草食べて!

最近は、ヤギの「チーズ」を庭につないで出ていくことが増えた。コロナ禍で、子供たちは休校だったため、動物たちの餌やりは彼らの仕事にして、もし私がいなくても、いざというときには子供たちが何とかしてくれるという思いもあったからだ。

毎日帰りが遅かったりすると、ヤギもつなぎっぱなしになってしまうのだけど、最近は早く帰れるので、その点で心配も少ない。帰りに、ヤギがどれくらい草を食べているかを楽しみにして帰ってくると、ほら!

ところどころ草が残っているけど、それでもきれいになった!ヤギの草の食べ方は、意外とまだらなので、とても刈払機で刈ったようにはならないのだけど、それでもおなかはいっぱいになるようだし、まぁいいか。という日々を2年彼女と過ごしている。

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チーズがいること

昨日から台湾からの中学生男子が3人泊まっていた。朝食を食べた後、「ヤギのえさやりに行かないかい?」と声をかけると、喜んでついてきた。保存してあるさつまいものツルをハサミで切って、一緒に持っていった。さつまいものツルを見たチーズは、すごい勢いでツルを食べ始める。さつまいもを噛みしだく音がシャクシャクいっていて、その音にも驚いたようだった。台湾の民泊者たちは、時間の都合もあって5時過ぎにチェックインし、翌朝8時にはチェックアウトしてしまう。だから、ほんの少しの時間でもと思うと、鶏やヤギの世話の一部のお世話をすることになる。動物のえさやりを嫌がる人は少ないので、結構人気の作業になっている。別れ際に、「ヤギが可愛かった」とはにかんで言っていた。

餌箱に顔をつっこむ。

チーズが来て、4ヶ月が過ぎた。今のところ毎日元気で、食欲もある。去年飼っていたサツキはその年の12月に死んでしまったので、なんとか無事に生きさせてやりたいと思っている。彼女も、楽しく暮らしてくれていればいいのだけど。今週末には自然王国の大収穫祭で友人たちがたくさん来てくれるので、ヤギの世話でも一緒にやろうか。

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台風13号が通り過ぎた。

朝起きると、台風は房総半島の北に行ったようだった。

10時前頃までは小雨が降っており、自然王国での野菜収穫はカッパを着ながら行った。「台風、あまり被害がなくてよかったね」とミツヲ代表は言う。そう、自然王国ではそれほどの被害はなかったのだ。

ところが、わが山賊会の田んぼは、結構被害を受けてしまった。

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田に寝るほどではないが、あちこちに振られてしまっている。

背丈が結構高かったので、それで影響を受けてしまったのかもしれない。

8月末頃には収穫したいので、なんとかこのままの状態で耐えてくれると助かるのだが。

 

帰宅して、ヤギのチーズの元へ。

ここ何週間かはとても暑かったので、朝一に草を刈ってやって与えるだけだった。

久しぶりにチーズと遊ぼうかなと思い外に出してやる。

もちろん、彼女は遊んでくれるわけではないので、私は首輪に長いひもをつけて自由に草を食べさせてやり、それを眺めているだけである。

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ただそれだけで、なんだか和むのだ。

明日は散歩でもしようかな。

 

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餌やり、いつやるの〜?

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一昨日から、小2の甥が泊まりに来ている。今年のゴールデンウィークに初めて親から離れて一人で泊まり、すっかり楽しくなったみたい。

小6の長女がずっと一緒に遊んでやっていて、我が娘ながらなかなか責任感があると思ったりしている。

そんな甥は、意外にもわたしの仕事に興味があるらしく、今朝も部屋に来て、冒頭の「餌やりいつやるの?」と聞いてきた。

今朝はわたしが比較的ゆっくりと柔軟体操を行なっていたので、待ちきれなかったみたいだ。

体操を終えてから、草を刈りに行き、鶏とヤギの餌を準備する。動物たちが勢いよく餌を食べる姿がやはり面白いらしい。食べる姿って、魅力的だ。

甥は普段は東京に住んでいるので、農村での暮らしに興味があるようだ。

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夕方は、娘たちとチーズの爪切りを行う。剪定バサミで切るのだけど、一人でやるのはヤギが暴れてやりにくいので、娘たちに押さえてもらって、それで切ってやる。実は、どこまで切ればいいのかまだよくわかっていない。切りすぎると深爪になり、血管に傷をつけてしまうことになるので、それを恐れて少しだけ切るようにしている。ずっと地面を歩いていて、アスファルトなどはほとんど歩かないので大丈夫だとは思うのだけど。

