that has come!

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朝一にザリガニの罠の確認。最近は幼体が増えてきている。大きなものはとってしまったのかと思うが、それほど減っているわけではない。今日は約50匹捕獲。

 

チーズの草をコンテナいっぱいに刈って、小屋に入れてから妻と佐倉の友人宅へ。

今日は、鶏を引き取りに行く日なのだ。

もう少し前に行くはずだったのだけど、私の準備ができていなかったのでしばらく育ててもらっていた。

 

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無事、鴨川に帰ってきた。

今回は15羽入鄒!

品種は房総地鶏。千葉県の開発品種だ。

 

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子どもたちも大喜び。

とてもかわいがっていた。

 

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夜は、使っていない古いコタツを鶏小屋に入れて加温。彼女たちが寒さを感じていなければコタツはいれないんだけど、仕事から帰ってきてから小屋を確認するとほぼみんなコタツの中にいたのでやはり暖かいらしい。

 

生まれてからまだ1ヶ月程度だと思う。卵を産み始めるのは早くて今年の冬くらいかな。

ヤギがいて、鶏がいて、おまけにザリガニまでたくさん捕まえて、我が家はプチ動物王国のようだ。

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名前の由来。

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朝はSさんと一緒に山賊会の田んぼ見回り。

しばらく見にいけなかったら、どうやら水漏れしているらしく、一緒に見にいこうということになった。一見したところどこから水漏れしているかわからなかったのだけど、幸い水の流れる音がしたので、その辺を探ると穴を発見!無事埋めることができた。1人で回るのが普通だけど、2人で回ると目も増えるので面白い。

 

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山羊のチーズ。山羊のチーズというと、シェーブルチーズと勘違いされてしまいそうで、今更だがわかりづらい名前だったかもしれない。しかし、子供に決めていいよと言い、次女があんまり嬉しそうに「チーズ!」と言ったものだから思わずそれにしてしまったという私のノリも原因している。

で、彼女はチーズになったというわけ。

 

庭のスモモの葉が大好き。

実は食べないのが不思議。

元気に育ってくれよ〜。

 

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思わぬ見つけもの

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予報通り、今日は雨。思ったよりは降らなかったが、それでも1日雨が降っていた。月曜日は王国の日なんだけど、さすがに外での作業はできないので、午前中は先日収穫したジャガイモの選別と保管、午後からは事務所の整理作業を行なった。

 

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事務所の整理を行っている時、古い王国農園だよりが出てきた。2009年9月頃の発行だ。今から9年前。ここには、私が衆議院議員秘書となって王国を離れることが記してあった。この時から3年3ヶ月、衆議院議員秘書として勤務することになるのだが、この時点では、自分が何をするのかまだ全くわかっていない時期だった。

他にも、今はいないスタッフの記事があったりして、9年前の王国と自分に思いを馳せた。

あれから9年経って、ずいぶんと状況は変わった。昔を懐かしむというより、あの時も懸命にやっていたな、と思うのだ。

9年前はフルタイムで王国に勤務していたけど、今は週2日とイベント時だけの勤務。それ以外は民泊受け入れ、塾講師で生計を立てている。

今幸せなのは、自分が何をやるべきか、様々な観点で見つめながら実行できること。やりたいこと、やるべきことがなかなかバランスが取れないけど、着実に歴史を刻んできているような気がする。

 

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梅雨と台風と

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天気予報よりは少し早かったのだが、午前中から雨が降り始めた。夜になると、だいぶ本降りになってきたよう。明朝にはかなり強く降る予報なので、朝には田んぼを見に行かないといけない。

 

農のある暮らしをしていると、天気によって自分の動きも変わってくるので、やけに天気が気になる。

天気と自分の都合を考えた時、自分の都合を優先してしまうと、大抵天気の被害を受けてしまう。結局それはどこに基準を置くかなのだと思う。

熱心に農に関わるようになって6年目だが、そこらへんのことがようやく自覚的になってきたように思う。

 

空の様子を見て、自然に体が動くようになるのが理想だな。

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日々は続く。

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朝、昨日から宿泊していたハンスさんをバス停までお見送り。今回彼に会えたことで、こんなおじいさんになりたい、と初めて思うことができた。彼のような穏やかな人格になりたい、ということだ。

