炭焼き3日目

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炭焼きの3日目は焚き込みという作業。

1日目、2日目と蒸し焼きといって材をいぶす工程をふむ。3日目は、枯れ木を入れて1番温度を上げる日。煙突から煙が勢いよく出る。

 

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今日はそのほかに、次回の窯準備を行った。

材を詰めた隙間につめる棚木づくり。

丸太を、適切な大きさに割る木割り。

窯の隙間に耐火モルタルを塗る。

 

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炭小屋にはちいさな囲炉裏があって、ここで炭を燃やして暖をとる。今日は本当に寒かった。

13時頃に大きい方の焚口に蓋をして、ベトという泥を塗って隙間を埋める。

 

そのあとは、1時間半ごとに温度をチェックしながら少しずつ小さい方の焚口を狭くしていく。

板が7〜8枚あるので、11時間くらいかかる。

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で、結局23時過ぎまで作業をしていた。

でも、3日目はみんなで集まってご飯を食べながら、いろいろ話をして過ごすことが多い。

冬の間、炭焼きをやっていると、どうしても何日かは長時間の作業になってしまう。

そんな時はチャンス。ずっと一緒にいても、話は尽きない。

 

私も塾の仕事が終わってから加わってきた。

3日目の炭焼きは、材からツンとした匂いがしてくる。この匂いは、本当に鼻を刺激する。いい匂い、というわけではないけど、炭焼きをしているな、という匂い。

 

先日のラジオジャーナル

https://youtu.be/tJNz-nEkF7w

で、身体性を獲得するために五感をフル活用することが大切だ、という話があったんだけど、まさにそれ。

否応無しに五感が刺激される。

 

ネットで聞いた話と、自分で体験したことがつながる瞬間。

 

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見られるのは一しゅんです

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今朝は自宅周りにも雪が積もった。

子ともたちは大喜び。

学校へ行く前に雪で遊んだようだ。

 

ところで昨日、少4の次女がこんな絵を描いていた。

 

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雪うさぎは雪がふった日にしかでてきてくれません。

ですが私は1/22に、車の中から外を見てみると、とってもかわいい雪うさぎが雪の中にいるのを見てしまいました。

 

<雪うさぎの特ちょう>
・目、はな、ほっぺは万両の赤い実
・耳は、万両のはっぱ
・雪なので、すぐにとけてしまいます。
・見られるのは一しゅんです

なんか無性に描きたくなって描いたそうだ。

親バカであるが、なかなかよく描けている。

 

で、今朝庭に出ると。

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雪うさぎが庭にいる!

 

次女は、ドヤ顔であった。

しかし、「見られるのは一しゅんです」と

あったように、彼女が学校に行っている間に溶けていなくなってしまったのであった。

 

子どもとは言っても、自分とは全く別の人間であることの面白みを感じる。

私は小さな頃は兵庫県西宮市に住んでいたので、雪はほとんど見たことがなかった。

だから、こんな遊びもしたことがなかったし、子どもたちが少しうらやましい。

日々の暮らしの中に面白みを見つけてもらえれば、これほど嬉しいことはないな。

 

 

 

 

 

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炭焼きと雪と

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テレビニュースでは、関東近郊では大雪という予報だったが、鴨川の予報はずっと雨だった。

南房総は暖かいから雪にならないんだな、と思っていたが、午後過ぎから雨は雪に変わり、現在は道路にまで雪が積もり始めている。夜の塾には、出かけられなくなってしまい、臨時休講にせざるを得なかった。

 

今朝は朝から炭焼き!

前々から準備していた材を焼き始めるのだ。

7人体制で行えるなんて、本当に久しぶり。

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前回は12月に行なったが、実はオペレーションを失敗したためイレギュラーな止め方をせざるを得なかった。心配していた炭の出来だが、使えないことはないけど、販売には適さないな、と結論づけて自給用とした。

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窯の入り口を外して、

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炭を出していく。

顔は真っ黒になってしまう。

炭は、焼き始めてからまる6日はかかる、長丁場の仕事。その間の仲間との語らいがこの仕事を続けさせるモチベーションとなっている。

 

それにしても、今日は寒かった。

体を動かしていても、冷たい風が当たってどんどん体が冷えてくる。

ほとんど休憩なしで作業しましたとさ。

明日は温度点検のみで、明後日が大忙しの一日になる。

 

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明日、この車は動かせるだろうか?

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新年会2連発!