今日も暑かった。とろけそうだった。

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台風が来る前に、対策に対策を

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最近は、次女が朝の餌やりを一緒に手伝ってくれている。最初は半袖半ズボンにサンダルで来ていたが、かゆくなったらしく、つなぎに長靴、手袋という出で立ち。山羊のチーズにはからむしを中心に、ひなにはイネ科の草を中心に刈る。コンテナ一杯に刈った後は、押し切りで食べやすい長さに切ってやる。初めは押し切りを使うのを怖がっていたが、ここ何日かは草をつかむ量を調整しながら、草を切ることができるようになった。押し切りはとても危ない道具なのだけど、注意して使えばこれほど使える道具もない。

 

餌やりの後は、自由研究の虫トラップを確認しにいく。いろいろな虫がいたけど、中にはトラップが獣に引きずり出されていたものもあった。そういうこともあると聞いていたけど、やはり取られてしまった。また今度トライだな。

 

その後は、飛んだり濡れたりしたら困るものを倉庫に入れる。片付けが済むとスッキリして、台風よ、来るなら来いなんて偉そうな気持ちにもなってしまうのだけど。

 

家の周りの草刈りをしたり、夏野菜の支柱の補強などを行い、夕方からは山賊会の共同作業。大雨が降る前に、毎年ぬかるんで稲刈りがしづらいところの溝を掘る。最初に溝切り機で一度走ると、柔らかい土のところはしっかり溝を作ることができる。しかし、水が切れてきてだいぶ乾燥が進んでいるところは、機械では溝を作れない。だから、結局は道具で溝を掘るしかない。3人で3時間、ほぼ休みなくみっちりと行う。最低限やりたいところまではなんとか仕上げることができた。

予報では、今夜から強い雨が降る。

準備はできたけど、明日は見回りをしないといけないな。

 

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生きた化石!

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4時半に大阪の実家を出発し、沼津市にある深海水族館へ。この水族館は、深海に住む生物を中心に展示してある珍しい水族館。さらに、生きた化石と言われるシーラカンスの剥製を始め、冷凍個体が2体も展示してあるのだ。

 

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冒頭にあげたものの反対側にもう1体が展示してある。

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冷凍個体が展示してあるのは、世界でここだけ、ということだそうだ。現在は絶滅危惧種ということで、生きているものはもちろん、死んだ個体の鱗すら持ち出せないようで、ここにあるのは規制前のものだとのこと。

 

小学生の時、新聞の日曜版でシーラカンスの特集を見て以来、チャンスがあれば見に行っていたんだけど、ここまで充実しているのは初めてだった。

 

ほかにも。

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口の中に卵を抱える魚。

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比丘尼ににているからビクニなんたらと呼ばれる魚(名前は失念した)。

そして!

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オウムガイ。

建物はどちらかといえば小さいのだけど、深海生物をどう展示するかに心を砕いていることに感動した。

 

沼津で2時間過ごして、再び帰途へ。

午後4時半過ぎに帰宅できた。12時間の旅程であった。

 

帰ってくると、

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チーズが元気にしていた。

そのほか、鶏たちも元気だった。義母に感謝だ。

5日間いないだけだったが、ヒナたちはずいぶん大きくなった気がした。

田んぼの土もすっかり乾いたので、もう一度水を入れたいものだ。

草刈りもどんどん進めないと、大変なことになっている。

予想通り、やることは山積だが、また気分を切り替えて取り組んでいこう。

 

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知らないことばかり

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今朝は近くのみるく農協まで乾草と配合飼料を買いに行った。みるく農協というのは、酪農家のための組合だ。組合員でなくても売ってくれるというので行ってみた。

 

「ヤギに食べさせる乾草と配合飼料を欲しいんですが」

「どれにしますか?」

と聞かれた。

 

乾草だけで7種類、配合飼料はそれ以上種類があり、当然牛用なので、ヤギに何が合うかわからない。

獣医さんに聞いた乏しい情報をもとに、仔牛の初期育成用の飼料と、馬に食べさせる人もいるというルーサンという草を買ってきた。

 

