味噌仕込みイベント開始!

f:id:takehirosudo:20180223212155j:image

曇り空だったが、だんだん晴れてきていい天気になった。

今日は、わが農家民泊たえんどんで行うはじめての味噌仕込みイベント。

今回は泊まり2名、明日の日帰り1名で行う。

初めてだったけど、ありがたいことだ。

 

f:id:takehirosudo:20180223212214j:image

午前中のうちに大豆を洗って浸水させる。18時間以上は浸したいので。

大豆は、残念ながら購入したもの。いつかは自家産で! 

 

f:id:takehirosudo:20180223212242j:image

今日は椎茸のコマうち体験。

前から切ってあった木に、コマを打って行く。

大勢でやったら体験だけど、2人でやったら“仕事”になってしまう(笑) 

いつもは子どもの体験なので、大人とやるのは久しぶり。校外学習から帰ってきた二女も作業に加わって、300コマくらい打った。

今年こそ、うまく生えてくれればいいんだけど。

 

f:id:takehirosudo:20180223212627j:image

(撮影:高瀬公治氏)

晩御飯はモツ鍋と水炊き。

みんなで楽しくすごす。

落ち着いた感じで時が過ぎていった。

 

f:id:takehirosudo:20180223212254j:image

 

夜には、麹をみんなで確認。

妻が念入りに温度チェックを行ったので、きれいに花が咲き始めている。

明日は6時に大豆に火入れするのだ。 

 

 

 

以前のブログを読む

冬の作業の大切さ

f:id:takehirosudo:20180222230215j:image

 

王国に上がると、小雨からみぞれに変わった。

さ、寒い。

 

午前中は、第2農場のドッグランを完成させるためにワイヤーメッシュを張った。昨年秋にテレビ番組の企画で張ったものを、放映が終わった後によりよくするために、この間何日か使って準備してきた。

ドッグランの部分は約200メートル、柵だけの部分が約200メートルで、計400メートル分のワイヤーメッシュで畑を囲ったことになる。

柵の中で作業する、というのは見方によっては虚しいものだけど、現状を見るとこのような対応はやむを得ないだろう。でも、なかなか壮観だ。

 

昼からは木の片付け。自然王国では、現在のところ切った木は全て薪に回していて、その薪の長さは短くて30センチ、長くて50センチほどにして、サウナや薪ストーブに使用している。

一本の木を何度も切らねばならなくて、結構疲れるけど、薪として積んだあとはとても綺麗だ。

冬には冬のやるべきことをやっておけば、春をあせらず迎えることができるだろう。

 

夜には、妻たちが今朝仕込んだ麹の様子を見る。温度を計ってみると、35度。ちょうどいい感じ。

我が家で初めてやるイベントだし、気を入れて仕込んでいきたい。

以前のブログを読む

“バッタを倒しにアフリカへ”

f:id:takehirosudo:20180221232601j:image

 

発症3日目。少し回復基調を見せるも、外での作業は無理そうだったので、本来なら炭焼は3日目の焚き込みという大事な作業だったのが、お休みさせてもらった。

今日は1日起きていて、夜の塾講師もやってきたのだが、今でも耳鳴りのような音がしていて、あまり元気ではない。じゃ、寝ろよとなるが、結局こんな時間から書き始めているのだった。

 

 

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

 著者がラジオに出ていたのをたまたま聞いていたので、ぜひ読みたかった一冊。

著者の研究対象はサバクトビバッタというバッタ。

アフリカで大発生した場合、農作物に甚大な被害を与えるので、世界的に重要な生物。しかし、直接の観察結果に基づく論文が少ないらしく、著者は実際に西アフリカのモーリタニアに住み込んで研究を行う。

