廃校問題の行方

「そろそろみんな飽きてきているし、疲れているんじゃないか?」
と言われた。
確かに、そうかもしれない。
今のまま廃校利用イベントをやっていても、先が見えない活動が続くだけのように見えるから。
「よそから来た人は答えを急ぐからね。地元の人は、石橋を叩いて渡るからね。」

廃校を何とか利用したいという私の思いは、夢に過ぎないのか。
大体、私自身の今の仕事のままで廃校利用ができるのか。
地域コミュニティの再生というのは、夢物語に過ぎないのか。

私には、大山地域が輝いている姿が、まだ見えない。
そう考える私も、疲れて、追い詰められているのかもしれない。
明日の休みで、少し考えてみたい。

何を目的として、私は鴨川で地域活性化活動をするのか?

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ひとり寝の…

午前中は鴨川にいて、夕方に東京へ。
自宅の書棚から取り出した本を読む。

哲学の冒険―生きることの意味を探して (平凡社ライブラリー (294))

哲学の冒険―生きることの意味を探して (平凡社ライブラリー (294))

この本は15歳の少年が哲学ノートをつけてゆくという物語。

ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙

ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙

こんな本もあったけど。
今は亡き池田晶子がぼろくそに書いていたのが印象的。
それはそうと、内山節さんの本はとてもゆったりと論理が展開する。
哲学を何のために学ぶか。
それは、未来を怖がらず、人生を楽しむために生きるためだ、そうだ。
私は来月35歳。
何年も前に買った本だけど、必要な本には必要な時に出会うものだ。
これがきっと私の幸運なところだろう。

代々木駅近くの黒田屋というラーメン屋でビールを飲んで、
ラーメンを食べて、チャーハンを食べて帰ってきた。
そして、ひとり寝の子守唄という加藤登紀子さんの歌があるけど、
今日の私はひとり寝の枝雀師匠である。

桂枝雀のわんだー・らんど

桂枝雀のわんだー・らんど

最高ですよ、これ。
枝雀師匠の落語を聞いてからのほうがいいかもしれないけど。

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折れない心

信頼できる友人が、政治家の心得として、
「あることないこと言われても、それに耐えれることかな」と言っていた。
いいえて妙。
普段の生活の中でも、あることないこと言われたり、誇張されたり、
責任転嫁されたりということがある。
それにあちこち合理化なり正当化することは、めんどくさいし、疲れるし、
結局誤解されてしまう。
それに拘泥していては、眼前の大魚を逃すだろう。
まあそれにしても、世の中の人はいろんなことを言うものだ。
今までいた世界では、まるで羊水の中に浸かっていたようなものだ。
今は、しょうがないけど。

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車中で

朝は新宿御苑
その後京王プラザホテル。
代々木アースデイを駆け足で。
夜は鴨川事務所にて総支部役員会。
九時から東京へ。まさか行くことになるとは思わなかつた…
到着後三分で帰路へつく。
帰宅は12時過ぎ。
ついカップヌードルを買ってしまう。
そろそろ寝よう。
明日も忙しい日々が続く。

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衝動買い

晴子情歌 上

晴子情歌 上

晴子情歌 下

晴子情歌 下

新リア王 上

新リア王 上

新リア王 下

新リア王 下

上記4冊は過去に読んだのだけど、
複雑なことをまともに考えたくて、購入した。
送料込みで3600円なので、まぁまぁの値段。

高村薫は、物事を詳細に描くので、
読んでいると疲れるのだけど、その世界に深く入り込むことができるところが好きだ。
晴子情歌、新リア王ともにテーマが重い。
でも、その重さが自分にとって必要な気がしている。

そして以下が昨年出た本になる。
中古が出ていないので、新刊で購入予定。

太陽を曳く馬〈上〉

太陽を曳く馬〈上〉

太陽を曳く馬〈下〉

太陽を曳く馬〈下〉

小熊英二の「1968」も読めていないので、これらの購入はもう少し後回し。
そのうち小熊英二も全部読みたくなるんだろう。
ただ、この人の本は値が張るので月間の購入予算を簡単に越えてしまうことが唯一の問題…
読む価値はあるので、だんだん買えばいいだろう。

本は、買える時に買うしか方法がないから。

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鴨川に帰ってきた。

一週間のうち、東京への短期出張を繰り返す(笑)。
今週の場合、月火は東京、水木は鴨川、金土は東京。といった感じ。
初期のころは東京に家を借りる算段もあったのだけど、
これだけ行ったり来たりしては家を借りるともったいない。
今はさる方のご厚意に甘えて、泊まらせてもらっている。

鴨川に帰ってきたのは支持者獲得の地域回りをするためなのだが、
結局は事務仕事をこなさねばならず、外になかなか出られない。
外に出られなければノルマも達成しづらいので問題。
明日は外に出られる段取りにしたいのだけど。

まぁなんにしても、この仕事はどれだけ人にかまってもらえるかなのだと思う。
営利が絡ませづらいので、大変な部分もあるのだけど、
その分だけ人間的なところで勝負できるのかもしれない。