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昨日は10年以上の友人たちが家族で泊りに来てくれた。一緒にご飯を食べながら話をするのは楽しい。私たちが今やっている、農家民泊の営業についても随分ヒントになることがあって、また新しい刺激を受けた。

 

午前中は集落作業。今日は防護柵の点検。猪、鹿猿よけで設置したものだが、時間が経つにつれて穴が開いたり、接触不良になったりするので、年に何回かチェックをする必要があるのだ。

作業後は集落の新年会。年の初めの様々な行事連絡があり、酒を酌み交わしながら話す。今年も一年、集落関係の作業をコツコツやっていくことになる。

 

3時からは大山廃校利用を考える有志の会の打ち合わせ。3月に千葉大学の学生と一緒にやるイベントについて。このイベントももう6年くらいになる。何か新しい流れができれば、と思うのだがやりながら見つけていくしかあるまい。

 

その後はこの有志の会の新年会。2009年に結成して、今年で9年目!有志の会として、毎年プール解放を行なったり、早稲田大学千葉大学の学生との活動をやって来た。これまでの既成の組織ではなく、小学校を使って何かできないかと、有志が結成した会。

これから、いよいよ新しい時が始まる。

 

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今日は王国で麦踏みイベント!

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みかんの木の左側に黒い土の部分があるのがわかるだろうか。昨年の夏野菜、ズッキーニやオクラ、モロヘイヤなどを育てていた畝のマルチを外した。

ここにハウスを建てる予定。後ろに見えるすももも、少し剪定しないといけないかもしれない。

稲の箱苗を100枚作れる規模のハウスを建てる。目標は2月いっぱいで!

 

今日は自然王国で麦踏み、新年会イベント。

自然王国ではサポーター制をとっていて、年会費をいただいて一年間の農作業を一緒にやりましょうというイベントを行なっている。

今回は11月末に蒔いた小麦の麦踏みと、新年会。

ところが!朝起きたら、雨。

畑がすっかり濡れてしまった。この状態ではとても麦踏みはできない。踏み、どころか埋めてしまう。

そこで、今回はぼかし肥の追肥のみを行なった。

 

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小麦も大麦も、元気に育っている。

夏過ぎには、うどんなどになるはず。楽しみだ。

麦の作業は午前中で終わったので、午後からは王国の上がり口の竹の伐採。

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雪が降ったときや凍結したときは、この竹があったためになかなか融けずに、危険だった。

参加者8人と無心で1時間強作業すると、かなり見栄えが良くなった。

予定なら、このあとサウナに入って、新年会!なのだけど今日は農家民泊のお客様がいらっしゃるので私はこの時点で離脱。

 

今年も、自然王国でおもしろい活動をやっていこう。

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いうは易し、おこなうは難し

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午前中は塾の準備。週末が王国イベント、民泊、集落作業などでもりだくさんなので、早めにやっておかねばならない。

塾で教えるのも、結局は予習をどれだけ満足にできるかにかかっている。自分がわかるだけでは不十分で、どこがわかればその子ができるようになるかを感じなければならない。なかなかど真ん中に的中するのはうまくいかないのだけど。

学習に対する動機づけをどう行うかが、ずっと課題としているのだが、先日読んだ本の中に、強制的でない、内発的に生じたものが強くて、持続するとあった。だから、生徒たちに、「あ、わかった!」「これ、おもしろいな」と感じてもらいたいと日々念じているのだけど、行うは難し。

 

昼からは気になっていた畑の準備をようやく始めた。夏野菜を片づけて、ビニールマルチをはがし、草刈りを行なった。このあと畝を崩して、ビニールハウスを建設する準備をしていくのだ。

まだ、ハウス資材の購入も行なっていなくて、結構焦りつつある。田んぼまわりの木や竹も日陰を作っているのでこれの処理もしないといけない。

あああ!

キャベツの外葉を美味しそうについばむ鶏を見ながら、一度に一つのことしかできないな、と言い聞かせる日々。

 

 

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整然とすることの気持ちよさ

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木曜日は王国の日。

今日は今朝から山小屋まわりの水道に凍結防止のスポンジを巻く作業。3月までは、水道が凍結する日があり、それを少しでも予防しようというわけ。

途中トイレの管を抜いてしまうトラブルを起こしてしまったが、山小屋周りを終えてサウナ小屋の水道まで巻くことができた。

 

