「やりたいことをやって生きる」ことはできるのだろうか?
「これは仕事だからしょうがない」
「いまは黙っておいたほうがいい」
とかいうことは、大人になったら当たり前とされていることだ。
「お金のために、やるしかない」
というのもあり得る話。
でも、今の私の暮らしは、振り返ってみるとほとんど自分のやりたいことで構成されている。もちろん、全てがやりたいことだけではないのだけど、それすらも見方によればやりたいことになっているような気がする。
以前、以下の本を読んだことがある。
選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)
- 作者: シーナアイエンガー,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/07/10
- メディア: 文庫
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選択とストレスの関係で述べていた部分で、仕事を自分の裁量で組める人とそうでない人を比べた場合、自分の裁量で組める人の方がストレスが少なく、長生きだったという記述があった。
それは、選択できることが自分にとって自由につながるからではないだろうか。
たとえ、やりたいことだけやって生きられなくても、自分の選択の結果を自分で引き受けることができれば、ストレスは軽減されるのではと思う。
自営業は不安定で先が見えにくいのだけれども、自分次第で工夫ができるのが楽しい。会社に就職したことがない私でも、なんとか暮らしていけている。
ずっと以前に、王国のボスである加藤登紀子に「おもしろいことやって生きていこう」とメッセージをもらったことがあるんだけど、これが意外に今も一番心に響いている。
そうだ、おもしろいことやって生きていこう!
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