いろんなことを言う人はどこにでもいる。
うまくいかない人もどこにでもいる。
どこかに逃げても、そこでもきっと誰かいる。

だとしたら、別に萎縮することもない。
みんな、人間だ。
私は私を、開いてゆこう。

いい加減、自分を解放したい今日この頃。
家に帰って、時間があれば「龍馬伝」を見て、
先日やっていた「わが家の歴史」を見て、
さらにたまっている日記を書いて、
読んでいない本を読みたいのだが、
疲れてしまって結局眠るだけ〜になるのだろう。

娘たちと遊ぶのが楽しみ。

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向き不向き

何に向いていて、何に向いてないかを判断するのは難しい。
昔からの考えの癖でもあるのだが、
声を掛けられてこの場にいる以上、そこには何らかの意味で私に存在意義があると考えてしまうのだ。
実はたんに、人手不足だったからかもしれないが。

こんなにあれこれ考えるのは久しぶりかどうかも覚えてないけど、
先日、あの結城登美雄さんでさえ「60過ぎても悩むぞ」と言っていた。
無論私の悩みとは質が違うものなのだろうが、
人間ずっと悩み続けるのだと考えれば、決して追いつめられることもない。

大切なことは、深刻になりすぎないこと。
今日はそんなことに気づかされた。
愚痴を言ってもしょうがないというのは前から思っていたのだけど、
深刻になりすぎるというのも私の癖の一つ。

人の目を気にしすぎて、自分らしいものを失ってしまう。
自分らしいとは何かも問題になるのだけど、落ち着いて自分の行動を見つめた時、
その行動を認められるかどうかが一つの判断基準となる。

人が何か言うことも、一歩引いて考えてみよう。
自分が固ければ、相手も固くなってしまうだろう。
気にすることはない。
我も人間、彼も人間である。
恐れることはない。

そんなことを、赤坂ランチを終えた後考えたのだった。

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8か月を過ぎて

この仕事について満8カ月が過ぎた。
想像していたより大変だというか、気の遣い方が大変だ。
最初は、というかつい最近まではもう本当にしんどくて、すぐにでもやめたいと思っていた。
大体、政治活動が好きではないくせに、政治活動のみが仕事であるといっても過言ではない世界に飛び込んでしまったのだから。

どのように働いてゆこうかいろいろと悩むことがあったのだけど、ふと思ったのは、「どうにせよ、私は結局私としてしか生きてゆけない」ということだ。
前提として、政治経験がゼロというのは認めなければならない。
また、社会人経験というか、サラリーマン経験がないのも事実である。
それに伴い若干社会的に未熟なところもある。

しかし、それは根本的なことではない。
根本的なことは、どのように仕事をし、結果を出すかということだろう。
私は余りにも周りに気を回しすぎて、虚心坦懐に仕事に向かえなくなっていた。
かなり、無理をしていて精神的にも疲れていた。
周りに気を使って生きるのは本当に疲れる。

なにがいいたいかというと、もっとさまざまなことを真正面からすべて受け止めるのではなく
軽くかわしていこうということだ。
こんなことで身を持ち崩していては、この先何にもならない。
私は私として、私らしい責任の果たし方をしよう。

そう思うと、少しすっきりしたし、軽やかになった気がした。

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休み

休みの日は、一切仕事のことが考えられず、
ある意味まったくの腑抜けである。
まぁ、家庭的にはそれでよいのだろうが。
謹厳実直な人間にはなれそうもない。

さて、この日は宮川早生という温州ミカンを3本、デコポンを2本植えた。
王国に年に1度来てくれる和歌山の農家さんに頼んで送ってもらったもの。
掘り出しの苗で、とても元気だ。

昔キウイのあった畑なので、そのまま根が少し残っている。
気になるものはなるべく取ったのだが、全部は取れないので、木には申し訳ない。
穴を掘って、バケツ一杯ぐらいの水を入れる。
粘土質が強いので、なかなか水が引かない。
水が引いたのち、木を植えて、裏山から切ってきた竹の支柱を立てる。
何年後かに、実がなるのだろう。
子どもたちがうれしそうに食べている姿を想像してみたが、
4歳と2歳の娘たちの将来の姿はなかなか想像できない。

昼からは妻子が買い物に行った。ゆっくり休めという妻の配慮だが、
先日届いた本棚の整理をどうしてもしたくなってしまった。
なぜなら、書斎として使っている部屋の床には何冊も本が横積みになっており
整理整頓にあまり興味のない私もさすがに気になっていたからだ。

整理をし始めると、読みたいと思って買ったのに、
読めていない本が20冊以上あった。ふぅ。本好きとは言っても、
これ以上買うことが続くとだめだなぁと思い、一冊一冊片付けることにする。

整理し終わると、これがうれしい出来栄え。
妻には、「乱雑だわ」といわれたのだけど、松丸本舗(丸善丸の内店)みたいな並びなので、本人的にはかなり気に入っている。

夜は長女の誕生日会。
4年前の嵐の日に、彼女は生まれた。
たった4歳だけど、元気に育っている姿を見て、本当にうれしい。

父は父として元気に生きてゆこうと思う。

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