著者によると、最近は研究室で研究を進める研究者が多いらしく、野外で研究をするのはあまり盛んではないらしい。

でも筆者は、「バッタの研究がしたい!」と言い続け、無収入になる危機に陥っても、「それでもバッタの研究がしたい!」と行動し続ける。

ここに、著者の貫く姿勢を感じた。

自分が好きなこと、やるべきと思うことを全力でやり、それを人に伝える。

本気な人には、本気な人が手を差し伸べてくれるのだ。

著者は、前野ウルド浩太郎と名乗っているのだが、ウルド、というのはモーリタニアの研究所のババ所長から与えられた「〜の子孫」を表す言葉だそうで、ババの子孫という意味になるようだ。

名を与えられるって、すごいと思う。

この後、この調査で得られたデータをもとに論文を書く、と本書に書いてあったので、これからも読み続けたい。

すごい人がいるものだ!

 

以前のブログを読む

それは果たしてそれなのか?

f:id:takehirosudo:20180220224221j:image

 

引き続き花粉症ネタで。

朝起きて、子どもたちを見送って、朝食。

目玉焼きにスライスチーズを乗せるのが好きなのだが、フライパンから皿に移すときに半熟に仕上げた黄身が破れてしまう。ご飯に納豆をのっけて、目玉焼きを乗せて自家製ニラ醤油をかけていただく。

ほぼ毎日これなのだが、今日はこれもあまり美味しくいただけない。

なんだか頭がぼーっとして、スッキリしない。

くしゃみは出ないものの、目がしょぼしょぼするのは変わらなない。

今日は炭焼きの日なんだけど、休ませてもらおう。

というわけで今日は日中ずっと布団にふせっていた。熱があるわけではないけど、体がとにかくだるいのだ。

果たしてこの状況は花粉症なのか、風邪なのか?

明日になったら治るのだろうか。

無理をすれば動けないわけではないのだけど、休みたいときに休めるのはありがたいことだ。

まだぼーっとしているので、もう寝ます。

以前のブログを読む

それは突然やってくる?

f:id:takehirosudo:20180219184219j:image

起床時、何か鼻がムズムズする。

昨日は1日外にいて、作業をしていた。

風がなかなか強かった。

 

風邪をひいたのかな?

でも、頭痛がするわけでもないが、

鼻水が止まらない。

おまけに、くしゃみも出てきた。

今日は王国の日なので、マスクをして出かける。

f:id:takehirosudo:20180219220615j:image

藤本家脇の梅が綺麗に咲いている。

春が近づいてきているのか。 

しかし、くしゃみは相変わらず止まらない。

代表には、「それは花粉症だね」と言われてしまう。

やはり、そうなのだろうか。

アレルギー性鼻炎持ちの私は、花粉症にはならないと思っているんだけど。

f:id:takehirosudo:20180219220624j:image

第2農場のワイヤーメッシュ張りを進める。

3人でやったので随分と捗るのだが、私はこれまでに体験したことのないようなくしゃみ。

これは、認めるしかないのだろうか。

 

毎日鼻うがいをして、温冷交代浴をやって、野菜の多い料理を食べて、1日6時間以上寝ているのに、花粉症は抑えられなかったのか。

 

妻にいうと、「風邪じゃない?」と言われる。

3日たっても治らなければ、花粉症か・・・

 

 

 

以前のブログを読む

山賊会始動!

f:id:takehirosudo:20180218195207j:image

 

今日は山賊会の日。

山賊会、というのは今年から地元の集落4軒で始める米作りグループの名だ。

”華麗なる山賊たち“というグループを昔から作っていて、言うなればそれの発展形。

いわれはどうでもいいのだが。

f:id:takehirosudo:20180218195224j:image

今日はこのあと畔塗りをするための準備作業。私が個人でやっている田んぼはスコップで畔を切ってから塗るのだが、山賊会ではリーダーが畔塗り機を持っているので、それに合わせて作業する。 

 

f:id:takehirosudo:20180218200229j:image

そして、ユンボ登場!

