田植えだ、そして待望の雨!

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いよいよこの日は山賊会の初田植え。

山賊会の田んぼは親方がぐいぐい引っ張ってくれるので、苗の成長が早く、予定より1週間田植えが早まっても、対応することができる。

 

そして、田植え機デビューのお隣さん。

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緊張しながらも、どんどん植えていく。

ここぞというときにしっかりサポートしてくれる。

 

鴨川に引っ越して10年近く経つKさん。

自分でもすでに田んぼをやっているので、安定した作業っぷり。

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そして私。

私も、今年初めての田植え。田んぼが平らに代掻きされているので、とても植えやすかった。

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自分で代掻きすると、ここまで平らにはできないので、植えているときもガタガタになってしまい、周囲の人々に嘲笑されるのだが。

今回はうまく植えられたかな。

 

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そして、山賊会の田んぼ作業を一手に引き受けている親方。本人はキャプテンと呼んで欲しいらしいのだが、親方か親分と呼びたいのだ。

今回の山賊会の呼びかけ人であり、先送りにしがちな私にハッパをかけてくれる。

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午前中に、二枚植え終わった。

約1反歩の田植えだ。

 

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これが山賊会のロゴだ。

来週も山賊会の田植えなので、準備をしていかないとな。

 

さて、そ今、ようやく待望の雨が降っている。明日の午前中まではかなり降るみたいなので、これがもしかしたら月末までの最後のチャンスかも?と思っている。明日が踏ん張りどころだ。

 

 

 

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迷ったら現場へ。

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さて、昨日はメンタルトレーニングなどと書いたので、朝一に韓国の宿泊者を送り出して、早速仕事に取り掛かる。

 

水が全くなく、カラカラに乾いた田んぼを耕運した。くろきりは済ませてあるので、水が溜まってからまとめてやってもいいのだが、先が見通せないなか、少しでも草や藁をすき込んで分解を促したい気持ち。

 

私は、普段は小さな管理機で畑を耕していて、トラクターは田んぼの時期しか使わない。だから、なかなか上手くならないんだけど、同じ場所でずっとやっているから、少しずつ土地の癖などをつかみ始めている。

どこが低いか高いか、どこがはまりやすいか、どこに注意すればいいか、少しずつわかり始めている。

モヤモヤすることがあっても、目の前の仕事に集中していれば、解決策も少しずつ見えてくるものなのかもしれない。あまり効率的ではないが、鈍牛である私にとっては良い方法のような気がする。

 

午後からは、里山オフィスの椅子と机搬入。いよいよ設備が整ってきた。あとは実際に使い始めるだけだ。地域の核としての存在を取り戻すことが、1つのポイントだと思っている。

事務所として使いながらも、人が集う場所にしていければ、市内外にとってもインパクトを与えられるに違いない。

そんな空間作りに取り組めることも、ここで暮らす魅力の1つだ。

 

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見えるものと見えないものと

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播種後7日目の苗。

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今日から、稲の苗の水やりが始まった。

昨日までかけていた新聞紙をはずして、日光に当てる。去年までとは栽培方法が違うので、水やりにも工夫がいりそうだ。

 

朝食後は、山賊会の作業。

水が漏れる田があるので、畔際を踏み固める作業と、みのてという、水の通り道を作った。

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軽く溝を掘って、肥料袋を広げて土手にマルチ押さえを使って止めていく。

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このようにしないと、水が大量に流れると、土手の土を持って行ってしまい、土手が崩れる原因となってしまう。

 

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1人では面倒臭くて後回しにしてしまう作業も、みんなでやると確実にやれるのが新しい発見だ。

新しいことを始めるのはいつも面白い。

 

見えるものばかりに目を取られていると、見えないものを見落としてしまう。

作物の観察にしても、日々の暮らしにしても。

当たり前だと思って、やり過ごしてしまう中に見落としてはいけない大切なものがある気がするのだ。

ついつい、目の前のことに追われて余裕をなくしてしまいがちだけど、そんな時こそ一歩立ち止まってふりかえるようにしたいものだ。

 

 

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気分のいい仕事ができている。

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家にいられる!朝から田んぼ!と行きたいところだが、水利組合の会計処理が終わっていないことに気づき、あたふたと処理をしに行った。

処理が終わってみれば、先送りしていた仕事を終えてスッキリ。

さあ田んぼ、というわけなのだが、実は先週の21日以来雨が降っておらず、せっかく溜まった水もどんどんなくなって来ている。来週末には雨の予報なので、それを待つしかないか。

 

今日は少し水が残っている田んぼの畔塗り。

何年もこの作業をしているが、今年はなぜか作業の手応えがちがう。リズムを持って仕事ができるようになった気がする。

トラクターでうまく耕せなかったところを、鍬で少しずつ寄せていく。

一くわずつ寄せていくのは面倒くさいが、やらないでおくときれいな田んぼが作れないので、結局はやる方が気分がいいのだ。

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なんとかぬれました。

ここ何日か、気分のいい仕事ができている。

あまりお金にはならないんだけど、気分のいい仕事ができたときはやっぱりいい気分。

 

