試行錯誤の中で

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先日作った移動式鶏小屋だが、タイヤ分の高さを加えると地面からすこし隙間が空いていたため、さっそく鶏が脱走してしまった。とは言っても畑の周りで草をついばんでいるだけなのだが。

私が不在の時に外に出るとトンビやカラスに狙われるのでできれば小屋の中にいてほしいと思っている。

そこで、杉の野地板を小屋の下部にはりつけて、隙間を埋めた。

彼女にはかわいそうだが、なるべく草のあるところに小屋を持っていくのでその中で暮らしてほしい。

小屋が完成した!と思っても木工にうとく、鶏の特徴をつかめていないため、あれこれやり直さなければならない作業が出てきてしまう。

どこかに学びに行きたいと思うも、なかなか時間もとれないので、物を作りながら学んでいくしかないだろう。

でも、そんな試行錯誤が私の人生なのかもしれないな。

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ジャガイモとニンニク。

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明日から雨が降る予報なので、わずかに発芽していたジャガイモとニンニクを収穫。

今年はなぜか3月に定植したジャガイモがうまく育たなかった。わずかに収穫できたジャガイモは、なかなか美味しそう。

 

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ニンニクは、去年の9月頃にタネをホームセンターで買ってきて植えたもの。スーパーで売っているのは基本的にホワイト6片という大きな品種なのだけど、在来のニンニクは小さい。腐りにくいので、このニンニクが好きだ。ニンニクは、植えるときに一片ずつ植えるのだけど、今年はそれがほぼうまく育ってくれたので、今秋のタネ用にできるニンニクを収穫することができた。

とったばかりのニンニクをすりおろしてみたら、水分が沢山あるのでとてもなめらかだった。香りも良かった。

 

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ハブ草も、元気に育っている。この畑にはウサギが出るので、食べられてしまわないか心配だけど、これから様子を見ながら対処していこうと思う。

山羊のチーズは人影が見えているとあまり鳴かないので、今日は畑に繋いで草をはませていた。

山羊が草を食べている姿は結構面白い。

いろんなものの世話があって大変だけど、それはそれでやりがいもあるし、元気な姿を見るとまた頑張ろうと思うのだ。

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ベジタブルガーデン進行中。

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今日の午前中は、昨日の続きの作業。きゅうりのネットを張り、トマトの支柱たてと結束。

チーズを近くにつないで、草を食べさせる。

人が近くにいると、落ち着いて草を食べている。

 

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2時間弱で、結束まで終わらせることができた。

4月からベジタブルガーデンを作ることを決めて、夏野菜が植えられると、少しずつそれらしくなってきた。

今までと植えている野菜の種類、数はそれほど変わっていないのだけど、区画のやり方を変えるだけで見た目が随分違うのがおもしろい。

 

今この場所に植えてあるのは、トマト、きゅうり、ゴーヤ、ナス、ピーマン、ししとう、ズッキーニ、オクラ、モロヘイヤ、そしてサツマイモ。

畑の溝には、今年はできるだけ草を敷いていこうと思っている。草を敷いて、踏みしめていくことで、少しでも有機物を畑に供給しようという考え。

 

初めての試みだけど、今のところ面白く進んできている。目を見張るほど美しく仕上げたいものだ。

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トマトの思い出

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私が家にいて、日差しがあまり強くないときは、チーズを外につないでいるのだが、近くにいると鳴かないのに、離れるとすぐに大声で鳴きわめく。山羊は寂しがりやだと聞いたことがある。ずっと一緒にいるわけにはいかないのだけど、まめに会いに行こうと思っている。かわいいし。

 

午前中は、きゅうりのパイプアーチを立ててネットを張る。妻が手を貸してくれたので、きりのいいところまでは進めることができた。

6月を迎える頃になると、夏野菜の生長速度はさらにはやまり、手をこまねいていると作業はどんどん遅れてしまう。

 

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今年も、トマトを露地とハウスとで育てている。露地トマトの支柱を少し立てたのだけど、あまり手をかけられていなかったのでわき芽が随分生えてきていた。支柱を立てるのをやめて、先にわき芽かきを行なった。わき芽をかくと、トマトの成分が手について、トマトくさくなる。その匂いを嗅ぐと、いつも思い出すことがある。

