飽きずに続けること

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今年の自然王国の大豆定植のやり方は、以前も紹介したが、70センチ間隔に紐を張り、30センチごとに苗を植えて行くやり方。生長が進んだ後に、管理機で畝間を走って土を寄せながら畝を立てる方式だ。是非、これがうまく行くことを願っている。

 

農に関わる事業は、飽きずに続けることが肝要と思っている。すぐに結果が出なかったり、思ったようにいかなかったりするのが普通だ。事業に対するコストパフォーマンスを考えたら、決して効率のいいものにはならないだろう。

 

それでもなぜ飽きずに続けられるかというと、それは日々の作業に充実感があり、それを積み重ねて行く喜びがあるからだ。

自分が働きかけることで環境が少しでも変わって行く姿を体感できれば、その変化を楽しめる余裕が出てくる。

 

決して多くは稼げなくても、最低限日々を暮らして行くことができれば、また同じことを続けられる。

農業は拡大再生産ではなく、持続できることが最も素晴らしいときいたことがある。

 

なんだかしょぼいなとも思うが、本来的に考えれば、生計を維持することができることが、つまり生命維持できることなのだ。

生命が維持できれば、工夫できる余地も生まれるし、余裕が出てくる。

 

自嘲的に、「暮らしはカツカツですわ。」ということがあるのだけど、それでも日々食べるものがあり、最低限の生活ができることに感謝している。

 

飽きずに続けていけば、きっとその先に持続していける道が見える、ということが少しずつわかってきた気がする。

 

私はメインストリームに躍り出ることができないかもしれない。

それでも、自分の確信する道をコツコツ歩いて行こうと思っている。

 

 

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