朝は、自然王国で先日のイベントの片づけ。
すると、猟師さんが上がってきて、「一昨日の雨で、今日あたり入ってるかもしれない」と言って、
2月初めに早稲田大学”狩り部”の学生と一緒に設置した箱罠を見に行った。
帰ってきて、「2頭小さいのが入ってるよ」と。
みんなで見に行ってみると、
写真ではわかりづらいが、確かに二頭入っている。
体長60センチ弱のイノシシ。
縞がまだ残っているので、ギリギリ瓜坊といえるようだ。
猟師が銃で仕留めた。
銃声がした後、さっきまで激しく動いていたものが、今はもう動かない。
「食べるかい?」
との問いかけに、Yaeちゃんが、「はい!」と答えたので、駆除証明の写真撮影後に、個体が私たちに引きわたされた。
だいたい、生後3〜4ヶ月ほどのメス二頭だ。
こちらに引っ越してきたSさんも見にきたので、女性2人でイノシシの解体!
私はあわてて山小屋においてある包丁を自分なりに研いで彼女らに渡す。
彼女らは前回も解体経験があったようなので、どんどん進めていく。
私は、内臓だけもらって肝臓と心臓を切り離した。
お昼ご飯には、先ほど処理した肝臓とレバーを塩胡椒で炒めて、一品にする。
肉は、またイベントがあるときにでも焼こうという話になった。
獣害対策には食べるのが1番!とはよく言われるが、捕まえて、息の根を止めて、解体して、料理するまで長い行程が必要。何回も繰り返すことで少しずつ道筋が見えて来るのではないかと考えている。
お肉を食べれる日が楽しみ。
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