先月の炭焼き以来、約1ヶ月ぶりに集まって小宴。
この冬の作業は全て終わってしまい、来年度は市の補助事業も申請しないので、秋からの流れを話し合う。
ありがたいことに、今年は最後の方になって一緒に炭焼きをやりたいという人が5人も現れた。
あっという間に12人の所帯になる。みんな無給だけど。
新しいメンバーが来たら、また講習などをやるきっかけにもなるし、作業日程も組みやすくなるので大歓迎だ。
今は採算にのらないけど、とにかく年に数回でも炭焼きを続けることは決めている。
私たちは、炭焼きだけがしたいわけではなく、炭焼きを通して様々な活動に展開していきたいと考えている。
この地に引っ越してきてから、様々な活動をしてきた。お金は儲からないけど、得難い人々と出会い、活動が継続できたことに感謝したい。
人間にとって、自分の役割があることほど嬉しいことはないだろう。人は一人では生きられないし、それぞれの力をそれぞれの持ち場で発揮できれば、意外と踏ん張れることを実感している。
「この先どうするの?」といつも周りに不安がられる。確かに、不安は不安だ。収入は不安定だし。
でも、強調できるのは、ここには全てにおいて工夫できる余地があるということ。打つ手は数多くあるということ。
今健康でいられて、考えられる頭と実践できる身体があればまだ大丈夫だ。そして、困った時に相談できる仲間。困ってなくても共に動ける仲間。このつながりを広げていくことで、あと一歩先に進めるのではないだろうか。
自宅でやっている農家民泊には3月第1週にベトナム、シンガポールから、今日まではモンゴルから、週末にはアメリカからの訪問がある。
一生に一度しか会えない人と2泊3日を過ごすことの貴重さを感じながら接していければと思う。
そう、私はあきらめない人生を選んだのだ。
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