モグラの穴を潰すために、1つひとつ掛矢(木製の大きなハンマー)で潰すのではなく、ユンボで往復して潰してしまうのだ。なんて豪快な・・・

畔が下がってしまうと嫌がる人もいるのだが、今年はこれでやってみて、また経過観察でいいと思う。

時間がない中、なんとか効率よくやれる方法を探していかないと。 

 

f:id:takehirosudo:20180218195248j:image

無事作業が終わり、今後の作業の段取り。

去年の秋から活動を始めたのだけど、これからはいよいよ田作りに入っていく。

共同でやる面積は6.5反。面積としてはさほど広くないけど、初めての共同栽培作業だ。

 

リーダーは東京都の往復だし、私以外のメンバーはフルタイムで働いている。こまめに田を見回るのは私の役割となるだろう。

何が楽しみか?って、それは、一緒にやれることに尽きる。一緒にやると、責任感と安心感が一体となると感じられるからだ。

そして何より、一緒にやったことのない人と初めてのことを相談しながら進める面白みを感じている。

いよいよ、始まる!

 

以前のブログを読む

日々の暮らしと大規模開発と

f:id:takehirosudo:20180217212917j:image

 

午前中に作業できる時間があったので、早速畑へ。

1週間ぶりのハウス建設。

子供たちが、手伝ってくれた。

お隣さんの娘さんまで!

 

f:id:takehirosudo:20180217212931j:image

脚立に乗って、仮止めをしているのは小5の長女。

声をかけると、気持ちよく手伝ってくれた。

背も伸びて、要領よく仮止めして行く。

 

f:id:takehirosudo:20180217212945j:image

 

バレエのレッスンに行くわずかの時間だったけど、

ハウスに渡す5本の直管の仮留めまで一緒にやることができた。

奥行き9メートルのハウスなので、直管を渡す時に1人では結構手間がかかる。誰かに持っておいてもらうだけで、何分も時間を節約することができる。

 

子供たちがレッスンに出た後、一人で本留めをしていく。パイプの要所に印がつけてあるので、それに従って作業していくだけで完成するようにできている。

ここまでくると、3分の1くらいまで完成だな。

 

f:id:takehirosudo:20180217212953j:image

 

午後からは、鴨川で予定されているメガソーラー建設についての話し合いに出かけた。

たくさんの参加者があって、関心の高さを感じた。

子供たちも一緒に会に参加したので、夕食の時に「なぜ森林を破壊してまでメガソーラーを作るのか」について議論になった。

このことについて、簡単に答えは出ないけど、シンプルに考えると、環境に多大な影響を与えるものを建設するべきではない、というところに落ち着くはずだ。

法律上の問題など、本当は自然の目から見れば問題にはならないはずなのに、現実はそうはならないわけで。

シンプルに動けない自分自身に自戒を込めて。

 

 

以前のブログを読む

されど、くらしは続く。

f:id:takehirosudo:20180216214815j:image

 

2月も半ばを過ぎるとうかうかしてられない日々が続く。悩んだり立ち止まったりする暇がないのはいつも通りなのだが、それでも波があるのが人生か? 

たとえ全てが思い通りにいっていないとしても、その選択は自分でしたものだ、と思うとその選択ができたことに感謝するべきと思う。人生いつも踏ん張りどころと思い、ありのままの自分を受け入れられているか問うも、私は自分のありのままを受け入れたことはないような気がする。自分を受け入れられないことが、他者を攻めがちな自分を作っているのだろうか。

40過ぎてこんな煩悶を抱えるとは、自分の青さと甘さに驚く。結局、どこかにまだ余裕があるのかもしれない。

 

今日は先日耕したじゃがいも用の畑に、鶏糞をまいた。散布後は、管理機で軽く耕耘する。灰を入れてから1週間、鶏糞散布後1週間くらいが定植適期か?