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くろ切りの終わっていない田んぼのくろを切っていたら、シュレーゲルアオガエルを起こしてしまった。このカエルは、鴨川に来て初めて見たカエル。

関西にはいなかったような気がするが。

形も色も格好良くて、本当に好きなカエル。

起こしてしまってごめんなさいね。

 

 

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ハウスの適温?それは…

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朝7時から、今日は苗移動。

山賊会の親方の家と私の家までは、車で2分くらいの距離だ。土曜日に育苗機にいれて、今日で5日目。

もう1人のメンバーと車2台で往復して運搬する。

 

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ハウスに入れた後は、このように新聞をかけて、苗を保護してやる。というのも、この状態の苗はモヤシのようなもので、直射日光を当てるにはまだ早い。

不織布をかける人もいるが、私は昔ながらの新聞紙をかけている。

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じゃん!

すべて敷き終わって、一安心と思いきや。

風通しを良くするためにハウスの窓を開けていると、風で新聞紙が舞い上がってしまう。

気づくと直していたが、直す先からめくれるのでらちがあかない。

そこで、新聞紙を10枚くっつけて、広くして敷きなおすことに。

妻も義母も子供も甥も総出で作る。

そして、ようやく。

 

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今度は木できちんと重石をして、飛ばないようにした。

あらかじめこうしておけば、二度手間をせずに済んだのに。

 

この後は、3日くらい水をやらずに、新聞紙で覆ったまま過ごさせる。そうすると、自然に苗が緑化していくのだ。

 

この時期が、一番温度管理が難しいところ。暑すぎると幼苗は一瞬で焦げてしまう。

 

苗作りを始めた頃、ずっと米作りをやっている人に、「ハウスの適温は何度くらいですか?」ときくと、「人間が気分よければ、植物もだいたい気持ちいいもんだよ」と言われたことがある。

もちろん、あらゆる農作業の場面にこれが適用できるわけではないけれど、考え方として素敵だし、なにより判断が簡単だ。

 

もう故人になってしまったその方と二度と話すことはできないけれど、田んぼ作業のあらゆる場面で彼と話したことを思い出す。

大切な場面で思い出すということは、彼が大事な場面で私を助けてくれていたんだ、と改めて思うのだ。

 

家の裏の竹林を整備した。

ちょこんと顔を出した筍。

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明日食べれるかな。

 

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次女、田んぼ進出!

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いい朝だ。

久しぶりに穏やかな1日になりそうだが、

急に注文が入ったお米をまず発送準備。

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美味しく食べてもらいたい。

今年からは山賊会でお米を育てるので、販売可能量も増える。

 

種もみ準備だが、催芽機にかけて今日で6日目になる。

5日間水温13度で浸水し、今日は32度で3時間。

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種まきのためには、もみから少し芽が出ている状態にする必要がある。温度が一定しているので、きれいに芽が生えそろった。

明日の種まきを控えて、種もみを脱水機にかけて水を切る。

 

それを終えてから、今度は田んぼへ。

水曜日に田を耕耘したので、水がある間に畔を塗るために土台を作る土を寄せなければならない。

修了式を終えて、遊び疲れた次女が私もやりたい、というので、手伝ってもらう。

 

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自分の身長と同じくらいの鋤簾を使って土を寄せる。

遊びでもいいな、と思ってやらせてみたら意外ときちんとできている。

田植えや稲刈りを一緒にやることはあったけど、準備作業をやったの初めて。いろいろやらせてみるのもいいのかもしれない。

 

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家に入る前、すももの花が咲いているのを見つけた。去年はあまり実がならなかったので今年はなってくれると嬉しいな。

 

 

 

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雨降れば、田んぼだ!

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雨だ!

朝、田を見回ると、いい感じで水がたまっている。

トラクターの出番だ!

今日の作業は、畔ぎわを耕して、畔塗りができるための準備と、田の荒起こし。

秋に耕せなかったので、一度耕しておかないといけない。

 

それにしても、寒い。

春分の日なのにこの寒さとは参ってしまうが、せっかくの雨だし、やるしかない。

こんな時は、キャビン付きのトラクターがあれば楽なのにな、と思うも、いやいや、組合のトラクターがなければ田んぼ作業ができないのだからそれだけでもありがたいと思い直す。

 

いざ、出陣。

昨日ホームセンターで膝まである長いカッパを買っておいたので、早速それを身につける。

新品なので、撥水性が素晴らしい。

騒音抑止のイヤマフと、雨が入らないように帽子をかぶった。

 