昼からは昨年切った木の枝などの処理。この枝は、ある程度の太さがあるので、サウナストーブに入る長さに切って、薪置き場に並べていく。

冬の時期は、普段はなかなか手の出せない作業をやれる時期。気になっていたことを一つずつ片付けると、雑然としていた場所が整然となるのが嬉しい。

積んであっただけの枝も、チェーンソーで必要な長さにカットしていくとそれは薪に変身する。

細かい作業だけど、その手間をかければきれいになるし、別の役割を果たすこともできるのだ。

 

なんて大仰なことを書く必要はなくて、結局今日もやるべき作業をやったという話。

日々の積み重ね。

 

 

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震災23年目を迎えて

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阪神淡路大震災から今日で23年目。

今日は震災発生時の5時46分より前に起きて、あの日のことを想像してみた。

今から考えてみると、あの日を境に人生観が大きく変わった。昨日までのことが今日も続くとは限らない、ということだ。

住み慣れた街が、異様な光景になっていた。湾岸道路も、高速道路も落ちていた。道路は液状化して砂でいっぱいになっていた。地震の凄まじさを、初めて経験したのだ。

でも、いろいろな体験をすることができた。大学受験生だった私は、大阪に住む同級生の家に避難させてもらって、ご家族に面倒を見てもらった。おそらく、1月19日くらいから入試が終わる2月初旬まで過ごさせてもらったのではないかと思う。

銭湯に行った時に石鹸やシャンプーを持っていなかったのだが、そのときは自然に隣の人に石鹸を借りていた。貸し借りをするのが自然だった。

いいことばかりではなく、義捐金の配布などでは、むき出しのエゴを見せられたりして、20歳の私にはなかなか厳しいこともあった。

私は、地震で家族が亡くなったり家が壊れたわけではないのだけど、それでもあの日のことは心に深く残っている。関東に住んでいて、関西のことを考えることはほとんどなくなっているけど、思い出すとまざまざと蘇ってきてしまうのだ。

これはおそらく私だけではなく、様々な場所で被害を受けた人々に共通する心情なのではないかと思う。

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今日は、炭小屋で来週からの炭焼きの準備を行った。地震の話は一言もしなかったけど、一緒に働いたり笑ったりできる仲間がいるのは、本当に嬉しくて、幸せなことだと感じる。

 大切に、今を生きていこう。

 

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不安に押しつぶされそうになるときは

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朝7時前に撮影。

色のグラデーションが気に入った。

今日は、久方ぶりに畑に出て、大豆のネットを片づけたり、豆用の支柱を縛ったりした。

新しく育苗ハウスを建てるつもりなのだが、まだ何も準備していない。果たして、間に合わせられるのだろうか?

夜の塾では、明日から私立高校の入試が始まるので、最後の追込みとなった。

面接についての不安や、英語についての不安、テストの受け方についての不安など、いろんな不安が生徒たちから出された。

そうだよね。不安だよね。私も受験生の時、不安だったよ。

でも、不安に思っても、明日は必ず来る。

そして、受験の際に不安に思うときは必ず、自分の勉強がうまくいっていないなど、気が散る要素が必ずある。

だから、目の前の問題を一つひとつ解いていくしかないんだ。一つひとつ解いていけば、最後までたどり着けるから。

みんな自信がありそうに見えて、不安を抱えているから。だから、目の前に集中するんだぞ。なんて話をしてきた。

一人ひとりが全力を出せますように。

 

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自然王国にはサウナがあるのです。

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晴れが続く鴨川の朝。

今日は少し曇りかと思ったが、このあときれいに晴れた。

木曜日は王国に行く日。

 

冬の時期は、それ以外の時期にできないことをやる日。たとえば施設整備。今日はサウナ小屋の脇の片づけ。積んで乾かしてあった薪をサウナストーブに入れるためにさらに短くチェーンソーで切断した。

 

これは昨年11月にとったサウナの写真。

ローリウ式サウナといって、ストーブの上に石を載せて、それに水をかけることによって蒸気を発生させるシステムのサウナだ。代理店を通じて、フィンランドから輸入したもの。

私はまだ2度しか入れてないんだけど、王国ではお客さんが来るたびに入っているようだ。

このサウナは、70度から80度以上に上がるんだけど、その間は部屋の中で話ができる。

一般的に銭湯にあるサウナの場合、みんな下を向いて暑さに耐えて、我慢できなくなったら水風呂か外に行く、という感じなんだけど、これは違うのだ。

蒸気でゆっくり温度が上がるので、部屋は暖かいんだけど話が普通にできる。

 サウナでコミニュケーションが可能というわけ。

これはみんなに体験して欲しいなぁ。

薪を持っていけば入れますよ!

といっても、都市生活の場合は薪を集めるのも大変だね・・・

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