捨てる神あれば拾う神あり

久々に家にいられる一日。

娘たちが、「映画に行きたい!」と騒いでいたが、

「お父さんは仕事があるのだよ」と言って聞かせる。

しぶしぶ承諾する娘たちが少し気の毒になる。

余裕がないぞ、親父殿。

 

昨日も少し書いたが、鶏たちは7月の入雛以来元気に育っており、

ほとんど成鶏といってもよさそうな大きさに育った。

遊び場は、高さ1メートル弱の簡単な防獣網でかこってあるのだが、

大きくなると、網を上手に飛び越えて、簡単に外に出てしまう。

別に出てても被害はないのだけど、捕まえるのが手間だし、

放っておいて外に出かけるわけにもいかない。

 

そこで、ホームセンターで防鳥ネットを買ってきて、

これで遊び場を囲うことにした。

今回で3回目の張り替えになる。

これでひとまず形ができれば、と思い一人でぼちぼちやっていると、

「や〜、元気かい?」

ととなりのKさんが登場。

 

Kさんとうちはお隣同士で、『地名』(ぢみょう)という間柄。

どういう関係かいまいちよくわからんのだが、葬式の日取りなんかは地名で集まって決めたりする。

Kさんの娘さんが小学校2年生で、うちの長女が1年生ということもあり、

Kさんのご長男と一緒に毎日一緒に学校に通わせてもらっている。

 

「たけひろくん、なんか手伝おうか?」

といってくれるので、

「はい、よろこんで!」とあつかましくもお願いする。

家での作業はほとんど一人で行っているので、たまに人と一緒にやるとすごく楽しいわけで。

Kさんに、網を押さえてもらったり、網をつないでもらったりして、

夕方暗くなる前になんとか新しく張り終えた。

これで、明日の朝一、鶏たちは元気に遊びに出るだろう。

囲いの外に出られなくなってしまうが、それは許してくれたまえ。

 

Kさんと日頃思っていることをつらつら話しながら、

来月あたりにまた家族で集まって食事会をしようか、と言う楽しいお話もありそう。

すぐ隣にお話しできる方がいるなんて、本当にありがたいし、幸せなことだ。

 

 

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