一年ぶりのトラクターだ。

自分でやり始めて6年目、田の耕耘も少しずつポイントをつかめてきたような気がする。

落ち着いてやる、ということの意味も、耕せているか確認する、ということもだんだんわかってきた。

今年こそは、トラクターを田にはめたくない。

 

耕していると、カラスが2羽やってきて、ザリガニが何かの小動物をついばみにやってきた。

ちゃんとわかっているのだな。

 

午前と午後2時間ずつ、4時間やると身体が凍えてしまった。予定していた範囲の作業は終わったので、まあよしとしよう。

 

我が家の田んぼ作業もようやく本格化だな。

 

 

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どんな手でも助かります。

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今日は仲間でやっている米作りの会、山賊会の第1弾種まき。会長のお宅に集まり、機械で播種をする。

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さすがに、機械でやると速くて、170枚弱の箱を1時間もかからずに播き終えた。

去年までは完全に手作業でやっていたので、あまりの速さに驚いた。

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これが育苗機。3日くらいで発芽する。

 

来週の土曜日に、第2弾の種まきを行う。種もみは、私が準備する役割で、今進めているところ。明日から催芽機にかける予定。

 

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午後からは、次女と苗箱洗い。本来なら、田植えが終わったらすぐに洗っておくべきなのだが、今日まで引き延ばしてしまった。

高圧洗浄機で洗うのが面白かったらしく、飽きずに最後まで一緒にやれた。

 

まだやれる?と聞くと、やる、というので、もう一つ一緒に作業した。

それは、ハウス建設作業だ。虫除けのネットをビニールを貼る前につけておきたかったのだ。ホームセンターに資材を買いに行って、2人で相談しながら作業を進めた。

小4でも、うまくやるにはどうすれば良いかちゃんと考えられるし、ネットを軽く引っ張ってもらうだけで私の作業は本当にやりやすくなる。

喜んで手伝ってくれるうちに一緒に作業をしておこうと思うのだった。

面白かった!と言っていたので何よりである。

 

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少しずつでも進められれば。

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いい天気。午後から区の総会があるので、午前中が勝負!

コメの育苗に使う催芽機の使用法のレクチャーを受けた後、田んぼへ。

畔際に5センチほどの穴が開いていて、そこから水がほとんど流れ出ていた。

そこで、たまたま水利組合の水の順番が空いていたため、こちらに水を回してもらえることになった。

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ますに板を入れて、水の流れを変えてやる。

これで、明朝にはたまっているだろう。

 

想定外の作業が入ってしまったため、前から予定していたハウス建設にとりかかるのが遅くなってしまったが、お隣さんが快くお手伝いしてくれるので、気を取り直し、今日やれる分だけをやることにした。

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ハウスの筋交いつけ。

直管を曲げながら本体にクランプでくっつけていくので、2人で息を合わせて進めなければならない。

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おかげで、筋交い4本をなんとか入れることができた。あとは、1人でコツコツやれば、来週末にはビニール張りができるか?いや、やらねば。

 

3月も半ばを過ぎ、少し心の余裕がなくなってきているのだけど、少しずつでも形が進んでいければいいのではないか。そう言い聞かせている。

 

 

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雨の日には。

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タイトルからは何か、雨にふさわしい作業をやったような気配を漂わせているものの。

昨夜から激しい雨が降り続いており、朝一で田んぼの見回り。うまい具合に水が溜まりそうだ。

帰宅して、コーヒーを淹れる。忙しい日々が続くと、豆を挽いてコーヒーを淹れる余裕がなくなる。未だにハンドミルで豆を挽いているのだが、これがなかなか気分転換になるのだ。

雨の中でも、やるべきことはもちろんあるのだけど、今日は家でのんびりすることにした。

午前中は、昨夜遅くまで議論した消防団の総会資料作り。PCの調子が悪いので時間がかかるが、読書して、ラジオを聴きながら資料をまとめていく。

資料だけを作る場合は、頭は使わないのでながら作業でも問題はない。

資料作りを終えた後は、読書タイム。最近読んでいるのは、これ。

 

維新史再考―公議・王政から集権・脱身分化へ (NHKブックス No.1248)

維新史再考―公議・王政から集権・脱身分化へ (NHKブックス No.1248)

 

学生時代から幕末から明治にかけて、それからの近現代史に関心を持ち、考え続けている。

今年は明治150年だし、だからというわけではないのだけど、どんな動きがあったのか改めて知りたいという考えから手に取っている。

本書には、幕府も雄藩も公家も様々な立場で状況に向かい合っていたことが冷静に分析されている。今まで曖昧だったことも、少しずつ自分の頭の中で形を持ってきそうだ。

歴史が嫌いだという中学生たちに興味を持ってもらえるようなネタがあれば、というのはそれを話す私の力量次第なのだが。

 

明日は午前中に集中作業だ!

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