 

トマトは、私にとって特別な野菜だ。17歳の時、3反歩のトマトハウスの担当になって、一夏、栽培に携わったのだ。毎日トマトハウスに通って、生育記録をつけたり、管理作業をしたりしていた。

 

ところが、夏を迎える頃からハウス内にオンシツコナジラミが大量発生し、トマトが真っ黒になったり、尻ぐされ病と言う、トマトの下の部分が黒く変色したりと、最後は出荷ができず、切ないことになってしまった。

 

そのトマトハウスをうまく管理できなかったことが、当時私がいた農業共同体を離れる決心をする遠因となったのだが、それはまた別の話。

 

その当時と比べると今はほんのわずかしか栽培していないけど、今でもやはりトマトを触るときはいとしさを感じるのだった。

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中学生の農業体験

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朝9時から、浦安市の中学2年生6人の農業体験の受け入れ。今年で4年目となるプログラムになる。9時から3時半までのみっちりプログラム。

4年目で、初めての雨になった。

雨がまだ激しくない朝のうちに、昨日買ってきたサツマイモの苗を畑に植えた。

農業体験というと、簡単そうに見えるのだけど、やり方を伝えるのはなかなか難しく、工夫が必要だ。

自分でやって見せながらポイントを伝えるのだけど、一度聞いてわかる人はやはり少ないので、押さえてほしいポイントは作業ぶりを見て何度も伝える。

その後は、気になっていた豆の片づけ。支柱を外すだけだが、やはり6人でやると早い。

残念ながら雨が激しくなってきたのでハウスに移動して、トマトの管理作業を行う。

彼らにとっては普段やらないことなので、紐の結び方など、なかなか大変なこともあったと思う。

午後からは、ピーマンを定植し、藁を畝に敷いた。

 

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ここまでやると、ただ単に畝が立ててあるだけだったところが、畑らしくなってくる。

彼らにとって、農業は身近ではないものだけど、今日の体験をきっかけに少しでも考えてもらえればなと思う。

学校のプログラムできているので、やる気に満ち満ちている!というわけではないのだけど、私が楽しくやってる姿を少しでも見てもらえたかな。

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日々、少しずつの工夫を加えて

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朝は、ほんの少しだけ雨が降っていたので、山羊のチーズの投薬は少し雨が落ち着いてからにして、ザリガニの確認におもむく。朝晩2回の見回りだ。午前中にさらに3つ罠を投入。1日で50匹近くとれる。ザリガニ屋さんをやろうかと思うくらい。

しかし、これだけ苗を切られると、完全に萎える。山賊会のお米もあるから、自分の田んぼは諦めようかと思うくらいだけど、諦めませんよ。

 

来週の中学生の農業体験に備えて畑作り。以前書いたように、今年は3.6m*3.6mの正方形の区画を作ってみるつもり。

 

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楕円形の畑なので、きれいに正方形が取れるわけではないが、ある程度幾何学的に仕上げることができた。ここには、夏野菜と大豆、サツマイモなどをやる予定。

昔は、人によく、「おれは農業に向いてないんだよ」といっていた。たしかに、上手に作物を育てられる方ではないだろう。途中で農作業よりも他のことを優先してしまうことは多いし、作業が適期遅れになることもしばしば。

でも、飽きずに続けられているのは、どこかでこの仕事が好きだからだろう。

日々、少しずつの工夫を加えて行けば、毎日楽しんでやれるんじゃないかな。

だから、「農業に向いてないんだよ」という言い訳は止めることにした。

 

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梅もぎ体験?

