議論が具体的になってきた。

塾の仕事から22時頃に帰ってきて、
仲間の家に集まって0時過ぎまでミーティングをしてきた。
議題は、下半期の活動と、来年度に向けてどのように事業を展開するかについて。
振り返ってみれば、鴨川に引っ越してきて以来、
何度このような会議、「どうすれば地域が元気になるか」
「どのようにして地域に仕事を作り出すか」について話しあってきた。
いつもいろんなアイディアが出て、それが実現できれば楽しいだろう、という話になるのだけど、
あと一歩の踏み出し、
「じゃ、それいつやるの?」
「誰がやるの?」
という2点でいつもとどまってしまっていた。
しかし、今は違う。
「今やれることは何だろうか。どこに向かって進んでいくべきだろうか。」
「誰が、どのようにやっていこうか」
と、少しずつではあるが、具体的な内容と日程を描くことができ始めた。
それは、一人一人がこの地域に暮らして年月を経てきたこと、
やりたいこと、やるべきことの形が少しずつ見えてきたことが大きいのだと思う。
「首藤さん、あなたそんな生活で食っていけてるんですか?」と
聞かれることしばしばであるが、
はい、なんとか食ってます。それで仕事作っていく算段をしてます、と答えるしかない。
小さくても明らかな形を少しずつ作っていくことで、道ができてくる、そう信じている。

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新米をいただく

昨日稲刈りを終わらせておいて、よかった。
昨夜から鴨川でも大雨が降り出し、もし昨日やっていなければ、
どんなにどんよりした気分になっていただろうか。
O師匠のお声かけがなければ、あきらめてやっていなかったかもしれない。
助けてくれる人がいて、本当によかった。

今朝は、籾摺り。
大きな乾燥機からベルトコンベアーでもみすり機にもみが運ばれる。
地元の営農組合に復帰できて助かった。
こんな機械、個人で入れるような考えも余裕もない。

どんどん玄米が米袋に入ってゆく。
ここで収量をいうのは恥ずかしいのだが、
2反強で13俵半。
反収5俵ほど。
草を生やしてしまい、米ぬかを100キロほどしか入れなかったのもあってやむを得ないのだが、
やはり収量が少ないと、残念な気がする。
つまり、もっととれる田なのに、自分の管理がよくないせいで収量が減ってしまったと思うのだ。
これは来年以降の課題としよう。

夜は、新米をいただいた。
初めて自分がメインで関わってとれたお米。
亡くなった義祖父が田をやめて以来、10数年ぶりに我が家で稲作を行ったのだ。
「復田」というほどかっこいいものではないが、
自分でやり始めたということは自分にとって納得できること。

そんな思いを抱きながら、お米を口に入れると、
ほのかに甘さを感じ、来年も頑張ろうと思いを新たにしたのだ。
少しだけですが、お分けするお米もあります。
玄米でも白米でも、お送りできますよ。

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農家一年生の稲刈り終了。

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今朝、急に稲刈りをやることに決定した。
次女とウォーキングをやっている途中にO師匠に会い、
「やるなら今日だぞ」
と言われ、予定していた親戚の稲刈り手伝いを夕方に先送りして、
自分の家の稲刈りをやることにした。

コンバインならすいすい〜!
といくはずだが、我が田には草がたくさん生えている。
田は十分乾燥しているので、コンバインがはまることはないが、
草が多い田では10メートルおきに止まって、巻き込んだ草を取らねばならない。
「このままじゃコンバインで刈れないから、バインダーを誰かから借りて、ぼちぼちやるしかないかな」と師匠。
いや、しかし!
明日雨が降るかもしれないし、このままでは稲刈りが来週になってしまう、というわけで
なんとかだましだまし稲刈りをやってもらうことに。
実は、あまりに田の状況がよくないので、コンバインの運転は全部師匠に任せきり。
私は、回り仕事ということで、灼熱の中、田を走り回った。
飲んだお茶の量は、2、5リットル。
途中で、案の定チェーンに草が絡まり、コンバインのベルトが溶けて切れてしまい、
あわてて近くの農機具屋に買いにいく、というハプニングもありながら、
なんとかかんとか刈り終えることができた。

無農薬無化学肥料栽培に挑戦!
ということで、3反歩全部を無農薬にしたのだが、
思った以上に草の威力が強く、反省しきり。
栽培法を、よく考えなければならない。
でも、たくさんのトラブルがあったけど、稲刈りを迎えることができたことは、
素直にうれしい。
来年も頑張る。
来年はもっととれるようにとりくもう。

明日、籾摺りをやったら、玄米になる。
自給以上にとれる予定なので、お米のご案内をさせてもらうかもしれません。
よろしければ、ぜひ!

