大作に取り組む。

 

バテレンの世紀

バテレンの世紀

 

 先日から、ずっとこの本に取り組んでいる。

鉄砲伝来の前の、ポルトガルがどうやって大洋に乗り出してきたのかから説き起こし、島原天草一揆を経て、1643年のポルトガル完全追放までの流れまでの約100年を描いている。

小学生の頃に、集英社の「まんが日本の歴史」を幼稚園の先生から譲ってもらい、何度も読み返して、強く印象に残っているのがこの時代。

まだ断片的にしかつかめていないのだけど、以下の多くの人々が日本に来ていたかを感じられてとても面白い。

歴史の教科書にはザビエルがきた話しか出てこないのだけど、もっと知るとどんどん知りたくなってくる。

本書は、実はまだ家康時代のところまでしか読めておらず、後3分の1、なんとか読み進めたいものだ。

 

続いては、この本。 

クアトロ・ラガッツィ (上) 天正少年使節と世界帝国 (集英社文庫)

クアトロ・ラガッツィ (上) 天正少年使節と世界帝国 (集英社文庫)

 

  

クアトロ・ラガッツィ 下 天正少年使節と世界帝国 2 (集英社文庫)

クアトロ・ラガッツィ 下 天正少年使節と世界帝国 2 (集英社文庫)

 

これも同じくキリスト教伝来について書いてあるんだけど、渡辺の本に比べると扱う時代が少し狭いので、よりリアルに書いてあり、引き込まれてしまう。

 

最後に。

星野博美の本は大好きだ。この人は、自分の見たこと、調べたことを丹念に綴る。どう動いたかまで書いてあって、著者とともに一緒に調べているみたいな気がする。

本書は彼女がリュートだったっけ?古い楽器を手にするところから、天正遣欧使節もこれを弾いたんじゃないか?という疑問を持ってあれこれ調べていく話。

 

草刈りに疲れてしまったので、今日は自分の好きな本を紹介させてもらった。 

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