仕事終わりのミス

朝からはりきってハンマーナイフモアで田の二番穂刈りを始めた。昨日刈払機で畔と土手を刈っておいたので、今日は田の中に入ることにしたのだ。

2反歩強の田を刈っていくのだが、注意しないといけないところがある。田に水がたまっているところはぬかるんでいるので、モアを入れるときに、はまらないようにすることだ。もちろん、何度も使っているのでそれほど重大な問題ではない。危ないところは避けながら機械を動かしていた。

12時近くなった頃、残る田は1枚となっていた。しかも、その田は一番小さな田んぼ。あと少しやって終わらせれば午後から別の仕事ができるなと思ってとりかかった。

田の奥の方まで入っていくと、モアがだんだん沈み始めた。あ、ヤバイなと思うと、時すでに遅し。キャタピラが滑って、前にも後ろにも動けなくなってしまった。重いので、1人で動かすのは無理だ。

そこで、お隣のMさんに電話する。トラクターで引っ張ってもらおうと考えたのだ。田にはまったときはいつもMさんに電話してしまう。彼もこちらに引っ越してきた人で、農家となって野菜の出荷もしている人だ。ありがたいことに、トラクターで助けに来てくれた。

ワイヤーをかけてモアを引っ張ると、うまく出すことができた。おかげで機械も無事だったし、残りの草刈りも終えることができたのだが、やはり作業は落ち着いてやることだと改めて思った。

事故は、仕事始めや終わり、休憩後に起こったりするから気をつけろとはよく言われることだが、今日も同じことをやってしまったのだった。助けてくれる人がいたからよかったけど、そうでなければ大変だった。

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今の作業が来季を作る

昨日草刈りした田んぼで、今日は山賊会の共同作業。作業内容は、田の溝掘り、草燃やし、草刈りの続きだ。親方がユンボを持っているので、それを使って田に溝を掘って、田が乾くようにする。そして、以前に刈ってあった草を1箇所にまとめて燃やしていく。残しておいても、冬になるので分解はしないし、長いまま残っているとトラクターのロータリーにからまってしまうからだ。

私は、昨日の続きの草刈り作業。みんなが作業している場所からは少し離れたところの田を刈る。約2反歩の田を2時間強で刈りきった。昨日から機械を酷使しているので、しっかりメンテナンスをしないといけない。

田の草は半分ほど燃やすことができ、溝掘りもだいぶ進んだ。みんなで集まって共同作業作業をすると、1人でやるより進むし、一緒にやっている気がして楽しい。

日々、少しずつでも前に進んでいけるように。今週はいよいよ自分の田んぼに取りかかれそうだ。

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生きてることに懸命だ

鶏に餌をやりにいくと、しいたけがでていた!

なめこは全く出なかったのだが、しいたけはたまに出るので嬉しい。これからぽこぽこ出るといいのだけど。

今日は1日田んぼの二番穂を刈った。明日は山賊会の共同作業なので、それまでに最低限は仕上げなければならなかった。最近まで雨が降り続いていたので、田には水がたまっているところもあったが、ハンマーナイフモアをはめそうになりながらも、なんとか日暮れまでにやりきることができた。

夜には消防団の定期訓練で、今日は休みだったんですか?と声をかけられるも、うん、まあねと返答する。休みって何だろうというほどほとんど休んでない。まあ、この前の子供会の日帰り旅行は明らかに休みだけど。

自営業を選んだ以上、勤め人とは違ったハンデがあるのはやむを得ない。そろそろちゃんとした給料をもらえる仕事を考えたら?とも言われるが、どこかで、このやり方でうまくいかないかと考えてしまう自分がいる。

せっかく考える頭を持って生まれてきたのだから、もっと前向きに考えてみようか。そんなわけで、今日も懸命に生きた、という話。

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マルチ張りな1日。

ようやく晴れが続いて、朝から畑に出る。今日やってしまわないと、またしばらく畑作業をする時間が取れない。

管理機で耕耘し、ロータリーを入れ替えて畝を立て、レーキでならしてからマルチを張る。暗くなるまでの作業したが、7割までしかできなかった。

明日は別の作業を一日しなければならないので、あとは来週まわしである。

でも、ようやく玉ねぎ用の畑ができたので、一安心だ。あとはそら豆やオランダエンドウ用のマルチ張り。

それが終われば、ようやく家の周りの片づけに入れそうだ。

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目は臆病、手は鬼

塾から帰ってきて、SNSをぼんやり見ていると、「目は臆病、手は鬼」と書いてあって、何かなと思って読んでいくと、なんでも東北地方でよく使われる言葉らしく、目で見るとあまりの作業量の多さにやる気がなくなりそうになるけど、とにかく手を動かし始めれば、仕事は片付いていくという言葉らしい。言葉というものは、事柄をうまく切り取るものだ。今日からこの言葉が使えそうだ。怖気づきそうなときは、この言葉を唱えて、動き始めよう。