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天高く。。。

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週末の自然王国の稲刈りのための田周りの草刈をしていたところ、
あんまり美しく感じたので撮影。
まだまだ暑い日が続くが、このような美しい瞬間に出会えることが、
ここで暮らすことの幸せがある。

ただ、ここで自分の幸せだけ考えて、
日々漫然と過ごしていたのではつまらないし、
くらしも行き詰まりかねない。

日々安定した収入があればそれは楽だし、
もちろんそれが当たり前だとも思えるのだが、
工夫して生活を作り上げていく喜びを信頼に変えていきたい。

なお、自然王国のイベントは、王国会員限定となっておりますが、自然王国を体験していただくために、お試し参加が可能となっております。まだ申込が可能なので、ぜひご参加ください!
王国会員制度 « 鴨川自然王国

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田の中、草刈りを

稲刈り体験が終わったならば、
いよいよコンバインによる稲刈り。
除草作業に取り組んだものの、
残念ながら草の勢いに負けてしまっている。
大概の草はコンバインは気にせず刈るらしいが、
ヒエなどの固い草はコンバインの刃が巻き込んでしまうとのことで、
今日慌てて田の中に入って、固い草を鎌で刈っていった。
しかし、当然田の中にはイネがぎっしり生えているので、
それをかき分けて進まなければならない。
朝7時から5時間ほどやったが、
まったく終わらない。
午前中はやむなくあきらめ、昼から再開。
3時過ぎに始めると、風も吹いてきて、朝ほど日光も強くなく、
妻も途中から加わって2人で進める。
カサカサっという稲をかき分けて進む音が耳に心地よい。
水を抜いて乾いた田の中を歩いていると、
今年の春に水ためで苦労したことを思い出す。
初めての水稲栽培は、点数をつけるとすると40点くらい。
合格点に満たないだろう。
それでも、私の管理不行き届きにも関わらず、
なんとか実をならせてくれた稲たちに感謝しなければならないほどだ。
全てが、学びになる。

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稲刈った!

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今年4月末に田植えした田んぼの稲刈り。
市川から4家族が来てくれた。
暑い日だったが、みんなばてずに最後までやりきった。
刈りきれない場合のために、バインダーという稲刈り機も準備していたが、
機械を使わずに全て手刈り。

5歳の次女も、一人でのこ鎌をもって稲刈り。
(7歳の長女は実は一度も刈らなかった笑)
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普段は何でもできるお姉ちゃんの陰に隠れているが、
なぜか今日は大張り切り。

10時半から始めて、12時過ぎになんとか終了。
はざ掛けを終えて、みんなで記念撮影。
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(撮影:西岡千史)
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1週間後に脱穀して、2週間後くらいには籾摺りをして玄米になる予定。

頑張ったあとは、昼食!
昨日書いた通り、流しそうめんをやった。
そうめんのほかにも、みかんやゼリーを流して大喜び。
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さらに、スイカ割りも。
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(上記2枚撮影:西岡千史)

盛りだくさんの稲刈りだった。
明日からの大風が不安だけど、
なんとか乗り切っておいしいお米にしたい。

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流しそうめん台作り

明日は楽喜舎稲刈り体験。
昼食に流しそうめんをやることにしたので、
朝から竹の切り出し。

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裏山の竹。
根元から切り倒す。

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根元から約5メートルのところで切り離す。
まず下から切って、3分の1くらいで止めて、
上から切り落とす。

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上の部分は今回は使わないので、
そのまま裏山に放置。

まず、竹を半分に割る。
鉈とハンマーで、こつこつと。

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どっちから割ればよいのかまだよくわからないが、
経験上、先の方から割ると割りやすい気がする。
根元はとても固いから。

