自然王国もお米の発送〜農家民泊視察。

自然王国では、王国サポーターの皆さんにお届けするお米の発送作業を行なった。王国サポーターとは、簡単に言えば、一口1万円で、一緒に王国で農作業をしたり、共に時間を過ごしましょうという制度だ。参加一口につき、お米5キロ、うどん1束、それに味噌が1キロついてくる。田んぼ作業は、田植え、草取り2回、稲刈りと4回あって、1回参加するごとにお米1キロ追加!とポイントが用意されている。

サポーター名簿には参加状況が記録されているので、それを元に発送量を計算し、送り状を印刷し、実際に詰めていく。お米の箱には、年2回発送の王国レターを同封した。今回から趣向を変えたので、読んでもらうのが楽しみだ。

帰宅してからは、東京にある、ふるさと回帰支援センターhttps://www.furusatokaiki.net/からの視察と宿泊の受け入れを行う。以前はよくセンターとの関わりを持っていたのだが、最近すっかりご無沙汰してしまっている。今回新しく千葉県の移住情報を紹介する担当となった女性が泊まりに来てくれた。なんでも、最近は定年世代だけではなく、子育て世代が真剣に移住先を探しているとのことだ。私たちもいろんな活動をしているけど、まだまだ情報が届いていないのかもしれない。

情報発信という点からは、このブログを続けている意図の一つである、日常の何気ない暮らしを伝えていけたら、という思いがある。まだまだ書いていて迷いもあるのが本当のところだが、このブログが少しでも何かのきっかけにならないかと思って続けているのだった。

以前のブログを読む

日々の暮らしの積み重ね

久しぶりに日が出たので、先週以来干せていなかったもみを干した。

乾燥機に入れるには少なすぎるので、こういう時は天日で干すことにしている。

午前中で十分な水分量になったので、金曜日にもみすりをしよう。これが終われば、今年の収穫は終了だ。

その後は、昨日マルチをはがした畑を管理機で耕耘し、畝立てを行う。昨日書いた通り、結構草が残っているので、ロータリーに草が絡まってしまう。その都度機械を止めてロータリーに絡まった草を取らなければならない。面倒くさいけど、機械に過度に負担をかけてはいけないのでやむを得ない。でも、手をかけると機械も畑もなんだか愛着がわくものだ。この畑には、ブロッコリーや人参、大根などを育てる予定だ。

昼からはこのウェブサイトを作ってくれた高梨IT製作所http://www.takanashi-it-factory.com/の高梨さんに来てもらって、ウェブサイトの更新について聞く。このウェブサイトを、今後の自分の活動の拠点にしていきたいのだ。なかなか思い通りに使えていないけど、毎日少しずつ、いい感じに使っていきたいと思う。

以前のブログを読む

暑さ、戻り…

f:id:takehirosudo:20180821233640j:image

動物のえさやりをした後、稲刈り鎌を研ぐ。

少しずつ研ぐのも上手くなっているのでは、とひとりごちる。

刃物には最近椿油を塗るようにしている。

道具をきちんと使える人になりたいと思っているからだ。

 

その後、稲刈り前の田んぼの草刈りへ。

稲刈り前に草を刈る必然性はそれほど高くないけど、見栄えがよくなるし、コンバインが回転するためのスペースを作るために刈った稲を置くために、草刈りする方がいいのだ。

今日は、仲間でやっている山賊会の田んぼの畦を刈る。

ハンマーナイフモアという機械で刈っていく。

この機械は平場ではすごい威力を発揮するのだが、畔のような狭いところはそれほどきれいに刈れない。

でも、一回通ると90センチくらいの幅で草が刈れるので、効率はいい。

土手から落とすと、壊れてしまうかもしれないので、速度を落として慎重に刈る。

 

1時間強運転すると、振動と騒音で結構疲れる。

しかも、今日は久しぶりに暑さが戻り、その上蒸し暑かった。

予定では山賊会の田んぼをやった後、自分の田んぼを刈るつもりだったのだが、残念、体力が続かず。

午後からは、室内でやれる仕事をしたのであった。 

以前のブログを読む

信念の人、ハイエルダール

 

コンチキ号漂流記 (偕成社文庫 (3010))

コンチキ号漂流記 (偕成社文庫 (3010))

 

 夕方頃、これで感想文を書く、と次女が本を持ってきた。

おお、コンチキ号漂流記。私も少年のとき読んだ本だ。

懐かしいなと思ってパラパラめくると、やはり面白い。

 