新しいことをやると、どっと知らないことが増える。この経験が、たまらなく面白い。

知らないことを知っていくというのは最高の喜びの1つだ。

 

帰ってきて、早速チーズに与える餌の量を計算して、乾草も与えてみた。飼料の方はパクパク食べたが乾草は最初はあまり食べなかった。

しばらくすると食べていたので、少しずつ食べさせていこうと思う。

 

もちろん、普段はそこらにある草を食べさせているのだけど、私がいない間は義母が代わりに世話してくれるので、できるだけ簡単に世話できるよう準備していくのだ。

 

 

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王国からのおみやげ

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朝は曇っているなと思っていると、ちょうど子供達が学校に向かうバス停に歩き始めた頃に雨が降り始めた。みるみるうちに激しく降り始め、結構な降り方になってきた。後で聞くと、ちょうどバスに乗った後だったので、それほど濡れなかったようだが。

 

雨が上がった後の王国では、夏草を刈る作業を行った。田畑を含めて敷地が広いので、気づいたところから草刈りを進めていくしかないのだ。

今日は王国までのアプローチとなる道の草刈りと、赤い家の土手の草刈り。

 

特に、赤い家の周りには草がだいぶ生えており、スイスイとは進まない。

しかし、ちょうどからむしやクズなど、チーズが好きそうな草が結構生えている。

これをおみやげにしたら喜ぶかな、と思い草刈りの合間に草を集めておいた。

 

帰ってきて、早速チーズの元へ持っていってみた。

やった!

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勢いよく食べにきた。

今日も無事に1日がくれましたとさ。

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毎日どこかの草刈りで。

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今日も朝から暑かった。

昨日設置した餌置場の調整を行った。

グラインダーでワイヤーメッシュを切断したが、その途端にすぐにチーズは脱走。

ああ、駄目か、と思い、ちょうど余っていた鉄棒をワイヤーメッシュにくくりつけた。

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この写真には、一本しかついていないのだけど、実はこの後また脱出してしまったので、結局二本の鉄棒を渡すことになった。

この後は、私がいない間は干し草と配合飼料でしのいでもらうことになる。

 

夕方からは田の草刈り。

畔きわをハンマーナイフモアで刈ったあと、刈払機で残った部分を刈る。

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夕方とは言え、まだまだ暑くて、たった2時間作業しただけですっかりクタクタになってしまった。

でも、草刈りのいいところは、やった後がすごく綺麗になるところ。この爽快感というか、やり切った感が次へのやる気をかき立ててくれるのだ。

 

好きな音楽を聴きながら無心になって作業できることは、ある意味瞑想に近いのかな、なんて考えてみる。

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描いた通りに作る。

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先週設計をすませていた、ヤギの餌やりなどを外からやれるようにする餌置場作りを、今日はようやく取り掛かることができた。

しばらく前に小さな鶏小屋をつくったので、すこしDIYにも慣れてきたところだ。

まだうまく道具が使いこなせず、たとえば丸鋸を使って材を切断した面がきちんと垂直に切れていなかったりするけれども、描いた設計図を元に材を切って、ビスを使って組み立てていくと、ほぼ描いた通りに組み上げることができた。

屋根の傾斜も、ジグソーの角度を変えることによって予定通りの角度に切ることができた。

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完成!

チーズが首を出しているワイヤーメッシュは、ちょっと窮屈そうなので明日グラインダーで切断する予定だ。

 

近くに住む、一緒にNPO活動をやっている林良樹さんは、ビジョンが先に浮かんで、それを形にしていくといったことをよく話している。

 

その意味はなんとなくわかっていたんだけど、小さいことで言えば、今回私が作った餌置場は、こんな風にしたらどうだろう?といろいろ考えて、先に簡単な出来上がり図面を書いて、それをもとに実際作っていったものだが、それがビジョンを描いて現実化したことの例としてあげられると思うのだ。

 

この作品がいいかどうか別にして、考えたいことは自分のビジョンを描くことで、それを1つずつ現実化していけばいいんじゃないかと思ったのだ。

考えてみれば、今までにも、自然にそうして来たことはあった。

 

日々の暮らしの中でも、描いたことを現実化させていくということを意識してみると面白いかもしれない。

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