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朝から強い日差しの1日だった。

あとで天気予報を見たら、真夏日だったらしい。

田んぼを見てみると、残念ながらザリガニの被害が多く、なんと一番広い田んぼは驚くほど稲が切られている状態になっている。

明日、余っている苗を田植機で無理やり植えてみようかと思っている。

 

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日曜日に中学生たちが植えてくれた夏野菜は、ハウスの中で根づき始めているようだ。

大切に世話していこう。

 

田のさし苗をしようとしていたら、妻に、「高いところの梅を取ってほしい」と言われて、梅の木に向かう。脚立に登って、梅もぎを始めた。よく考えれば、私にとっては初めての梅もぎ。梅干しが大好きなので、この後が楽しみだな。

なんて、農業体験をした参加者みたいな気持ちになってしまった。やっぱり、初めては楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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田植えの後は、夏野菜準備。そして雨。

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田植えを終えて、今日は1日夏野菜の準備。

 

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4/23に形成した、ベジタブルガーデンの様子。

3.6m*3.6mの区画に、ビニールマルチを張ることにした。理想的には草やわらでマルチをしたいんだけど、手が回らないためビニールマルチを張る。

 

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午前中は妻と一緒に、午後は一人で張った。

農作業の効率を考えたら、真ん中で区切ったりせずにできるだけ野菜を育てるようにした方がいいのだけど、このように区画に分けた瞬間に、心なしかデザイン的な畑に感じられるのが不思議。やる気も湧いてくる。

 

すでに植えてある野菜に加えて、オクラとモロヘイヤを定植した。

この後は、きゅうりを2品種、トマトやナス、ピーマンなどの夏野菜を植えて行く予定。

落ち葉やわら、草などを入れて土を育てていきたい。

 

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先日播種したエビスグサ(ハブ草)が発芽した。初めての野菜なので、どんな風に育って行くか観察していこう。

 

夕方過ぎから、雨が降り始めた。この雨で、水が抜けている田んぼに水がたまるだろう。雨が降ったり降らなかったりで右往左往しているけど、自然に合わせた暮らしが自然にできていることは幸せなことだな。

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明鏡止水、なんてね。

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週末の田植えまで、作業ができる日は今日が最後。朝一で肥料を散布して、6月のイベントについて打ち合わせ。ある企業の方と一緒に進めるイベントで、内容を聞くだに興味津々。どんな関わりができるか楽しみだ。

 

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帰ってきて、畑をのぞくとそら豆がだいぶ大きくなってきていた。食べるにはまだ早いけど、作物を育てて楽しい時はこんな風に生長が目に見える時だ。

 

午後からは、田んぼの草刈り。

田植え前までに田んぼをきれいにしておきたかった。そして、今回から草刈りをした後の草を全部まとめて、一箇所に集めることにした。

 

というのも、土手の草というのは昔は全て刈った後きれいにしたものだったらしい。放置しておくと土手の土が肥えてしまい、土手が崩れやすくなったり、草は牛の餌にしたからだったらしい。

 

私はそのことを知っていたんだけど、草を刈るだけで結構大変なので、草を集めるのは面倒くさいし疲れるので、これまでずっと放置してきていた。

 

でも、今回からは、やろうと思った。草を集めておけば、それを草マルチや肥料がわりに使えるし、土手もきれいになるからだ。片付けまでを作業時間に入れておけば、なんとかなるのではないかと思う。

 

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草を集め終えて、一番上の田んぼから写真を撮ってみた。日の光に反射して、明鏡止水とはこんな状況かと感じた。心がざわめき立つことは多々あるけれども、こんな風景が身近にあれば心が帰ってくることもできるだろう。

 

 

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エビスグサ播種。

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夜から雨の予報だったので、午前中に畑作業をすることにした。雨が降ると、せっかく耕した土が固まってしまうのだ。

管理機であげてしまった余分な土をスコップで移動させて、畝を整える。

 

先日購入した、エビスグサを播種することに。これの種子を炒って煮出せばハブ茶ができるそうだ。秋の収穫まで、のんびりと生育を見守りたい。

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畝を立てて、溝を掘って播種をした後もみ殻をまく。1週間くらいで発芽するようだ。

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手前がニンニク。その先が里芋、そして籾殻の部分がエビスグサ。さらに奥がジャガイモだが、実はジャガイモは半分くらい発芽しないという異常事態に見舞われている。

種芋の状態か、植え方なのか、原因ははっきりとはわからないけど、残っているところを育てるしかないだろう。

 

明日の雨で、田んぼ作業を終わらせることができるだろう。週末からは田植え開始。田植えが終わってしまえば、すこし息がつける。

その後にはヤギと、鶏を迎える準備。そして、夏野菜の定植だ。

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