「たけひろさん、次どこ行こっか?」

今日は地元の子ども会の日帰り旅行で、ふなばしアンデルセン公園に行ってきた。子ども会は一年に一回、日帰り旅行をするのが恒例だ。娘たちも小学校高学年になったので、友だちと遊ぶ方が楽しくなっている。

では、私は今日どうしようかなと思っていると、今年ザリガニ取りを毎日一緒にやった隣のHくん(4歳)が、「たけひろさん、あのすべり台行こう!」と元気よく誘ってくれた。うん、と言って一緒にすべり台をすべる。「次どこ行こっか?」と言ってきて、アスレチックや100円で動くミニカー、それに手漕ぎのボートなどに一緒に乗った。彼には、私が隣のおじさんというか、年の離れた友達のように見えるのかもしれない。なんて、そんなことはないのだろうけど。

それはさておき、彼と一緒にいると、なんだか不思議な気持ちになってくる。自分の子どもではないけど、きちんと見守らないとなと思うし、それは最近自分にばかり意識が向いてしまっていた私にとって、誰かに集中していられるのは、幸せなことだった。

今日1日、彼とどれくらい笑いあっただろうか。お母さんから、「ありがとうございました」と言ってもらったけど、一緒にいれて楽しかったのは私の方だった。

入り口に鎮座していた岡本太郎の「平和を呼ぶ」というテーマの像。偉大な芸術家の作品は、物を言わないのに圧倒的なメッセージを発している。

「虹の池」という名前の池に、名前通り虹がかかっていた。

明日から、また日常が始まる。

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