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トタンを運ぶ

炭焼作業開始、とは言っても木を伐るのはまだ先だ。今日は組合員仲間のゆかりさんの家にお邪魔した。彼女にトタンを譲ってもらうためだ。ゆかりさんの家の、直したばかりの屋根が、9月の大風で飛んでしまって、屋根のトタンが大量に残されている。それを、炭焼小屋の葺き替えに使ってもいいよ、と言ってくれたのだった。組合長の良樹さんと3人で、いろいろ話しながら作業を進める。いろんな人生を歩んできて、今この地に暮らしているんだなと思う。自分の暮らしかたについてあれこれ悩んでしまうこともあるけど、今ここで暮らせる喜びを味わう方が大切なのだろう。

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来年度の準備

王国での朝の打合せでは、来年度の予定を今年の日程と重ねながら立てた。来月の忘年会イベントも済んでないのに、来年の忘年会イベントの日程まで決めてしまうのが、なんか不思議だ。来月には発表できるだろう。

もっと多くの人に自然王国を体験してもらうには何に注力すればいいのか、あれこれ考える。鴨川での暮らしも15年目を迎えるし、私たちも変わっていかなければならないだろう。

その後は、ペッパーソースのラベルを120本ほど貼る。みんなみの里で少しずつ売れているので、切らさないように出品しないといけない。誰かにまかせきるのではなく、全員でそれぞれに取り組んでいくのも悪くないものだ。

明日は炭焼組合作業だ。トタン屋根修理の準備を行う。

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「たけひろさん、次どこ行こっか?」

今日は地元の子ども会の日帰り旅行で、ふなばしアンデルセン公園に行ってきた。子ども会は一年に一回、日帰り旅行をするのが恒例だ。娘たちも小学校高学年になったので、友だちと遊ぶ方が楽しくなっている。

では、私は今日どうしようかなと思っていると、今年ザリガニ取りを毎日一緒にやった隣のHくん(4歳)が、「たけひろさん、あのすべり台行こう!」と元気よく誘ってくれた。うん、と言って一緒にすべり台をすべる。「次どこ行こっか?」と言ってきて、アスレチックや100円で動くミニカー、それに手漕ぎのボートなどに一緒に乗った。彼には、私が隣のおじさんというか、年の離れた友達のように見えるのかもしれない。なんて、そんなことはないのだろうけど。

それはさておき、彼と一緒にいると、なんだか不思議な気持ちになってくる。自分の子どもではないけど、きちんと見守らないとなと思うし、それは最近自分にばかり意識が向いてしまっていた私にとって、誰かに集中していられるのは、幸せなことだった。

今日1日、彼とどれくらい笑いあっただろうか。お母さんから、「ありがとうございました」と言ってもらったけど、一緒にいれて楽しかったのは私の方だった。

入り口に鎮座していた岡本太郎の「平和を呼ぶ」というテーマの像。偉大な芸術家の作品は、物を言わないのに圧倒的なメッセージを発している。

「虹の池」という名前の池に、名前通り虹がかかっていた。

明日から、また日常が始まる。

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たまの農作業

朝はヤギの爪切りをしようと子どもたちと勇んだが、小屋まで行くとこのところの雨で地面周りがぬかるんでおり、チーズの足も汚れているので、晴れが続いたときにやることにする。ついでにもみ殻を地面にまいておいた。

本当は玉ねぎと豆の畑をつくりたいのだが、雨でぬれてしまっており作業ができない。そこで、田んぼの草刈りに行った。わが家の田んぼは集落のメインストリート!に位置しているので、草を放置していると、本当に目立ってしまう。景観を維持するためにも、できるだけきれいにしたいと思っているのだけど、思っているだけになってしまっている現状。

午後からは、にらファイトを仕込んでお米の発送。今年の発送ももう終わりだな。あとは、年間契約してくれた方に毎月きちんと発送していくこと。

夕方には山賊会の草刈りをしようと思ったが、5時過ぎにはかなり暗くなってしまったので、あきらめて帰ってきた。もう、冬だな。

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炭焼日程、定まる

夜から里山オフィスで木炭生産組合会議。メンバーのうち10名が集まった。こんなに集まるのは久しぶりで、やるべきこととその順番、日程について話し合った。来週、炭焼小屋の屋根の補修から始めていく。今年もコツコツやっていこう。

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