ハイエルダールってどんな人なの?」

ノルウェーの学者」

「何をしようと思ったの?」

ポリネシア人がどこからきたのかを調べるために、原始的なイカダを作って、ペルーからポリネシアまで渡ろうとした」

「そうなんや。そのイカダをみて、周りの人はどう思ったの?」

「そんなイカダじゃすぐに沈む、やめた方がいい。ポリネシアまでいけるわけがない、と言われた。でも、昔の人はこの船で行ってたはずだ、その通りに作ったんだからいけるはずだって何度も自分の心に確認したんだって」

「航海に危険はなかったの?」

「あった。サメが来たり、高潮が来たり、暗礁に乗り上げそうになった」

「途中で止めようと思わなかったの?」

「やめなかった」

「なんでやろ?」

「何としても研究をやり遂げようと思ったから。信念があったから。」

 

などという会話をしながら文章メモを作っていき、その後下書き。

一緒に話しながら進めていると、ハイエルダールという学者がどんどん短になってくるし、次女も、「なんか感想文書くのが面白くなってきた」などという。

いつもは9時前には寝るようにしているんだけど、10時前までかかって清書を進めていた。

「私は、信念を持ってこの文章を書くよ!」

と言いながら、仕上げまで持っていくことができた。

本人もそれなりに納得できたようで、付き合ったかいがあったように思う。

以前のブログを読む

対話篇:読書感想文の書き方を。

娘:読書感想文って、どう書いたらいいの?

 

父:そもそもさ、読書感想文って、何を書くものなの?

 

娘:本を読んで自分が思ったことを書くもの?

 

父:自分が思ったことって何なの?

 

娘:自分の心が揺れ動いたところ。悲しいとか嬉しいとか、感動したこととか。

 

父:どんな時に心が動くの?

 

娘:それが書いてある文章を読んだとき。

 

父:そうやね。心が揺れ動いた場面を書き出してみると、自分がなぜ気持ちが動いたのか、読んでくれる人に伝えやすいよね。

 

娘:そうか。

 

父:そんな場面を2-3個書き抜いて、並べ替えたり、減らしたりしながら書いていくといいよ。

 

娘:学校でやった通り書かなくていいの?

 

父:自分の心が揺れ動いたことを、読んでくれる人に伝わるように書ければいいよ。別にそれが学校の言う通りしゃなくてもかまわない。

 

娘:でも、思い浮かばないよ。

 

父:そうなんや。じゃ、思い浮かばないとき、どこに戻ったらいいと思う?

 

娘:本?

 

父:そう、本だよ。頭のシワが増えるくらい読み返せばいいよ。

 

娘:私の脳はもうこれ以上、シワなんて増えないよ‼︎

 

父:そうなん?ま、やってごらんよ。やってると書けるようになると思うよ。

 

といった感じで、読書感想文の書き方を一緒に考えてみた。毎年書くのに苦しんでいるようだけど、自分の考えをまとめる練習になるんじゃないかと思い、つきあっている。別にコンクールに選ばれなくても、完成させられれば、それでいいと思っている。

大切なことは、自分の考えを相手に伝わるように構成していく練習をすることにあると思っているから。

以前のブログを読む

まるでナルシシストみたいだけれど

f:id:takehirosudo:20180813222729j:image

昨夜の様子を友が撮ってくれていた。

他に人が写っているのだけど、未承諾なのでトリミングしてある。

なんだか、私はとても楽しそうに話をしているではないか。自分の姿を外から見るのはあまりないので、ちょっと掲載してみた。

昨日も書いたけど、昨夜は良い夜を過ごせた。今何をしているかについて話すことは、今後のこと、未来のことにつながるからとても好きだ。

自営業は、安定してないし先が見えないし、というのが私の愚痴の1つだけど、結局はやらない言い訳に過ぎないのだと思う。

自営業で生きる覚悟をして、業績を上げている人が同級生にいるのだから。

今考えていることは、自宅にある資源を利用して仕事を作りたいということ。ずっと考えていることなんだけど。

ここ何年か自分の日常食として作っているものを昨日みんなに出したら、意外なほどに好評だった。

というわけで、今月中に新製品にしてみようと思っている。せっかく惣菜加工の資格も取ったのだから、何にでもトライだ。

 

 

以前のブログを読む

友、来たる

f:id:takehirosudo:20180812215435j:image

中学3年以来の旧友とその同僚の人が我が家に泊まりにきてくれた。

彼とは高校時代に相当する濃密な時間を共に過ごした。10数年ぶりの再会だ。

昔話に花を咲かせるのではなく、今何をやっているか、これからどうするかについて話ができるのは本当に楽しい。

 

彼は今、日本で事業を展開しながら、中古厨房機をフィリピンに輸出する仕事をしている。英語も勉強し直しているそうだ。その行動力に素直に感服する。事業展開して、従業員を雇って経営して行くことは並のことではないだろう。

