トタンを運ぶ

炭焼作業開始、とは言っても木を伐るのはまだ先だ。今日は組合員仲間のゆかりさんの家にお邪魔した。彼女にトタンを譲ってもらうためだ。ゆかりさんの家の、直したばかりの屋根が、9月の大風で飛んでしまって、屋根のトタンが大量に残されている。それを、炭焼小屋の葺き替えに使ってもいいよ、と言ってくれたのだった。組合長の良樹さんと3人で、いろいろ話しながら作業を進める。いろんな人生を歩んできて、今この地に暮らしているんだなと思う。自分の暮らしかたについてあれこれ悩んでしまうこともあるけど、今ここで暮らせる喜びを味わう方が大切なのだろう。

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