たった1日過ごしただけで、もちろん彼の全てがわかるわけではないけど、彼の醸し出す雰囲気は私を酔わせるに十分であった。

お見送りから帰宅した後は、すぐに明日の買い出しへ。明日は、学生時代に関わっていたワークキャンプの仲間たちが一年に一度集まる日なのだ。家族ぐるみで集まるので、明日は総勢20人のイベントになる。もう10年くらいやっているのではないかと思う。毎年みんな楽しみにしてくれているようで、はるばる集まってくれるのが嬉しい。

ちょうど天気もなんとか持ちそうだし、楽しい1日になりそう。

夜は里山オフィスの月例会議。最近私はオフィスにいけていないのだけど、使っている人もいるので、毎月一回集まって情報交換を兼ねてミーティングを行うことにしている。

ハンスさんにも話したことだけど、なぜ私がここで暮らせているかというと、似たような考えを持つ人々とともにいろいろなことを行える喜びがあるからだ。自分だけの喜びに留めず、これを広げていけるようになれればよいな。

 

 

 

 

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When I’m sixty eight.

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Tさんご夫妻を送り出した後、デンマークから、68歳の男性、ハンスさんが泊りに来てくれた。直接我が家を探したわけではなく、日本の友人からの紹介で我が家にきてくれた。朝お迎えに行って、第一印象から穏やかな方だな、と思った。68歳というと、私の母と同じ歳。

アメリカで働いていたことがあるとのことで、英語がとても流暢だったので、コミュニケーションを取るのも比較的うまくいった。

何より、ハンスさんの人柄がすごく豊かで、包み込まれるような感じだった。お話が好きで、いろんな話をしてくれる。

デンマークでは、いくつになっても、いろんなことを学べる学校があり、彼はそこで学びながらそこの生徒をサポートするようなボランティアをしているそうだ。

彼の話の中で、何度も「みんなといろんなことについて話し合うことの楽しさ」という表現が出てきた。

英語だからかもしれないけど、何のてらいもなく「楽しさ、喜び、幸せ」という言葉が出てくるのだ。環境や社会についてもフランクに話してくれて、彼と同世代の日本人からはなかなか出ないような話をすることができた。

ビートルズの歌で“When I’m sixty four”という歌があるのだけど、歌詞の内容とは全然関係ないのだが、ハンスさんと話している時の私の頭の中はこの曲が流れっぱなし。

自分がおじいさんになるなんて40すぎても想像できないが、こんな風に話ができる人になれればと願う。

私が司法試験に挫折して、いましている仕事の話をすると、「君の選択は間違えていないし、私は君を支持する」と言ってくれた。

私が言って欲しいと思っているような言葉を言ってくれただけかもしれないけど、今日初めて会った人とこんな話ができるなんて、なんて素敵なんだと自然と感動したのだ。

彼が我が家にきてくれて、本当に嬉しかった。明日お見送りに行くまで、貴重な時間を共に過ごしたい。

 

もう1つ、今日は東京からの中学生13名の1日農業体験の受け入れと、この中学校の受け入れは、今年で4年目になる。受け入れ農家の数と生徒の数が合わなかったのか、我が家は2グループ受け入れることになった。

 

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心配していた雨は朝方には上がり、昼頃からは熱くなるほどだった。

午前中は夏野菜を植えた後、大豆を定植予定の畑にあらかじめウサギ防止の網を張ってもらった。13名と多くて、慣れない作業だったのだけど、少しずつできるようになってきた。

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午後からは野菜の支柱立てと結束。野菜の管理作業は初めての人にはなかなか難しいのだけど、飲み込みも早くてうまく仕上げてくれた。

 

学校によって連れて来られる場合、あまり積極的でない子たちもいるのだけど、今日の子たちは少しは楽しめたようで、こちらも安心した。

ハンスさんと直接話す子たちはいなかったんだけど、ハンスさんの穏やかさを感じてくれたかなと思う。

 

 

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農家民泊たえんどんウェブサイト公開!