 

高校時代の流れ仲間が活躍しているのは嬉しいし、自分も触発されて、もっとやりたくなってくる。

フィリピンからの従業員の人と話ができたのも楽しかったし、もう1人の人とはなんと共通の友人がいることもわかり、その奇遇さに驚く。

 

夕食は、石渡チキンストアの鶏肉を使った焼き鳥。炭は私たちが焼いたもので、ゆっくり時を過ごした。

なかなか会えない友人だけど、離れていてもお互いに刺激しあっていきたい。

 

 

以前のブログを読む

伝えたいことがあっても、まだ言わない。

f:id:takehirosudo:20180808231107j:image

台風13号が接近している中、今日から中学3年生の夏期講習が始まった。

夏期講習はいつも、中1、2から中3の夏休み前の復習を行なっている。

中学英語を教え始めて、6年目になる。6年もやっていると、生徒たちがどこでつまづくのかだいぶわかってくるのだけど、受講している生徒は毎年違う。生徒たちに合わせて伝え方を変えている部分と、ここは伝えたいということは変わらず伝えていることがある。

 

何を伝えたいかというと、

最終的には一人で学ぶのだ、

ということだ。

 

彼らにとってはもちろん、中学校に通わなければならない、高校受験しなければならない、そのためには勉強するしかないということなのだけど。

でも本来は、学びたいことを追求する喜びを味わってほしい、そして、学びは一生続くのだということを知ってほしいと思っている。

教えてもらうのではなく、自分で調べて、考えて、実行して、ふりかえってという作業をしていくと楽しいよ、ということなのだ。

 

もちろん、彼らにはまだ伝えていない。

伝えたいことを胸に、今日も英語が少しでも好きなるように、問題が解けるようになるためにはどう伝えればいいかを考えながら、彼らと接している。

 

f:id:takehirosudo:20180808231203j:image

義妹から送ってもらったビールを飲みながらラジオ英会話を聴く。

以前のブログを読む

送ってほしいんだけど

f:id:takehirosudo:20180807220327j:image

“〇〇ちゃんの家に遊びに行きたいから送ってくれない?”と習い事から帰ってきた長女が言う。

こう言われた時、実はすぐ思ってしまうのは、めんどくさいな、ということだ。仕事中なのに、手を離さないといけないからだ。

でも、その友達の家は自宅から5キロくらい離れているので、自転車で行かせるのはちょっと遠いし、小雨も降っていたので、やむを得ない、と送っていった。

私が子どもの頃は、住宅街に住んでいたので、親には行き先だけ告げて遊びに行くことができた。自転車でも10分かからないような範囲内で遊べた。

でも、この地域に住んでいると、そうはいかない。友達と遊ぶにも、送ってあげる人がいるかどうかをまず確認しないといけないのだ。これは少しかわいそうだなと思っている。

とすれば、時間があえばできるだけ送ってやるのが当然か。

そして、友達の家に楽しそうに向かっている娘と、話をすることができるのも、貴重な機会だ。

どんなことも、いろんな角度から見ることができるものだ。改善できるものは改善して、そうするしかないものはそのままでいいのだろう。

 

 

 

以前のブログを読む

餌やり、いつやるの〜?

f:id:takehirosudo:20180801221246j:image

一昨日から、小2の甥が泊まりに来ている。今年のゴールデンウィークに初めて親から離れて一人で泊まり、すっかり楽しくなったみたい。

小6の長女がずっと一緒に遊んでやっていて、我が娘ながらなかなか責任感があると思ったりしている。

そんな甥は、意外にもわたしの仕事に興味があるらしく、今朝も部屋に来て、冒頭の「餌やりいつやるの?」と聞いてきた。

今朝はわたしが比較的ゆっくりと柔軟体操を行なっていたので、待ちきれなかったみたいだ。

体操を終えてから、草を刈りに行き、鶏とヤギの餌を準備する。動物たちが勢いよく餌を食べる姿がやはり面白いらしい。食べる姿って、魅力的だ。

甥は普段は東京に住んでいるので、農村での暮らしに興味があるようだ。

f:id:takehirosudo:20180801221257j:image

夕方は、娘たちとチーズの爪切りを行う。剪定バサミで切るのだけど、一人でやるのはヤギが暴れてやりにくいので、娘たちに押さえてもらって、それで切ってやる。実は、どこまで切ればいいのかまだよくわかっていない。切りすぎると深爪になり、血管に傷をつけてしまうことになるので、それを恐れて少しだけ切るようにしている。ずっと地面を歩いていて、アスファルトなどはほとんど歩かないので大丈夫だとは思うのだけど。

今日も暑かった。とろけそうだった。

以前のブログを読む