昼からはホームセンターに行って、種芋と椎茸のコマを買ってきた。

昨年仕込んだホダ木がうまく行ってないようで、今年の椎茸は少し寂しいことになっている。一年に一度のチャンスだから、1つひとつトライしていこう。

 

明日は、先週立てたハウスのアーチに、直管パイプをくっつける予定。

以前のブログを読む

畔切りと杉伐倒。

f:id:takehirosudo:20180215195951j:image

朝は少し曇っていたが、だんだん晴れてきた。

今日はとても暖かかった。

 

f:id:takehirosudo:20180215200009j:image

午前中は、田の畔切り。 

昨年に作った畔をスコップで切って、

水を溜めてからトラクターで耕して、新しい畔を作るための作業。

一直線に切れていて、美しい。

農業は芸術だ、という言葉を思い出す瞬間。

 

f:id:takehirosudo:20180215200345j:image

昼からは、杉の伐倒作業。

山小屋から見ると、このように杉が一本立っている。ずっと昔からあるものだ。田の日陰にもなるので、前から気になっていて、今日いよいよ伐ることになった。

 

f:id:takehirosudo:20180215200212j:image

10メートルくらいあるだろうか。

近くで見ると、思ったより大きい。

炭焼き組合できるのは太くても30センチくらいの広葉樹だ。今回は杉で、直径50センチ近くあったのではと思う。

 

f:id:takehirosudo:20180215200211j:image

土手に生えているので、足場が不安定だった。受け口を浅く作りすぎて、ちょっと伐倒に手間取ってしまったけど、クサビを使って、無事に倒せた。

 

太い木を倒すことで、自分のやり方を見直すことができる。

使い道が、今は薪としてしか使っていないのだが、自然王国にはまだ杉があるので、少しずつ有効利用を考えたい。 

 

f:id:takehirosudo:20180215200420j:image

 視界がスッキリしました!

 

 

 

 

以前のブログを読む

自家製醤油のしぼりの日

f:id:takehirosudo:20180214161941j:image

 

日の出も、だんだん早くなってきた。

今朝6時半過ぎの撮影。

今日は醤油絞りの日。

午前中に、昨日行われた千葉県公立高校入学試験の

国社英の3科目を解く。

基本的ながら、少しひねった問題もあって、高得点を取るのはそんなに簡単ではない。

 

さて、醤油しぼり。

約10年前から醤油組合を作って、各グループごとにこの時期にしぼるのだ。

f:id:takehirosudo:20180214161953j:image

約一年間寝かせたもろみ。

何度かかき混ぜて、水分もだいぶ飛んでいる。

 

f:id:takehirosudo:20180214162006j:image

これにお湯を入れながら、ゆっくりとかき混ぜる。

 

f:id:takehirosudo:20180214162158j:image 

しぼり師の木村さん。

本業は板前。

毎年お世話になっていて、その都度やり方を丁寧に説明してくれる。

 

f:id:takehirosudo:20180214162240j:image

しばらくすると、しぼり機からどんどん醤油が出て来る。

1番嬉しい瞬間。

味見をして、楽しむ。

この後は、火入れをしていない生醤油を少し残して、後は火入れをして殺菌する。

 

そして、食事タイム!

それぞれに醤油にあう料理を持ち寄っていただく。

 たくさん料理があったのだけど、

f:id:takehirosudo:20180214162258j:image

もち米しゅうまい!

皮の代わりにもち米を使って作ってある。

新感覚で、とても美味だった。 

 

自然王国からは、これ。

f:id:takehirosudo:20180214162308j:image

月曜日に解体したばかりのいのしし焼き。

太ももそのまま焼いたので、ナイフで削ぎながらいただいた。

若いからか、肉が柔らかくて、本当に美味しかった。 

 

10年近く続けて来ると、このしぼりの日が来るのがあたりまえのようになってくる。

自分たちで普段使う醤油を、自分たちで準備するのは、結構貴重なことだ。

大切に使っていきたい。

 

 

 

以前のブログを読む