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ハンマーで叩きすぎて、鉈の背が広がってしまう。

うまく割れたら、今度は節抜き。
のみとげんのうで抜く。
ここで手を抜くと、あとの作業が大変。

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節を抜いたあとは、120番の紙ヤスリで節を削る。
93歳のオオオバアと、娘2人も手伝ってくれる。

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これでようやく、明日を迎えられる。
台の足も切り出したし、あとは明日組むだけ。

のこ鎌を買い出して、足りない稲刈り鎌は王国から借りて、
10時から夜なべで鎌研ぎ。
寝ている妻子を起こさないかと気遣ったが、大丈夫そうだ。
明日の稲刈り、楽しくやれればいいな。

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うぶげ(8/29記)

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今日は週二回の王国へお手伝いに行く日。
野菜収穫をしていると、見えてきた!
この産毛は何の野菜でしょうか?

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はい、その通りです。
冬瓜です。
夏にとれるけど常温保管で冬まで持つと言われることから、
「冬瓜」と名付けられたのだとか。

草の中に埋もれていたのですが、元気に育っていました。
で、問題のこの産毛なのですが、
じつは、素手で触ると、手に刺さります!
しかも、結構痛い。
あわてて手袋をしましたとも。

同じく埋もれていたカボチャも同時に収穫し、
王国に保管してあります。
王国イベントにお越しの際は、どうぞご賞味ください。

それにしても、ウリハムシとマメハンミョウにやられたカボチャの姿は、
とても見ていられないほど穴ぼこだらけで、ここにアップするのをはばかられました・・・

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昼からは、午前中に終わりに収穫したトウガラシの塩漬け作業。
こちらは、塩漬け後にミキサーで挽いて、ペッパーソースにするのです。
これが、自然王国の有力な一商品となるのです。

自然王国がミツヲ氏の代になってだんだん形ができてきたように、
私も我が家で形を作ってゆく努力をしております。
昔からの癖で、アウトプットよりインプットを好んでしまうのですが、
今からはアウトプットしなければ、形にもなんにもならない。
人生から与えられたチャンスだと思っています。

さぁ、何をやるんですか?

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胎動・・・

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何の変哲もない、ただの耕作放棄地の写真。
本当に、ただの耕作放棄地?

これが、豊かに元通りになったらどんなに楽しいだろう。
いろんな人が訪れて、
いろんな人が暮らして、
自分自身で生きる力を取り戻し、
その力を開発することができれば、
自分の人生に責任を持てる人間が育っていくだろう。

私には、技術がない。
家を造った経験もない。
でも、仲間がいる。
仲間の知り合いに、大工さんがいるだろう。
建築士がいるだろう。
何でもやってみたい人がいるだろう。
それを撮影したい人がいるだろう。
それを発信したい人がいるだろう。
たくさん友達を連れてきたい人がいるだろう。

今やりたいことは、人と人がつながることによって、
何らかの形を作っていくこと。
すぐにお金にならないだろう。
でも、お金を生むことを必死に考える。
お金が回り始めたら、流れができるんじゃないか。

そんなことを、今日仲間と話した。
来年から、動き出しますよ。
その準備を、今から始めます。

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稲刈り前の草刈と消防団と

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稲刈り前の我が田。
所々草が生えている。
ちょっとはチェーン除草が効いたのかもしれないが、
全般的には草が多め。
先日の雨で、少しずつ稲が倒れ始めている。
そろそろ稲刈りをしないとな。
もうすぐ、今年初めての稲刈りだ。
せめて田周りの土手を草刈しておこう。

夜は消防団の定期訓練。
入団して8年目だ。
まだ平団員ですが。
定期訓練というのは、だいたい2ヶ月に一回くらいあって、
実際に水を出したり、防火水槽の見回りを行う訓練。
訓練後はみんなで詰所に集まって飲み会だ!
私は、酒が弱いが酒をのむ場が好きだ。
特に消防団の飲み会は、まさに地元の飲み会なので、
話していても面白い。
私の今の状況を話すと、本気で心配してくれる。
縁もゆかりもない私が鴨川に来て、
こんなに大切な仲間ができたということは、
結局のところ、私は鴨川に引っ越してきて幸せだということなのだろう。

ここのところのふさぎ込みが、ちょっと楽になった一日だった。
だんだん季節の変わり目に入るので、ちょっと鼻炎がひどくなってきて大変な日々だが、
まぁなんとかやってゆけるだろう。

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