦ったことがない子も、少し練習するとすぐできるようになる。新聞紙に火をつけて、うちわで扇いで、いざ、餅をのせよう!
今回の授業は地産地消の学習も取り入れたいと考えたので、素材は全て地元産。餅も、醤油も、おしるこの小豆も。地元産というか、全て我が家で取れたもの。醤油は、仲間で絞っているものだが。餅は、金曜日についたつきたて餅を用意した。
もちが膨れてくると、
「うわ〜、お餅がふくらんだよ!」
と歓声が。
この地域の子供でも、実際にお餅がふくらんだ姿を見るのは珍しい。しかも、実際に焼くのはあまり体験したことがない。
1人2個用意して、醤油とおしるこ両方味わえるようにした。
風は強かったけどあまり寒くなかったので、子どもたちも本当に楽しそうだった。
「マッチで火をつけたのが面白かった」「お餅が美味しかった」「昔の文化が学べた」など、いろんな感想を聞くことができた。
私としては、子どもたちが喜んでくれたこともさることながら、忙しい中一緒に授業をやってくれた組合員の仲間たちに本当に感謝だった。
こんなこと、1人ではできない。
どこかに勤めていたら、平日にこんなことできない。すごく、貴重な仲間たちだ。
当たり前と思っちゃいけないんだ。
今日は、感謝と感動の1日だった。
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