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雨の中、今日もザリガニ罠の確認。雨が降っていたからか、いつもより少なくて20匹ほど。

チーズには、草を刈って入れてやる。雨が降っていると、さすがに彼女も1日小屋の中にいる。

 

午前中はウェブサイト構築を依頼していた方が来てくださり、最後の打ち合わせを行う。

太右ヱ門 – 農家民泊で田舎体験

私たちのお願いしていたことを、シンプルに表現してくれていて、とても嬉しい。このウェブサイトを充実させて、多くの人と交流できるような場所にしていきたい。

 

夜は、王国サポーターでもあるTさんご夫妻が宿泊。祭り寿司の講師は義母が務める。私の子どもたちも一緒にやらせてもらって、楽しそうだった。

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Tさんとは王国のイベントを通していろんな話をしているのだけど、奥様はあまりお会いすることはなかったのだが、リラックスして我が家で過ごしていただけたようで、ほっとした。

 

これからは、一般のお客様もいらっしゃるだろうし、どんな受け入れができるかしっかり準備していかなければならないな。

 

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ジャガイモとニンニク。

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明日から雨が降る予報なので、わずかに発芽していたジャガイモとニンニクを収穫。

今年はなぜか3月に定植したジャガイモがうまく育たなかった。わずかに収穫できたジャガイモは、なかなか美味しそう。

 

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ニンニクは、去年の9月頃にタネをホームセンターで買ってきて植えたもの。スーパーで売っているのは基本的にホワイト6片という大きな品種なのだけど、在来のニンニクは小さい。腐りにくいので、このニンニクが好きだ。ニンニクは、植えるときに一片ずつ植えるのだけど、今年はそれがほぼうまく育ってくれたので、今秋のタネ用にできるニンニクを収穫することができた。

とったばかりのニンニクをすりおろしてみたら、水分が沢山あるのでとてもなめらかだった。香りも良かった。

 

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ハブ草も、元気に育っている。この畑にはウサギが出るので、食べられてしまわないか心配だけど、これから様子を見ながら対処していこうと思う。

山羊のチーズは人影が見えているとあまり鳴かないので、今日は畑に繋いで草をはませていた。

山羊が草を食べている姿は結構面白い。

いろんなものの世話があって大変だけど、それはそれでやりがいもあるし、元気な姿を見るとまた頑張ろうと思うのだ。

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お手伝いというより、一緒にやっている人なのです。

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天気予報によれば、水曜日が雨でそのあと入梅ということになっている。

そこで、王国では今日はジャガイモ収穫をすることになった。

真ん中にいるのは、国王夫妻の長女。一緒にジャガイモ収穫をやってくれた。

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小さいながらも、一生懸命、ジャガイモを掘っていた。午前と午後、一日中一緒に畑にいたので、なかなかの持続力である。

 

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午前中終わりの写真だが、午後の作業終了の際には予定通りすべてのジャガイモを収穫することができた。品種は、キタアカリ、メークイン、男爵の三種類。大きな芋が収穫できて、食べるのが楽しみだな。

 

王国を終えて帰宅すると、いつもの通りザリガニの罠の確認。夕方に田んぼを回るときは、お隣の4歳になる少年が私の姿を見ると駆け寄って来て、「ザリガニ、やろう!」というのだ。

 

私がザリガニを入れるバケツを持って、彼が餌にする煮干しを持って1つずつ罠を確認し、ザリガニをバケツに移した後、彼が煮干しを罠に入れてくれる、という流れ。

お手伝いしてえらいね、という人が多いんだけど、実は私にとっては彼は、大げさにいうと、同志である。

なぜなら、ここ1週間以上彼はずっと夕方私と一緒にザリガニとりをしているのだ。

ザリガニを取りながら、幼稚園の話をしたり、ザリガニの様子について話をしたり、話題は尽きない。

懸命に作業をする様子は微笑ましいし、とても楽しい。そして、今日も一緒に作業することができた。

 

ザリガニがいることで、苗は切られるし、みっともないと周囲の評判は悪いし、自分自身も切ないんだけど、彼と一緒に動いたり、娘たちとも一緒に作業ができたり、共に過ごせる時間と空間があるのはとても嬉しいことだ。ザリガニ被害と同列に語れることではないのだけど。

 

H君、明日もザリガニとろうね!

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